皆さんは海外旅行がお好きですか?旅行は好きだけど英語ができないので緊張して十分楽しめないという方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、海外旅行に行く際に、英語の超初心者さんでもこれだけは覚えておきたいというフレーズをシーン別に総まとめでご紹介します。
入国審査場での旅行英会話
まずは旅のはじめ、飛行機が到着した際の入国審査で必要な英会話フレーズをご紹介しましょう。スムーズな英会話で突破し、好調な出だしで旅をスタートさせましょう。
滞在の目的は?
What’s the purpose of your visit? – For sightseeing(滞在の目的は何ですか?- 観光です。)
「purpose」は「目的」という意味。直訳すると「あなたの訪問の目的はなんですか?」となります。観光で行く際は「For sightseeing」、仕事の場合は「For business」と答えましょう。
滞在日数は?
How long will you stay here? – four days.(どのくらい滞在しますか? – 4日間です。)
何日間の滞在かを聞かれた場合には、かんたんに「● days」と答えるといいでしょう。「How long」は「どのくらい長く」という意味。「here」の代わりに「in The U.S.?(アメリカに)」などと変化することもありますよ。
どこに泊まるの?
Where are you going to stay? – At the ABC Hotel in New York.(どこに泊まりますか? – ニューヨークのABCホテルです)
どこに泊まるかと尋ねられた際には、ホテルの名前を伝えると確実です。「stay」は「滞在する」「泊まる」という意味。もしどのホテルに泊まるか決まっていない場合には「At a hotel(ホテルに)」と伝えておくといいでしょう。また友達の家に泊まるという場合には「At my friend’s(友達のところ)」と答えましょう。
交通手段を利用する時に必要な英会話
空港からホテルへ向かう際もドキドキするものですよね。その他、旅行中にバスやタクシーなどを使う場合にも使えそうな英会話表現をご紹介しましょう。
どのバスに乗ればいい?
Could you tell me which bus goes to the ABC Hotel?(どのバスがABCホテルに行くか教えていただけますか?)
飛行場からホテルまで直接バスが出ていたり、近くまで行けるバスがあるのであれば、この表現を覚えておきましょう。「Could you tell me 〜?」は「〜を私に教えていただけますか?」という丁寧な表現で、道を聞く際にも便利です。
何時に出発しますか?
What time does this train leave?(この電車は何時に出発しますか?)
バスや電車などの出発時間を聞きたいときに使える表現です。「What time」は「何時」という意味。「leave」は「出発する」という意味の単語です。
どうやって行けばいいですか?
How can I get to the ABC station?(ABC駅まではどのように行けばいいでしょうか?)
目的地までの移動手段や行き方を聞きたい場合は、「How can I get to 〜?(〜までどのように行けばいいですか?)」が便利です。
〜までお願いします。
I’d like to get to the ABC Hotel.(ABCホテルまでお願いします。)
タクシーに乗った際、目的地を伝えるのに使える表現です。「get」はここでは「着く」という意味で、「I’d like to get to〜」なら「〜まで行きたいです」という意味。
降ります!
I’m getting off!(降ります!)
バスが混雑していて、折りたい停留所で出口まで遠い場合や、降りる前にドアが閉まってしまいそうな場合には、大きな声で「I’m getting off!(降ります!)」というといいいでしょう。
ホテルのチェックイン・チェックアウト
ホテルに到着すると次はチェックインを済ます必要がありますよね。またホテルを出る際にはチェックアウトで英語が必要です。そんなときによく使う表現をご紹介しましょう。
チェックインお願いします。
I’d like to check in, please.(チェックインをお願いします。)
ホテルのフロントにこう伝えるといいでしょう。チェックアウトしたいときには「I’d like to check out, please」といえばOK。「I’d like to」は「〜したいのですが」の表現ですが、その表現を省いて「Check in, Please」だけでも大丈夫です。
お名前をお願いします。
May I have your name? – My name is Takako Hoshino.(お名前をいただけますか? – 星野 貴子です。)
チェックイン時は予約名を聞かれます。「May I have your name?(お名前を伺ってもいいでしょうか?)」や「Could you give me your name?(お名前いただけますか?)」という形で聞かれる事が多いでしょう。この表現はどんな時でも名前を聞かれる際に耳にするフレーズなので覚えておいて損はありませんよ。
パスポートを拝見してもいいでしょうか?
Could you show me your passport? – Sure.(パスポートを拝見してもいいでしょうか? – もちろん)
ホテルでは、海外からの予約客にはパスポートの提示を求める事が多いので、「Sure(もちろん)」や「Here you are(はいどうぞ)」といった形で返事をするといいでしょう。
チェックアウトは何時?
What time is check out?(チェックアウトは何時ですか?)
チェックアウトの時間を確認したいときにはこの表現が便利です。「What time~?」は「~は何時ですか?」という意味。その他例えば「What time is the breakfast closed?(朝食は何時までですか?)」などにも使えますよ。
レストランでの英会話
ホテルのレストランやちょっと良いレストランなどは予約をしておくと安心です。そこで予約のとり方やレストランに到着した際の英会話をご紹介しましょう。
予約をしたいのですが
I’d like to make a reservation for tomorrow night, at 6 o’clock.(明日の夜6時に予約をしたいのですが。)
「make a reservation」は「予約をする」という意味。その後、日にちと時間を伝えましょう。「I’d like to」は「〜したいのですが」という丁寧な表現ですよ。
何名様ですか?
