語学学習は地味にコツコツと続けていく必要があるため、途中で飽きたり挫折する人が多いです。
「現代社会に生きるために英語は必要で、できなければならない」という義務感やプレッシャーを感じている人もいるでしょう。でも学校を卒業してまで義務感で何かを学ぶのはつらいこと。本来であれば苦しくも楽しんで行うべきものです。
机にかじりついて勉強するだけが勉強ではありません。長く楽しく続けていくためには、学習進度の確認や新しい単語の学習、アウトプットの練習に「遊び」の要素も必要です。今回は家族やパートナーと一緒に、あるいはひとりでできる英語のゲームで代表的なものをご紹介します。週に1回は英語の学習に「ゲーム」を取り入れる日を作って、遊びながら脳に刺激を与えましょう。
初級からできるゲーム
まずは家族やパートナーと一緒に、あるいはひとりでできる簡単な遊びを紹介します。
Charades(連想ゲーム)
日本でもおなじみで、英語の理解力とコミュニケーション能力を高める楽しい方法の一つが連想ゲーム。英語で書かれた本、映画、テレビ番組、歌、単語、フレーズ、アクションの名前が書かれたカードをもとに、交代で声を出さずに演じます。
カードに書かれた単語を音節に分割して、それぞれの音節を演じたり、カードの内容のヒントになる単語やフレーズを演じることもできます。英語が話せなくても、基本的な単語を知っていて読めるならば小学生以下のお子さんも一緒にできますし、単語ではなく文章にしても面白いでしょう。また、クリスマスやお正月、夏休みなど、あらかじめテーマを決めて、それに関連したものでお題を作っても楽しめます。
お題を作ってくれるジェネレーターもありますので、自分で考えつかない場合は利用してもいいでしょう。
Random word generator
また、連想ゲーム用のカードのアプリもあります。
Charades!™
iOS/Android
Shiritori(しりとり)
しりとりは何もないところで、いつでも気軽にできるのが便利で、特に小さいときに好んで遊んでいた人が多いと思います。日本発祥のこのゲーム、実は英語圏でもそのまま「Shiritori」として人気です。
ルールは日本語と同じく、スペルの最後の文字で、次の言葉をつないでいきます。
家族や友達と一緒に遊ぶと知っている英単語の確認になり、相手が知らない単語をいうこともあるので、遊びながら単語を覚えるトレーニングにもなります。
ひとりの場合にはオンラインでAIと無料で対戦できる、こんなサイトもあります。
Shiritori・英語しりとり
4 Pics 1 Word(4枚の写真と1つの単語)
4枚の絵からそのつながりを見つけて、それを表す一つの英単語を当てる海外で大人気のゲームです。単語を構成できる12文字がユーザーに与えられるので、その中にある文字を使って単語を作ります。どうしても単語を推測できない場合は、ヒントを使用することができます。写真を使用しているため、視覚的にも英語ゲームとしての抵抗感が少ないものであることも初級者にとってはメリットです。
4 Pics 1 Word
iOS/Andoroid
The Grammar of Doom(運命の文法)
アドベンチャー映画「インディ・ジョーンズ」に似ている、英文法とボキャブラリーを駆使して神殿の各部屋を突破するゲーム。神殿には10の部屋があり、どの部屋にも楽しいサプライズや罠が隠されています。次の部屋に移動し、最終的にゲームに勝つためには、文法スキルと語彙を使用する必要があります。ゲームをクリアするために必要なパスワード文の単語は、各部屋をクリアするごとに与えられます。
ゲーム自体は学校英語で学んだ知識で回答できますが、各部屋にある説明文などの英文読解力も必要になります。
The Grammar of Doom
中級以上におすすめのゲーム
ここからは中級向けのゲームです。頭の体操にちょうど良いですね。
Scrabble(スクラブル)
海外ではどの家庭もこのボードゲームを持っています。ひとりで遊ぶなら無料のオンラインのものもありますが、家族や友達と一緒にやる方が、自分が知らなかった単語を学べて楽しめます。時間がかかるので、1時間とか2時間とか決めてやるといいかもしれません。私は息子と勝負が決まるまで最長6時間かけて遊んでことがあります。
7つのアルファベットのタイルを使って単語を作るゲームです。各アルファベットには数字が書いてあり、これがこのまま点数になります。ゲームには100のタイルがあり、このうち何も書いていないものが2つ。これはどの文字としても使えるワイルドカードになります。より長く点数の高い文字を使うことがポイントですが、ポイントの高いJ、X、Q、Zなどは数個しか含まれていません。英語ですが、詳しいルールはこちらを見てください。
Scrabble Pages
またスクラブルの公式ページでは無料でコンピューターと対戦したり、友達やランダムな人とオンラインで対戦することが可能です。ひとりで遊ぶ場合はこちらを利用しましょう。
PLAY SCRABBLE
Words With Friendsというこちらのアプリも海外では大変人気があります。
Words With Friends – Word Game(iOS)
Scrabbleよりもっと簡単なBananagramというものもあります。こちらは初級者も十分挑戦できるでしょう。
BANANAGRAMS
Scavenger Hunt(借り物競争)
日本人のイメージする借り物競走と少し違いますが、海外ではおなじみのゲーム。こどもの誕生日会やキャンプなどでもよく行われるアクティビティの一つです。
ルールは簡単で、書かれたミッションを行い、答えを見つけてポイントを競います。ミッションは一つではなくいくつもあり、一つのミッションにポイントが例えば3点とか5点とかつき、合計ポイントを競います。より難しいミッションの配点を高くすることもポイントです。
「庭に出て木の本数を数えなさい」「PCの後ろにある青い紙に書かれている問いに答えなさい」「公園の栗の木の下からいがぐりを5個拾ってきなさい」など身の回りで調べたり行動することで答えを見つけられるものをミッションにします。
通常数人のチームどうしで競いますが、家族であればパパチーム、ママチームにしてもいいかもしれませんし、こどもたち対両親、あるいは夫婦でお互いにミッションを作り合うのも楽しいでしょう。オンライン上でミッションのテンプレートを見つけてきてもいいですが、自分で作ると英作文の練習にもなります。クリスマスやハロウィンなどのテーマで作っても楽しいですね。
ミッションのアイデアをSNSで探してみましょう。
Pinterest
Spelling Bee(スペリングビー)
7つのアルファベットで構成される「蜂の巣」から最低4文字を選んで、いろいろな単語を作るパズル形式のスペルトレーニングです。長い単語や難しいものほど点数が高いので、頭の単語知識を総動員して同じ文字グループからたくさんの単語を作ってみましょう。オンラインで無料でできますし、英語の学習だけではなく脳トレにもなるので、ぜひすきま時間に挑戦してみてください。
Spellbee
Crosswords(クロスワード)
クロスワードは単語の知識だけではなく、雑学も必要になるので、日本語でも難しいですよね。一般的な英語のクロスワードは上級者でも厳しいかもしれませんが、英語学習中の人対象に作られたものにトライしてみてください。初級から上級のレベルに加え、テーマも選べるようになっています。短い英文が指す単語を思いつかないといけないため、とてもいいトレーニングになります。
ESL Crosswords
ESLe School
ESOL Courses
英語を学習できるゲームがわかったら
オンライン英語講師と一緒にゲームするのであれば、例えば「しりとり」はすぐできますし、連想ゲームも面白いかもしれません。ぜひ、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してみましょう。
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