「実を言うと」「つまり」など英会話の文頭英語わかる?表現の幅がぐっと広がる副詞をマスター

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普段日本語で話をするときに、「実を言うと…」「つまり、」といった言葉で始めることが多いのではないでしょうか。これを英語で言えるようになると、会話をよりスムーズに進めることができるようになるはずです。Actually(実は)といった副詞やThat is to say(つまり)といった副詞句など会話の文頭でよく使われる表現をマスターして、日常の英会話の中で使ってみましょう。

「実を言うと」を英語で言う

特に込み入った話ではなくても、なんとなく「実を言うと…」と始めることがありますよね。英語でもそのように、話を切り出すのにピッタリの副詞表現があります。会話でよく使われるものを押さえておきましょう。

「実は」のActually

Actually, I was against it from the beginning.
(実を言うと、最初から反対でした)

actual(実際の)という形容詞を副詞にしたもの。「実はね」と切り出したいときにピッタリです。

「実際には」のIn fact

In fact, this was the customer’s request.
(実際には、これは顧客のリクエストでした)

factは「事実」で、actuallyより厳密に「事実はこうである」と伝えたいときに使います。

「正直言って」のHonestly

Honestly, that is all I know.
(正直言って、知っていることはそれで全部です)

honestは「正直な」。honestlyはTell me honestly.(正直に言ってください)のように文字通り「正直に」という意味を表すこともあれば、「言ってしまえば」「本当のところは」と、話を切り出すための言い方である場合もあります。

「実を言うと」はTo tell you the truth

To tell you the truth, it was David’s idea.
(実を言うと、それはデイビッドのアイデアだったんです)

truthは「真実」で、honestlyより厳密に「真実を伝えると」という意味合いが出ます。

「つまり」は英語でどう表現する?

話を言い換えたりまとめたりするのに、「つまり」と言うことが多いですよね。英語ではI meanがよく使われますが、例えば次のような表現も知っておくと便利です。

「言い換えると」のIn other words

In other words, they accepted the deal.
(つまり、取引成立ですね)

they accepted the dealは「彼らは取引を受け入れた」。In other wordsは「別の言葉で言うと」「言い換えると」ということで、話をまとめたりはっきりさせたりするのに使われます。

「それはつまり~」のThat is to say

That is to say, the policy has been changed.
(それはつまり、ポリシーが変わったということですね)

「それは~ということですね」という言い方。やはり話をまとめたり、あいまいな言い方をはっきりさせたりするときに使います。

「要するに」のIn short

In short, it’s challenging.
(要するに大変だということですね)

shortは「短い」または「短いもの」で、In shortは「短く言うと」「要点をまとめると」といった意味になります。

「どうやら」と英語で言ってみよう

会話では「どうやら~のようだ」とぼかした言い方をすることがありますが、英語ではこれをひとことで表現できます。「明らかに」や「~だといいけれど」といった言い方も知っておきましょう。

「どうやら~らしい」のApparently

Apparently, there are too many things to do.
(どうもやることがたくさんありすぎるようです)

apparentlyは「見たところ/聞いたところ~のようだ」という意味を表します。apparentは「明白な」で、「明らかに」という意味で使われることもあるので、注意してください。

明らかに」はObviouslyで

Obviously, there was another way.
(明らかに、別のやり方がありました)

obvious(明白な)を副詞にしたもの。「もちろん」「言うまでもなく」といったニュアンスになります。

「~だといいけれど」はHopefullyで表せる

Hopefully, it will be sunny tomorrow.
(明日は晴れだといいんですが)

I hope ~やWe hope ~と同じような意味ですが、Hopefullyは文の頭につけるだけでOKです。

「ところで」と話題を切り替える

話題を切り替えるときや「そういえば」と何かを思いついたときに使う「ところで」。英語で表現する方法を知っておけば、いざというときに重宝しそうです。

「ところで」の定番はBy the way

By the way, how did the meeting go?
(ところで、会議はどうでしたか?)

SNSではよくBTWと略されます。新しい話題を切り出すときだけでなく、「そういえば」「ちなみに」となんとなく言いたいときに使える、便利な言い方です。

「そういえば」のSpeaking of which

A: Upper management was replaced.
(上層部が入れ替わりましたね)
B: Speaking of which, what do you think of our new boss?
(そういえば、新しい上司のことどう思いますか?)

相手の発言を受けて「そういえば」と切り出すのが、Speaking of which。このwhichは、相手の発言全体を指しています。

「とにかく」と言いたいときのAnyway

Anyway, let’s forget about it.
(とにかく、そのことは忘れましょう)

anywayには「とにかく」「いずれにせよ」「どうにかして」といういろいろな意味が含まれ、話題を変えたいとき、話をまとめたいときなどに便利に使えます。

「いつも」や「たまに」を英語で言えると便利

「いつも」じゃなくても「いつも~」、何かを特定したくないときに「たまに~」と始めることがありますよね。英語にもそういう大まかで便利な言い方があります。例えば、次のような表現を覚えておくといいでしょう。

「いつも」「普段」はUsually

Usually, we don’t work overtime.
(普段は、残業はないんです)

usuallyは「いつも」という意味ではありますが、100%そうであるというわけではなく、「普段は」「たいていは」と、一般的な習慣を表すのに使えます。

「時々」はSometimesでOK

Sometimes he gets the point.
(彼の言うことは時々的を得ています)

sometimes「時々」「たまに」と頻度を表す副詞ですが、「~ということがなくもない」「~があり得る」と、可能性を示すこともできます。

「たまに」はOccasionallyで

Occasionally, we will have lunch together.
(たまに、一緒に昼食を取ることもあります)

occasionは「機会」で、occasionallyは「時たま」「~する機会もある」ということ。「必ずというわけではないが、そういうこともある」という便利な言い方です。

「基本的に」と「特に」を押さえておこう

「基本的に」と言いながら、何か大事な話をすることがあります。英語でも同様に、Basically(基本的に)やEspecially(特に)といった副詞を、相手の注意を促すときに使うことができます。定番となる3つの表現を覚えておきましょう。

「基本的に」と始めるためのBasically

Basically, I’m a busy person.
(基本的に、私は忙しいんです)

basicallyは文字通り物事の「基本」について話すこともありますが、会話の中では「言っておくけれど」「そもそも」といったニュアンスでも使われます。

「一般に」と前置きするGenerally

Generally, he’s on our side.
(一般的に言って、彼は私たちの味方です)

文字通り「広く一般に」という意味でも使われますが、会話では「(例外はあるかもしれないけれど)普通に考えて」「たいていは」といった意味合いでもよく使われます。

「特に」と強調するEspecially

Especially, we want Natalie to join us.
(特に、ナタリーに参加してほしいんです)

especiallyは「特別に」「とりわけ」と特定する表現ですが、文頭につけて、「特にこのことが言いたい」と強調することができます。

「そういえば」や「とにかく」など、日本語でも思わず口から出てくる表現を英語で言えるようになっておくと、後に続く言葉がラクに出てくるようになるはずです。実際に外国人との会話の中で試してみるといいでしょう。それにはぜひ、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してください。

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