つぶやき英語でいつでもどこでも英語学習

普段頭の中で、「なんだかだるい」「お昼何食べよう？」なんて、一人でつぶやいていることはありませんか？それを英語で言えるようになれば、英語に触れている時間が圧倒的に増えると同時に、英語のまま考える力がつきます。まずは、自分がいつも言いそうなことを英語でどう表現すればいいかを覚え、「～かなあ」「～みたい」など、ひとりごとに便利な定番フレーズを身に付けるようにしましょう。英語のアウトプット力が、グッとアップしますよ。

朝昼晩の場面別つぶやき英語フレーズ

1日のうちで頭に浮かんでくる言葉は、意外に日々同じようなもの。典型的に使われる言い方をご紹介します。気分に合わせてアレンジしてみましょう。

朝のつぶやき

I’m a kind of tired.（なんだかだるいなあ）

「どうも疲れてやる気が出ない」感じを表します。実際に体や気分の「調子が悪い」のであれば、dull（だるい、鈍い）を使ってI feel dull.とも言えます。

Wow! A beautiful day, isn’t it?（おっ、今日はいい天気じゃない？）

isn’t it?は「～ですね？」と念を押す付加疑問ですが、「～じゃない？」と、自分に語りかけるときにも使えます。

I wonder what I should wear.（何着ていこうかなあ）

wonderは「～かどうかと思う」という意味で、I wonder ～で「～かなあ」というひとりごとの定番表現として使えます。

Oh, no. I’ll be late.（まずい、遅れる）

「まずい」は口語でDamn.やDarnのように言うこともできます。

昼のつぶやき

What do I eat for lunch?（お昼、何食べよう？）

What do I do?（どうしよう？）のように、「どう／何～しようか？」という言い方は、通常「What do I＋動詞?」と現在形で表します。

Looks like all the restaurants are full.（どこの店もいっぱいみたい）

It looks like ～（～みたい、～のようだ）のItを省略した形。It seems like ～／Seems like ～と言うこともできます。

Lunch break will be over soon.（昼休み終わっちゃうよ）

直訳すると、「昼休みはもうすぐ終わる」ということ。「～が終わっちゃうよ」は～will be over soonと覚えておくと便利。

晩のつぶやき

I’m going to get a drink.（一杯飲んでくか）

get a drinkまたはhave a drinkだけで、「お酒を飲む」という意味になります。

I have to stop at a grocery store for dinner on the way home.（夕飯の買い物していかないと）

直訳すると、「帰りに夕食のために食料品店に寄らないと」。on the way homeは「帰りに、帰宅途中に」ということ。

I’ll go straight home today.（今日はまっすぐ帰るか）

go straight homeで「まっすぐ帰る」という言い方になります。

仕事中に使えるつぶやき英語フレーズ

仕事の最中も、「また会議か」なんて、頭の中でしょっちゅうつぶやいているのではないでしょうか。そのつぶやきを英語にすれば、仕事の時間も英語力アップのために有効に使えます。

普段の仕事の中で

Another meeting?（また会議？）

anotherは「もう一つ、別の」で、Another change?（また変更？）のように、文句を言うのに使えます。A meeting. Again?（会議。また？）のように、Again?で「またか」と不満をもらす感じを出すこともできます。

I still have two hours before the end of the day.（仕事終わるまでまだ2時間もあるよ）

「～まで…時間ある」は、I still have … hours before ～で表現。the end of the dayは「1日の終わり」で、終業時間をこう表すことができます。

Oh, no. I almost forgot to submit this.（やばい、これ出すの忘れるところだった）

I almost forgot ～は「ほとんど忘れた」で、「実際は忘れていない＝思い出した」ことになります。

上司・同僚・部下へのつぶやき

He always talks long.（話長いなあ）

talk for a long timeまたはtalk longだけで、「長く話す」すなわち「話が長い」と表現することができます。

He’s doing great.（あいつよくやってるなあ）

「がんばっている、よくやっている」は、do greatやdo a good jobと表現。

Yes, let’s get him to do this.（そうだ、これあいつにやってもらおう）

get ～ to do …で「～に…をやってもらう」となります。

遊びに出たときのつぶやき英語フレーズ

休日に遊びに出かけたときも、頭の中に浮かんできた言葉を英語にしてみましょう。英語で考えることが習慣となり、口に出して話すのも苦ではなくなってくるはずです。

街に出て

There are so many people here.（人が多いなあ）

「人が多い」は「大勢の人がいる」と表現します。

Should I wait thirty minutes?（30分待たないといけないの？）

「～しないといけないの？」と文句を言うには、Should I ～?を使うと便利です。

That was not bad, was it?（意外とよかったじゃん）

映画を見たりしたときの感想。not badは「悪くない」ですが、「思いのほかよい」という感じが出せます。または、That was better than I expected.（思ってたよりよかった）と言ってもいいでしょう。

買い物で

What do I do? I can’t decide.（どうしよう。決められない）

「どうしよう、わかんない」という感じは、What do I do?やI don’t know what to do.で表せます。

10,000 yen for this? Too much!（これで1万円？高すぎ！）

「高すぎ」はtoo expensiveでもよいのですが、too muchは「高すぎ」「ひどすぎ」「とんでもない」など、いろいろな意味に使える便利な表現です。

That’s a bargain!（掘り出し物だ！）

bargainは「お買い得品」ということ。「レア物」ならThat’s a rare thing.です。rareは「レアな、珍しい」という意味。

つぶやきに使える定番表現をマスター

ここまでのフレーズを見て、「この言い方は使える！」と思うものがあったのではないでしょうか。つぶやきのキーとなる次のような表現を身につけて、上手に応用できるようになりましょう。

a kind of（なんだか）

A kind of cool.（なんだかいいね）のように、いい意味にも使える便利な表現。

isn’t it?（じゃない？）

実際の会話では、That’s great. Isn’t it?（すごくいい。だよね？）のように「だよね？」と同意を求めるのに使えます。

I wonder ～（～かなあ）

I wonder if it’s OK.（大丈夫かなあ）のように、自分の気持ちや考えを表すのに使える表現。

Looks like ～（～みたい、～のようだ）

Looks like she’s angry.（彼女、怒ってるみたい）のように、自分の考えを婉曲的に表すのにも使えます。

I have to ～ / should ～（～しなきゃ）

I have to do it.で「やらなきゃ」となります。この場合have toとshouldはほぼ同じように使えます。

I almost＋動詞の過去形（～するところだった）

I almost missed the train.（電車に乗り遅れるところだった＝実際は間に合った）のように、日常生活の中でよく使われる表現です。

頭の中のつぶやきを使って会話してみよう

頭の中で英語をつぶやくことに慣れてくると、英語で何か言おうとしたときに、口からすっと出てくるようになります。例えば、以下のような場面で活用してみてください。

会社で

A: Another meeting?（また会議？）

B: Our manager always talks long.（マネジャー、話長いんだよね）

A: I wonder if I can pass.（パスしてもいいかなあ）

B: Of course not.（もちろんダメでしょ）

休日に

A: There are so many people here.（人が多いなあ）

B: Should we wait an hour to get the ticket?（チケット買うのに1時間も待たないといけないの？）

A: Either wait or go somewhere else.（待つか、他に行くか）

B: Well, what do I do? I can’t decide.（うーん、どうしよう。決められない）

覚えたフレーズを使ってみたくなったら