入学=enterではない!学校に関する英語、どれだけ知っていますか?

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英語で「入学」と表現したいとき、とっさにどんな英単語が思い浮かびますか?「学校に入る=enter?」と思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。enterでも伝わらないことはないですが、実はもっと適切な言葉があります。

今回の記事では、「入学」をはじめ、他にも「受験」「学期」などなど、学校にまつわる英単語についてご紹介していきます。

入学、受験、合格…なんという?

まずは入学に関する表現を見ていきましょう。日本では入学の前に「受験」という一大イベントが多くの人に待ち構えていますよね。それも合わせてご紹介していきます。

「入学」はenrollment

高校や大学などの教育機関へ入学するときには、enrollmentを使います。enroll(登録する)という動詞の名詞形で、「学校に登録する」=「入学する」を意味します。ちなみに、可算名詞と不可算名詞の両方がありますが、「入学」という意味で使うときには不可算名詞です。可算名詞の場合は「登録者(在籍者)数」という意味があります。

The pandemic delayed his enrollment in his university. (コロナの影響で彼は大学への入学が遅れた)

I just completed the enrollment procedure. (今ちょうど入学手続きを終えたところだ)

ちなみに、「enrollment」と書くときと「enrolment」と書くときがありますが、両方とも正しいです。前者はアメリカ英語、後者はイギリス英語です。

「受験」はなんという?

日本を含むアジア圏では高校や大学の入学の前に試験がありますが、実はその他の地域では「受験」というシステムはないことが多いです。代わりに、在学時の成績によって次に進める学校の選択肢が決まるのが一般的です。そのため、「受験」に相当する英語がそもそもはありませんでしたが、今ではentrance examといえば欧米の人にも私たちの想像する「受験」を説明することができます。例文を見てみましょう。

She is now preparing for the entrance exam. (彼女はいま受験に向けて準備している)

Entrance exams in Japan are so competitive. (日本の受験戦争は熾烈だ)

「合格」「不合格」を言うには?

受験に限らず、資格試験や検定試験などの「合格」「不合格」はpass(通過する)とfail(失敗する)を使います。

Fortunately, I passed the exam. (幸運にも、試験に合格した)

He failed his final exam because he didn’t study enough. (彼は十分な勉強をしていなかったので、最終試験は不合格だった)

「学期」を表わす言葉とは

日本では多くの中学、高校で3学期制が採用されています。一方、大学では春学期、秋学期の2学期制のことが多いですよね。「学期」を表わすときは、こういった制度の違いによって2つの単語を使い分けます。

3学期制はterm!

3学期制の場合にはtermという単語を使います。それぞれ序数をつければ、1学期、2学期、3学期を表わすことができますよ。

I have 5 exams in the first term! (1学期に5つもテストがある!)

The second term starts after a long summer vacation. (長い夏休みのあとに、2学期が始まる)

We’re going on a school trip in the third term of the third grade. (3年生の3学期に修学旅行に行く予定です)

2学期制にはsemesterを使う

一方、2学期制の場合にはsemesterを使うのが一般的です。例文を見ていきましょう。

This is my first semester in the U.S. (これがアメリカで最初の学期です)

She might have to repeat a year because she failed many classes this semester. (今学期にたくさん単位を落としたので彼女は恐らく留年するだろう)

「新学期」は?

「新学期」というときにはsemesterもしくはtermにnewをつけて下記のように表わします。自分の学校の学期制に合わせて使い分けできるといいですね。

The new school term starts soon. (もうすぐ新学期が始まる)

I have already prepared for a new semester. (新学期に向けて準備万端です)

termの場合はschoolを前につけることが多いですが、semesterの場合はつけなくて大丈夫です。termは「学期」以外にも「期間」「任期」といった意味で使われることも多いため、わかりやすいようにschoolをつけるのです。

ちなみに日本の大学は4月始まりが一般的ですが、北米では9月、ヨーロッパでは9月もしくは10月に始まることが多いです。一方、オーストラリアは2月と7月、入学の時期を自分で選べます。国や地域によって学期制もいろいろですね。

他にもいろいろ!学校にまつわる英語

ここまでご紹介してきた以外にも、学校に関する英語表現はいろいろあります。最後に、一通り見ていきましょう。

学校行事

まずは学校生活に欠かせないイベントから。

入学式=entrance ceremony

I will attend my son’s entrance ceremony. (息子の入学式に行きます)

卒業式=graduation ceremony

There will be a graduation ceremony in March. (3月に卒業式があります)

体育祭=sports festival

Students are getting excited about the sports festival next week. (学生たちは来週の体育祭に関してだんだん盛り上がってきている)

文化祭=school festival

We are ready for the school festival starting this Saturday. (今週土曜からの文化祭に向けて準備はできている)

遠足、修学旅行=school trip

They just came back from their one-day school trip. (彼らはいまちょうど遠足から帰ってきたところです)

We are going to Kyoto for our school trip. (修学旅行は京都へ行きます)

1日だけの「遠足」も、宿泊を伴う「修学旅行」も、英語ではschool tripで表わせます。どちらのことを言っているのかは文脈から判断できるでしょう。

教授、先生、担任

つぎに学校で働く人について、英語でなんというのか見ていきます。

教授=professor

He has been named the professor of Japanese history. (彼は日本史の教授に任命された)

ちなみに、教授職にないものの授業を担当している講師はlecturerと呼びます。

Jack has been working as a lecturer for a long time. (ジャックは講師として長年勤務している)

先生=teacher

My teacher is very strict about tardiness. (私の先生は遅刻にとても厳しい)

担任=home-room teacher

They have multiple home-room teachers. (彼らのクラスには担任が複数いる)

学年

最後は、~年生を表す英語表現です。

小学校~高校の「学年」=grade

I started studying English in the first grade of my junior high school. (中学校1年生のときに英語の勉強を始めました)

大学の「学年」=year

I am now in the second year of my university. (いま大学2年生です)

学校に関する英語がわかったら

今回の記事では、学校に関する英語表現をご紹介してきました。自分のことを説明したり、子供や友人の学校について話したりするときに活用できるでしょう。国あるいは地域によって制度や文化が違うことがあるので、日本以外の文化圏の人と話すときにはより詳細を説明すると、自分の言いたいことが伝わりやすくなりますよ。

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