日本ではバレンタインに女性から男性にチョコレートを贈る習慣がありますが、この習慣はほぼ日本に限ったことです。男性から女性にチョコレートのお返しをするホワイトデーの習慣もありません。女性からチョコレートを贈られるのを楽しみにしている男性も多いと思いますが、男性から気になっている人や奥様・恋人を誘って思い出に残る演出をしてもいいですね。
今回はバレンタインにおすすめの映画8選をお届けします。
海外のバレンタインの風習
海外ではバレンタインデーに男性から女性に花束を贈ったり、デートに誘うのが一般的。また、友達どうしで日頃の友情に感謝してカードを贈る習慣もあります。最近ではメールやSNSのチャットで簡単に済ませることが多いですが、紙のカードを贈ることが廃れてきている今、あえて手書きのカードを贈るというのも特別な心がこもっているようで嬉しくなりますね。
恋人募集中のシングルの方の中には、「バレンタインデーはカップルばかりで街に出るのも気が引ける」という方もいらっしゃるかもしれませんが、気のおけない友達とわいわい過ごすのも海外流でいいのでは。
バレンタインデーに観たい恋愛映画8選
ひとりでも、友達とでも、恋人とでも一緒に観て楽しい恋愛映画をご紹介します。どれもクスッと笑えたりハッピーな気分になれるものばかり。どれも有名ですが、観たことないものがあれば英語学習を兼ねてぜひ観てみてくださいね。
Sleepless In Seattle (1993) （邦題：めぐり逢えたら）
恋愛映画の代表格といえばこれ！メグ・ライアンが最高にかわいくて、トム・ハンクスとの相性も最高です。妻に先立たれたサム（トム・ハンクス）とジョナ（メグ・ライアン）が運命の出会いをするまでが描かれた心温まるラブストーリーで、普段あまり恋愛映画は観ない人にもぜひ観て欲しい映画。90年代は恋愛映画といえばメグ・ライアンというぐらい大人気だった彼女のほかの映画も興味あれば観てみてくださいね。
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Roman Holiday (1953) （邦題：ローマの休日）
歴代恋愛映画の代表格として外せません。若い人は名前は聞いたことはあっても、観たことがないかもしれませんね。オードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペックという、「これぞスター」ともいうべき美男美女俳優の共演で、ローマを舞台にした王女と平民のひとときの恋を描いた傑作です。5-60年代の映画は話されている英語も非常に理解しやすく、英語学習の教材としてもおすすめです。
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Pretty Woman(1990) （邦題：プリティ・ウーマン）
ジュリア・ロバーツの出世作とでもいうべき作品。ダンディなリチャード・ギアもステキで、現実的には無理でも、女性なら「こんなことしてくれたら最高」と夢見るような場面がたくさんあります。女性の社会進出が進んでいる現代では少しズレていると感じるストーリーではありますが、バレンタインデーぐらいは現実を忘れて夢を見てもいいのではないでしょうか。
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Valentine’s Day (2010) （邦題：バレンタインデー）
ジェシカ・アルバ、キャシー・ベイツ、アシュトン・カッチャー、ジェシカ・ビール、アン・ハサウェイ、ジュリア・ロバーツなどハリウッドのスターが勢揃いのオムニバス形式の映画。バレンタインデーに起こるいろいろな人のエピソードで綴られたラブコメディで、気軽に観られる内容なのがいいです。別れもあり新しい恋もありでハッピーな気持ちになれます。恋人どうしというより、友達と観たい映画です。アメリカのバレンタインデーがどのような感じなのかを知りたい人にも。
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50 First Dates (2004) （邦題：50回目のファーストキス）
真剣な恋愛を避け、独身をエンジョイしていた獣医のヘンリー（アダム・サンドラー）が、ルーシー（ドリュー・バリモア）に一目惚れをします。しかし彼女には記憶を一日しか保てないという難問が。ヘンリーが毎日あれやこれやの手を使って、ルーシーに愛を伝え続けるラブコメディ。
山田孝之・長澤まさみ共演の日本版リメイクを観たことがある人も多いかもしれませんが、こちらが本家本元です。ドリュー・バリモアは子役時代からずっと活躍を続けているハリウッドでも数少ない女優で、英語デビューはなんと4歳のとき。映画『E.T.』のエリオットの妹役として出演し、天才子役として名高かったのも懐かしいですね。
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Crazy Rich Asians (2018) （邦題：クレイジーリッチ！）
メジャースタジオでアジア人俳優のみ採用では『ジョイ・ラック・クラブ』以来の快挙ともなる作品。とにかく笑えて、私も大好きな映画です。ヒロインのレイチェルはニューヨーク大で教鞭をとっていた恋人ニックの親友の結婚式に参加するために、彼の母国シンガポールへ。彼女が目にするアジアの超セレブ世界と、アジア系ながら「アメリカ人」である彼女が悩む価値感の違いなどに焦点があてられています。シンガポールに限らず「アジアの超リッチ層の世界はこんな感じなのかな」と想像するのも面白いですよ。
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When Harry Met Sally (1989)（邦題：恋人たちの予感）
長い年月をかけて大切な友情を育んでいった男女が、恋をしていく様子を描いたもの。「男女間の友情は成立するのか」は人によって意見が分かれるところで、まさにこの映画も主人公たちの心の葛藤が表現されています。メグ・ライアンがとにかく可愛くて、さすが「敵なし、ラブコメディの女王」とでもいうべき存在だったのがわかります。舞台が冬のニューヨークなのもステキ。笑えるシーンも多いので、ひとりや友達と観るのもおすすめですが、テーマがテーマだけに、微妙な関係の異性の友達と観るのは少しリスキーかもしれませんね。
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Clueless (1995)（邦題：クルーレス）
ティーンが主役のラブコメディの代表作。最近はやりのY2Kファッションにも参考になる映画です。90年代後半から2000年代にかけて中高校生・大学生だった世代には懐かしく、若い人には新鮮に見えると思います。ビバリーヒルズのセレブ高校が舞台の王道ラブコメディですが、べったりな恋愛ものが嫌な人、サクッと気軽に観たい人にはピッタリです。2004年のMean Girls（邦題：ミーン・ガールズ）と比べられることも多いですが、クルーレスの方が恋愛にフォーカスしていると感じます。好みもあるので、両方観てみるのも面白いかもしれません。
映画中のセリフが広く一般的に使われるものになることも多いですが、この映画はその数が多いことでもよく知られています。有名なものを2つご紹介しましょう。
“Ugh! As if!”
→As if I would… As if it would be…の略で、「マジで言ってるの？」という自分の行動や物事の反対に対して皮肉と不快感を表すときに使います。
“Oh my god, I’m totally buggin’!”
→I’m freaking out.と同じで、「パニック状態」という意味です。
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バレンタインに観たい映画がみつかったら
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