英語学習のアウトプットとして日記を書いている人も多いかもしれませんが、英語のブログに挑戦してみるのもいいアイデアです。そのときに記事のタイトルは日本語でも英語でも重要な要素となります。日本語の記事タイトルは作る人によってバラバラな印象がありますが、英語は読まれるタイトルのパターンがある程度決まっています。
今回は英語の記事タイトルの作り方について解説します。日本語の記事タイトルを作るときの参考にもしてください。
英語タイトルを作るときの基本
タイトルはブログに出会ったときに最初に目にするものであり、注意を引き、もっと読みたいと思わせる鍵となります。ここではタイトルを作るときに念頭におくべきことについてごく簡単に説明します。
内容との一致
クリックしてもらいたいがために、内容と関係ないものにすると開いてもすぐに閉じられてしまったり、先を読んでもらえません。記事の内容と一貫性のあるものにしましょう。
簡潔で明確
謎かけのように複雑なものや意味のない言葉を使わず、できるだけシンプルなものにします。記事が何について書かれているのかをパッとイメージできる表現にし、曖昧な表現は避けます。簡潔にとはいえ、「筋トレの方法」「ブログの書き方のコツ」などは、あまりに一般的すぎるので、記事の内容に沿った具体的なものにします。
注意を引く
読者の興味を引くタイトルにするために、secret(秘密)、hack(ハック)、fool-proof(誰でもわかる)、proven(実証ずみ・確かな)、effortless(簡単な)などのパワーワードを盛り込んだり、数字を入れたりします。また、問いかけや常識を否定するようなタイトルにするのも、目を引いて「読んでみたい」と思わせるテクニックの一つです。
キーワードを盛り込む
記事で伝えたいキーワードを盛り込みます。キーワードは、「birthday gift」「lose weight」などは大きすぎて、ライバル記事の数も膨大です。「birthday gift for girlfriend」「lose weight fast without exercise」など、さらに細かくしていくとライバル記事の数も減るので、埋もれにくくなります。
大文字にする
タイトルを作るときに必要なこととは少し異なりますが、英語のタイトルについての注意点を一つ。タイトルは基本的に全ての単語の最初の文字を大文字にします。ただし、to/a/an/forなどの冠詞や助詞は小文字にすることが基本なので、覚えておきましょう。また、特定の単語を強調したいときには、その単語に含まれる文字全てが大文字になることも多いです。
英語のタイトルのパターン
英語のタイトルのパターンはいくつか決まったものがあります。記事の内容や自分のスタイルに合わせて選びましょう。実際の例も合わせて見ていきます。
知識欲を駆り立てる
簡単に何かを学べるなら、誰もがその方法を知りたいと思うものです。タイトルでは読者に何が学べるかを伝えます。いわゆる「ハウツー」ですが、「短時間で」「簡単に」という魅力的なワードに加え、具体的な数字を盛り込むとより効果的です。「How to」(〜の方法)「Tips for」(〜の秘訣)「Ways to」(〜のやり方)「A Beginner’s Guide to」(〜の初心者向けガイド)などがよく使われます。
How to Break a Bad Habit: 15 Tips for Success
(悪い習慣を断ち切る方法:成功のための15のヒント)
10 Scientifically Proven Tips for Beating Procrastination
(先延ばしに打ち勝つ科学的に証明された10のヒント)
10 Cat Exercises Your Pet Will Enjoy
(ペットが喜ぶ10の猫エクササイズ)
How to Lose Weight Fast In 1 Week: 10 Easy Steps for Women
(1週間でみるみる痩せる方法: 女性のための10の簡単なステップ)
Tips for Studying: 21 Best Study Tips for Final Exams
(勉強のコツ:期末試験のための21の勉強法)
8 Simple Ways to Save Money
(お金を節約する8つの簡単な方法)
A Beginner’s Guide to Python
(Python入門ガイド)
Step-by-Step Guide to Traveling with Small Children
(小さな子供と旅行するためのステップ・バイ・ステップ・ガイド)
何をすべきかを示す
命令文を入れることも英語のタイトルにはポピュラーなパターンです。記事が提供する価値を得るために、読者が何をすべきかを伝えます。日本語では「〜しなさい」「〜しろ」といった命令形ではなく、もう少しソフトで促すような「〜しよう」というような表現が使われますが、英語は直接的に書きます。意図的にpleaseが入ることもありますが、基本的にはないものがほとんどです。
Stop Wasting Your Time – 8 Hacks Based On Science
(時間を無駄にしない – 科学に基づく8つのハック)
Declutter Your Home Fast with These 15-Minute Organizing Tasks
(15分でできる整理整頓で、素早く家を片付けよう)
Don’t Be Afraid of Making Mistakes While Learning English
(英語学習中の間違いを恐れるな)
Stop Talking TO People and Start Talking WITH Them
(人に話しかけるのではなく、一緒に会話を楽しもう)
*英語では特に強調したい部分は単語を大文字書くことがあります。この例の場合は、Talkingの後の前置詞の違いを強調しています。
13 Important Steps After You’ve Finished Your Morning Exercises
(朝のエクササイズを終えた後の13の重要なステップ)
Outsource This, Not That: A Guide for Small Business Owners
(あれではなく、これをアウトソースしよう: 中小企業オーナーのためのガイド)
問いかけをする
読者が興味のあることや、悩んでいることを質問する形のタイトルもよく使われる形です。問いかけと記事で伝えたいベネフィットに結びつけたタイトルにすると効果的です。
Feeling Hopeless? How to Find Your Guiding Light Again
(絶望的な気分? 道しるべを見つける方法)
Who Do You Listen to for Business Advice?
