英語学習をしていて、リスニングやスピーキングのスキルが上がってきた!と実感する瞬間がありますよね。「聞き取れるようになってきた!」「話せるようになってきた!」…このような、「~ができるようになってきた」と言いたいとき、英語でどう表現するかご存じですか?
改善の余地があるのはわかっているけど、少しずつできることが増えてきている…そんなことを言いたいときに便利な表現をご紹介します。
まずは定番!”be getting better”を使った表現
be gettingは現在進行形で、「~になってきている」という内容を表わすときの表現です。ここに比較級のbetterをプラスすることで、「だんだんよくなってきている」という意味のフレーズを作ることができます。
その後ろにatを使って具体的な動作や事柄を入れることで、「~ができるようになってきた」を言うことが可能です。
自分が「できるようになってきた」と言うとき
自分のスキルについて話すときには、I am(I’m)をつけて話します。
I’m getting better at English. (英語ができるようになってきました)
I’m getting better at basketball. (バスケットボールが上手になってきました)
I’m getting better at playing the guitar. (ギターが弾けるようになってきました)
I’m getting better at using this new smartphone. (この新しいスマホを使えるようになってきました)
人に対して「できるようになってきた」と言いたいとき
自分ではなく、誰か他の人に対して「できるようになってきた」と言いたい場合には、主語とそれに合う適切なbe動詞を入れます。
You are getting better at listening to English. (あなたは英語の聞き取りが上手になってきましたね)
She is getting better at throwing. (彼女は投げるのがうまくなってきています)
Mike is getting better at Japanese. (マイクは日本語ができるようになってきています)
They are getting better at volleyball. (彼らはバレーボールが上手になってきています)
「できるようになってきた」を言い換えると?
「できるようになってきた」の言い方はひとつではありません。他の言い方を考えてみると、表現の幅が広がります。
「なってきた」=「なり始めている」
「できるようになってきた」とは、すなわち「できない」状態から「できる」状態への変化が「始まっている」ということです。そのため、startを使ってその変化の過程を表現することもできます。具体的には、be starting to~(なり始めている)を使います。
ただし、be starting to~だけだと「~し始めている」という現在進行形の文章で終わってしまうので、そこにbe able to~(~できる)を加えましょう。
I’m starting to be able to read a book in English. (英語の本が読めるようになってきました)
He is starting to be able to communicate with people from other countries. (彼は他の国の人とのコミュニケーションが取れるようになってきています)
Andy is starting to be able to run fast. (アンディは速く走れるようになってきています)
They are starting to be able to understand Spanish. (彼らはスペイン語がわかるようになってきています)
learn(学ぶ)を使った表現
「できるようになってきた」=「やり方を学んできている」と考えることもできます。learnと現在完了形を組み合わせればそのニュアンスが表わせます。
I have learned how to balance work and personal life well. (仕事とプライベートのバランスが取れるようになってきた)
Holly has learned the way to drive well. (ホーリーは運転が上手になってきました)
現在完了ではなく、単純に過去形にすると「過去のある時点で学んだ」だけを意味し、そのあと「できるようになったのか」それとも「できないままなのか」が曖昧です。現在完了にすることで、「学びが続いている」という意味になり、徐々に成長している、というニュアンスを表わせます。
副詞を使ってより詳細な表現に
上記で紹介したフレーズに、「徐々に」「だんだんと」といった副詞をつけることで、「できるようになってきた」というニュアンスをより的確に表せるようになります。いろいろな副詞がありますが、中でもよく使われるものを例文と共にいくつかご紹介します。
gradually(徐々に、だんだんと)
I am getting better at writing in English gradually. (英語のライティングが徐々にできるようになってきました)
She is starting to be able to swim gradually. (彼女はだんだん泳げるようになってきています)
Jack has gradually learned how to speak in public. (ジャックは徐々に人前で話すのが上手になってきています)
step by step(一歩ずつ、少しずつ)
Mary is getting better at cooking step by step. (メアリーは少しずつ料理が上手になってきています)
You are starting to be able to read French step by step. (あなたは少しずつフランス語が読めるようになってきていますね)
I have learned the way to work in a fast-paced environment step by step. (私はペースの速い環境で一歩ずつ働けるようになってきました)
little by little(少しずつ)
She is getting better at soccer little by little. (彼女は少しずつサッカーができるようになってきています)
I am starting to be able to sing a song well little by little. (少しずつ歌をうまく歌えるようになってきました)
They have learned how to understand each other little by little. (彼らは互いに少しずつ分かり合えるようになってきました)
「できるようになった」と言いたいときは?
「できるようになってきた」という過程の話ではなく、「できるようになった」と言いたいときにはbecome able to~(できるようになった)を使います。
I became able to speak English fluently. (英語を流暢に話せるようになりました)
He became able to cook some Japanese dishes. (彼は和食をいくつか作れるようになりました)
まとめ
今回は「できるようになってきた」、という成長の過程の様子を伝える表現をご紹介しました。上記の例文を自分の言いたいことに合わせてアレンジしてみてください。うまく組み合わせれば、英語のレッスンなどで学習状況を聞かれたときなど、「こんなことができるようになってきた!」と詳細に説明できますよ。
「客観的に見て自分は何ができているのか知りたい」というひとは、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?
初回レッスンのレベルチェックをもとに日本人カウンセラーがあなたのためにアドバイスします。
Please SHARE this article.
英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう
英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。
無料登録しておくとお得な情報が届きます
今すぐ無料体験する最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結
※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます
レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。
利用者インタビュー
無料登録~7日以内なら初月半額
今すぐ無料体験する