「毎日●●している」など、自分の「習慣」を表わす表現をいくつ知っていますか?習慣と聞いて”habit”を思い浮かべる人もいるでしょうが、実は”habit”以外にも習慣を表わせるフレーズはいろいろあります。この記事では現在の習慣や過去の習慣など、「習慣」にまつわるさまざまな表現をお伝えしていきます。いろいろな表現を覚えて、会話の幅を広げていきましょう。
まずは基本から!覚えておくと便利な表現
習慣にまつわる表現を覚えると、自己紹介などの際にバリエーション豊かな会話ができます。まずは基本の形を覚え、自分のことを説明できるようにしておきましょう。
現在の習慣は現在形にして伝える
動詞の現在形にはいろいろな用法がありますが、「時間が変化しても変わらないもの」を表わすときにも使われます。代表的な例は太陽が東から昇って西へ沈む、といったような「不変の真理」です。そして、「習慣」もまた時間の変化による影響を受けないものなので、現在形で表すことができます。もちろん、長い目で見れば習慣が変わることはありますが、それは1週間~1か月といった短いスパンでの変化ではないでしょう。仮にその程度で変わるものならば、「習慣」とは言い難いはずです。
「現在の習慣」の具体例
では、自分の現在の習慣を表わすフレーズを実際に見ていきましょう。
I go to school by bus. (私はバスで学校に行く)
I play basketball every Saturday morning. (私は毎週土曜の朝にバスケットボールをやります)
I always get up at 6:30 am. (私はいつも朝6時半に起きます)
I drink a cup of coffee in the afternoon. (私は午後にコーヒーを一杯飲みます)
ご覧のように、自分の現在の習慣を表わすときは”I+動詞の現在形”です。”always”や”in the afternoon”など、頻度や時間を表わす副詞を入れるとさらに細かな説明ができます。
「過去の習慣」を表わすには?
現在の習慣ではなく、昔どんなことをしていたのかを説明したいときもありますよね。そんなときは”used to+動詞の原形”もしくは”would”を使うと「かつて~したものだ」を表わすことができます。”would”は”will”の過去形ですが、実は「過去の習慣」を表わすときにも使います。
I used to play the piano. (昔はピアノを弾いていました)
I used to catch a train in the early morning. (昔は朝早い電車に乗っていました)
I would take a nap after lunch. (昼食のあとに昼寝をする習慣がありました)
I would often go to music concerts. (昔はよく音楽コンサートに行っていました)
やめたいけどやめられない…そんな表現は?
自分の日々の生活を振り返ってみると、中にはついクセでやってしまう、本当はやめたいと思っているような「悪い習慣」もありますよね。そんな「つい~してしまう」という表現も合わせて覚えておくと便利です。
基本は”can’t help myself doing~”で大丈夫
“can’t help myself doing~”は、「~せずにはいられない」という表現です。頭ではわかっているんだけど、ついついやってしまう…そんなことを言うときに使います。
I can’t help myself eating too much every night.(毎晩食べ過ぎてしまうのはどうしようもない)
I can’t help myself drinking beer every day. (毎日ビールを飲まずにはいられないんです)
I can’t help myself shopping online. (ついついネットショッピングをしてしまいます)
I can’t help myself staying up late. (ついつい夜更かししてしまいます)
“myself”のうしろに、自分がついしてしまう「行動」を表わす動詞の、現在進行形の形を入れれば完成です。
「気を付けてはいるんだけど」というフレーズも
「つい~してしまう」を言い換えると、「気を付けているが、~してしまう」と言うこともできますね。「現在の習慣」を表わすフレーズの前に”I try to be careful, but~”を加えると、そのニュアンスを伝えることができますよ。
I try to be careful, but I often eat sweets late at night. (気を付けてはいますが、夜遅くによくお菓子を食べてしまいます)
I try to be careful, but I always leave assignments until the last minute. (気を付けてはいますが、いつも課題をギリギリまでやらずに残してしまいます)
I try to be careful, but I always fall asleep while using my smartphone. (気を付けてはいますが、いつもスマホを見ながら寝落ちしてしまいます)
これから習慣づけたいことを表わすとき
新しく習慣づけたいことがあるとき、あるいは今の習慣を変えたいと思っているときなどには、下記のフレーズを使うとそれが表現できます。
「習慣を変えたい」ときにはなんていう?
単純に「習慣を変えたい」という場合には、下記のように”habit”を使って直訳ができます。
I would like to change this habit. (私はこの習慣を変えたいです)
I want to change my bad habit. (私の悪い習慣を変えたいです)
前段落で説明したような「悪い習慣」を表わすフレーズで自分の習慣について説明し、上記のフレーズを加えればより細かい説明ができますよ。また、「変えたい」ではなく「辞めたい」というときには”break”を使います。
I would like to break my smoking habit. (喫煙習慣を辞めたいです)
「習慣づけたい」を表わすフレーズ
「習慣づける」というときには”make a habit of”が使えます。”of”は前置詞ですので、後ろに動詞を入れる場合にはingを使って動名詞にしましょう。
I would like to make a habit of reading. (読書を習慣づけたいです)
I want to make a habit of studying English every day. (毎日の英語の勉強を習慣づけたいです)
ちなみに、”would like to~”など「~したい」というフレーズを入れずに使うと、単純に現在の習慣を表わせますよ。
I make a habit of getting up early. (私は早起きを習慣にしています)
こんな表現も知っておくと便利
習慣を変えたい!と思いつつも、実際にはそれほどすぐには変えられないのが日々のルーティン。「今まさに変えようとトライしている」、「一時的に行動を変えている」、そんなときには”stay away from”を使って下記のように表わしましょう。
I stay away from staying up late. (夜更かしはしないようにしています)
I stay away from smoking every day. (毎日の喫煙は控えています)
まとめ
今回の記事では、日々の習慣にまつわる英語表現をご紹介してきました。さまざまなフレーズがあるので、自分のことをより詳しく説明できるようになったのではないでしょうか。会話の中で「つい~しちゃうんだよね…」などと言えば、「私も!」と、話が膨らむきっかけになるかもしれません。会話の引き出しを増やして、英語での会話をより楽しんでいきましょう。
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