(ビジネスのアドバイスは誰に聞いたらいい?)
Where to Buy Personalized Gifts in New York City?
(ニューヨークで名入れギフトはどこで買う?)
Opening Up Emotionally: Why Do I Struggle & How Can I Overcome Fears?
(心を開く: なぜ悩むのか、どうすれば恐れを克服できるのか?)
Talk to vs Talk with – Which Should I Use?
(Talk to vs Talk with – どっちを使うべき?)
What’s the Best Month to Visit Japan?
(日本を訪れるのにベストなのは何月?)
ニュースやトレンドを伝える
「明日から旅行に行く」などの個人的なニュースは関心をもたれないかもしれませんが、生活に変化をもたらす新しい製品や世の中のトレンドに興味を抱く人は多いです。製品やサービスを取り上げる場合は、新しい機能やその製品を最大限に活用するための新しい方法を紹介するといいでしょう。あるいは、特定の話題を一定期間追ってまとめたものなども興味を引きやすいです。
Top SEO Trends From the Past 6 Months
(最近6ヶ月のトップSEOトレンド)
Beauty New Arrivals and 2024 Trends
(美容の新着情報と2024年のトレンド)
5 Key Marketing Trends for 2024
(2024年の5大マーケティングトレンド)
Apple Rumors: New iPad Pro and Air Models Arriving in the Spring
(アップルの噂: iPad ProとAirの新モデルが春に登場か)
The Top 7 Travel Trends in 2024 You Need to Know
(2024年知っておくべき旅行トレンドトップ7)
常識を否定する
「神話」をタイトルに入れることで、世の中で常識とされていることを否定する形もよく使われます。読者の間で論争を巻き起こすことで、読者が賛同や反対をし、記事をシェアするようになります。その結果としてバズりやすくなりという効果があります。
15 Marketing Myths That Every Online Business Owner Needs to Know
(オンラインビジネス経営者が知っておくべき15のマーケティング神話)
7 Myths About Mental Health
(メンタルヘルスに関する7つの神話)
Top 20 Myths You Probably Still Believe About Working in Tech
(テクノロジー業界で働くということについて、あなたがまだ信じているであろう神話トップ20)
The Top 20 Biggest Fitness Myths
(フィットネスに関する神話トップ20)
Debunking Five Common Myths About 80/20
(パレートの法則(80/20)に関する5つのよくある神話の否定 )
Why You Shouldn’t Do What You Love
(好きなことをしてはいけない理由)
ケーススタディ
ケーススタディのメリットは、具体的でイメージしやすいこと、共感を得られやすいことです。個人ブログなら自分の経験を元に読者に役立つと思わせるタイトルを意識します。「ブランドマネジャー」「忙しいママ」など読者が「これは自分のことだ!」と思いやすいタイトルも読まれやすくなります。
How a Busy Mom Earned $10,000 in 3 Months
(忙しいママが3ヶ月で1万ドルを稼いだ方法)
The Secret of a Successful Affiliate Strategy for Online Marketers
(オンラインマーケターが成功するアフィリエイト戦略の秘訣)
5 Lessons from a Brand Manager
(ブランド・マネージャーからの5つの教訓)
How I Generated $200,000 in Just 2 Years
(たった2年で20万ドルを稼いだ方法)
How I Stayed in the Philippines for a Year on a Budget of 500 Yen a Day
(1日500円の予算で1年間フィリピンに滞在した方法)
2つのものを比較
2つの比較はタイトルに限らず、広告や選挙キャンペーンでもよく使われる手法です。比較対象は読者が悩むだろうと想定されるものを並べます。
The Difference Between SPEAK and TALK
(SPEAKとTALKの違い)
Tokyo vs Osaka: Which City Should You Visit First and Why
(東京と大阪: 最初に訪れるべき都市とその理由)
Ashtanga Yoga vs Vinyasa Yoga: Which is Best for You
(アシュタンガ・ヨガとヴィンヤサ・ヨガ:あなたに最適なのはどっち?)
English vs Chinese: Which is Best to Learn in 2024
(英語と中国語: 2024年に学ぶべきはどちらか)
英語の記事タイトルの作り方がわかったら
英語で記事を書くというと、ものすごく大変なことのように聞こえますが、書く練習や英語で直に考える訓練にもなります。また、自分が書いてみることで、英語の記事を積極的に読んでみたいと思うようになる相乗効果もあります。短いものでもいいので、練習のつもりで気軽に始めてみてください。まず先にタイトルを作っておくと、内容がブレずに書けると思います。
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