How many will be in your party? – Table for four.(何名様でしょうか? – 4名用のテーブルで。)
「party」は「宴会」の意味のパーティーではなく、ここでは「グループ」「団体」という意味になります。つまり「あなたのグループは何名になりますか?」というのが直訳ですね。簡単に「For how many?」と聞かれることもよくあります。「4名です」という時は「For four」とだけ答えても問題ありませんよ。
ご注文は?
May I take your order?(ご注文はお決まりですか?)
サーバー(給仕)が注文を取りに来る際によく使う表現です。「order」は注文の意味。「May I」は「〜してもいいですか?」という意味です。
おすすめはなんですか?
What do you recommend?(おすすめはなんですか?)
メニューを見て迷ったらサーバー(給仕)の方に聞いてみましょう。「recommend」は「推薦する」「おすすめする」という意味の単語ですよ。
会計お願いします。
Can I have my check, please?(会計をお願いします。)
一通り食事が済んでお会計をしたいときに使える表現です。「check」は「お会計表」のこと。「bill」とも言います。
買い物をする際の英会話
旅行といえば現地の買い物ですよね。洋服やおみやげなど、スムーズに気に入った物を購入したいものです。そんなときに使える表現をご紹介しましょう。
いくらですか?
How much is this?(これはいくらですか?)
欲しい物や気になるもののお値段を確認する言葉です。指を指しながら「How much is this?(これはいくらですか?)」と聞きましょう。なお、遠くのほうにあるものは「How much is that?(あれはいくらですか?)」と聞くのが自然ですよ。
あれを見せてください。
Would you show me that?(あれを見せていただけますか?)
遠いところにおいてあるものなどをよく見たいときに使える表現です。「Would you show me 〜?」は「〜を私に見せていただけますか?」という丁寧な表現ですよ。
試着はできますか?
Can I try this on?(これを試着してもいいですか?)
気に入った洋服などを試着したいときに使える表現です。「try 〜 on」で「〜を試着する」という意味。
クレジットカードは使えますか?
Do you take credit cards?(クレジットカードは使えますか?)
最近では海外旅行中でも、クレジットカードでの買い物が安心という方は多いと思います。日本よりもクレジットカードが普及している欧米はほとんどの場所でクレジットカードが使えますが、小さい商店などで不安な場合は確認してみましょう。
体調不良のときに使える英会話
時差や慣れない気候に疲れも相まって、旅先で体調を崩すこともあるでしょう。そんなときに使える、知っておくべき表現をご紹介します。
救急車を呼んでください
I need an ambulance.(救急車を呼んでください。)
現地で事故など急を要する怪我をしてしまった場合には、救急車を呼ぶのも一つの手です。「救急車」は「ambulance(アンビュランス)」と発音します。なお、日本と違って救急車を呼ぶと莫大なお金がかかることもあるので、旅行前にも事前に調べておきましょうね。
お腹がいたい
I have a stomach ache.(お腹が痛いんです。)
病院などで不調を訴えるときに使える表現です、「I have a ● ache.」は「〜が痛い」という表現で、「I have a head ache.」なら「頭がいたい」という意味。ある程度連続して痛みがある時に使われる表現です。その他、「I have pain in my stomach.(お腹に痛みを感じる)」という表現もあり、足や頭などどんな場所でも使えますので、こちらも覚えておきましょう。
気分が悪い
I feel sick.(気分が悪いです。)
「具合が悪いとき」や「気分が悪い時」に使える表現です。吐きそうなほどであれば、「I am feeling nauseous.(吐き気がする)」といいましょう。
トラブルにあったときの英会話
最後に、道に迷ったときやホテルでのトラブル、盗難など、旅行中に困ったときの英会話をまとめてご紹介しましょう。
道に迷う
Excuse me, but I’m lost.(すいません、道に迷っています。)
誰かと待ち合わせをしているけれど、道に迷ってたどり着けない場合など、相手に電話をして「I’m lost.(道に迷っている)」と伝えるといいでしょう。全く知らない方に「道に迷ったので道を教えてほしい」と言いたい場合には、例文の後に「How do I get to the ABC station?(ABC駅にはどうやっていけますか?)」と聞いてみましょう。
部屋を移動したい
The air conditioner does not work. Can I move to a different room?(エアコンが動きません。他の部屋に移動できますか?)
ホテルの部屋に不具合があったとき、部屋を変わりたいと伝える表現です。「A does not work」は「Aが動かない」という意味。その他「There is something wrong with 〜(〜の調子がおかしい)」という表現も使えますよ。
かばんを盗まれた
I have my bag stolen.(かばんを盗まれました。)
「have 物 stolen」で「ものを盗まれる」という意味のフレーズになります。警察やホテルなどでものを盗まれたことを訴えるときに使いましょう。
飛行機に間に合わなかった
My flight was delayed and I missed my connecting flight to Japan.(飛行機が遅れて日本行きの乗継便に間に合いませんでした。)
乗り継ぎが必要な飛行機で旅行をしている場合、前の飛行機が遅れてしまうことも無きにしもあらずです。そんな時は「delayed(遅れた)」ことと、「connecting flight(乗継便)」を「missed(のがした)」ということをしっかり伝えましょう。その後「Could you get me another flight?(別の便を取ってもらえますか?)」などと、要求内容を伝えましょう。
部屋を締め出された
I’ve locked myself out.(部屋を締め出されてしまいました。)
オートロックのホテルで、鍵を中においたまま、自分が外に締め出されてしまって中に入れないということがあるかもしれません。そんな時は「lock myself our(自分を締め出してしまった)」という表現を使います。
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