「リスニング」一つで4つの効果!1日5分の「Listen and Answer」が効率的すぎた!

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皆さんは英語のリスニング学習をどのように行っていますか?リスニングにも色々な学習法がありますが、どうせ時間を使うなら、単に聞くだけではなく、効率よく沢山のことを学びたいですよね。そこでおすすめなのが「Listen and Answer」です。簡単に取り入れられるのに、効果は抜群なこの学習法。今回はそんな「Listen and Answer」についてご説明したいと思います。

リスニングの垂れ流しはもったいない!

英語を耳で聞いて理解する「リスニング」。ポッドキャストや英語ニュースなど、様々な方法で英語のリスニング学習を行う方は多いと思います。

スタンダードなリスニング学習には課題が

リスニングで最もスタンダードな勉強法は、英語の音源素材を集中して聞き取ろうとする方法ですよね。聞き取った音声を理解できていれば、リスニングは成功というものです。

もちろんこれは、リスニング力が身につく良い勉強法です。しかし、1分や2分、その音源を聞き続け、全て聞き終わった後にはふんわりとした情報しか残っていないという事はありませんか?英語を耳で聞き続けても、聞いた情報が脳に残らず流れてしまい、あやふやなまま音だけが進んでしまうことが原因です。

Listen and Repeatも効果的だけど…

また、よく英語の教材にある「Listen and Repeat(リッスン アンド リピート)」という学習法もあります。つまり「耳で聞いたものを繰り返す」というものですね。これは英語の音読の勉強としてはとても効果的です。リスニング力もつき、発音の練習などにも役立ちます。しかし、デメリットとしては、意味もわからず単に耳で聞いた音を繰り返してしまう可能性があるというリスクが残ってしまいます。

そこで筆者がオススメするのが、「Listen and Answer(リッスン アンド アンサー」です。つまり「耳で聞いて答えていく」という勉強法です。

Listen and Answerの方法

「Listen and Answer」は、直訳すると、「耳で聞いて答えていく」という勉強法ですが、まずは具体的な取り入れ方からご説明しましょう。

1回目は全文を聞く

まずはどんなリスニング教材でも構いませんので、自分のレベルにあった英語教材を流します。本屋でリスニング教材を購入してもいいでしょうし、ポッドキャストや英語ニュースなど、題材は何でも結構です。2−3分の長さのもので、スクリプトがあるものが理想でしょう。レアジョブの教材についているリスニング部分を使ってもいいでしょうし、誰でも使えるレアジョブの「Weekly News Article」などはちょうどよい長さでおすすめです。

まず一回目は、全文を集中して聞いて、大体の内容を把握します。

2回目は短いスパンでリスニングを集中して聞く

2回目のリスニングに取り掛かります。2回目は、20-30秒ほどの区切りで一旦止めましょう。文章が終わる区切りでいいので、大体のところで停止します。

聞いた内容を即座に要約する

20−30秒の区切りで一旦止めたら、今聞いた内容を要約して、何を言っていたかを英語でまとめ、すぐに声に出して発話していきます。

要約してまとめる際、文法がうまくいかなくてもいいので、なるべく文章にして即座に口にするようにします。この作業を終わりが来るまで、20−30秒のスパン毎に行っていきます。

全部終わったら確認する

全部できたら、時間がある方は、聞き逃した部分やまとめ切れなかった部分を確認のため聞き返してもいいでしょう。リスニング内容のスクリプトがある場合には、それを読んで確認してもかまいません。わからなかった単語がある場合には、このときにもう一度確認しましょう。

徐々にスパンを長くする

リスニングに慣れてきた方は、20−30秒のスパンを30−40秒のスパンに変更して行い、更に慣れてきたら1分のスパンに変更するなどして、少しずつ「一度に聞きとる長さ」を伸ばしていきます。この練習を行うことで、一気に集中して聞く力と、内容を覚えながら聞き進める力が身につきます。

Listen and Answerのメリット

先程ご説明したListen and Answerは、一度やってみるとわかるのですが、色々なメリットがあります。

聞く集中力が身につく

最初は20−30秒という短いスパンであるため、その短時間だけ聞き取ろうとする集中力が身につきます。長い時間を聞き続けると、途中で集中力が途切れるという方は、まずは短い時間ずつに区切って要点を聞き取る練習が必要です。

要約力やスピーキング力が身につく

聞くだけでなくまとめて話すという作業が必要なため、要約力やスピーキング力が身につきます。単に耳で聞いて終わらせる通常のスリニングに比べて、同じ時間でスピーキング力や要約力まで身につくので、一石三鳥の効率的な学習方法だと言えるでしょう。

単語を即自分のものにできる

「聞いたことを要約して声に出す」という作業では、知らなかった単語も即座に自分のものとして使わなければならないため、その単語がその場で身につきます。

通常のリスニングでは、知らない単語の意味を確認するだけで終わってしまう、ということになりがちです。そうなると、知った気にはなっても、次回自分が使おうとする時には口からすんなり出てきません。リスニングした内容をまとめて口にすることで、即座に声に出して使ってみるという経験ができ、より自分のものとして定着しやすくなるのです。

TOEIC対策にもなる

この練習方法は、リスニングに対する集中力が養われる為、TOEICのPart3の対策にも効果的です。Part3では、複数人の会話を聞いて、複数の設問に答えるというもの。聴きながら会話の内容を要領よく覚えておかなければ設問に答えられない問題です。「Listen and Answer」法であれば、要約しなければならないので、「誰が」「何をした」などという「5W1H」の部分を効率よく聞き取ろうとする力が養われ、TOEIC Part3のリスニング対策にも効果を発揮するでしょう。

脳がフル回転する

この「Listen and Answer」はやってみるとわかりますが、かなり脳をフル回転しなければなりません。最初は難しく感じるかもしれませんが、自分の英語力にあったリスニング素材から始めることをおすすめします。そして「聞いてまとめて話す」ということを短時間で同時に行うので、短い時間で色々な力が身につき、脳がフル回転しているのを実感していただけると思います。終わった後は心地よい達成感が得られますよ。

「Listen and Answer」の威力がわかったら

リスニング力をつけるために集中して音を聞くのは大切です。しかしせっかく聞いたのなら、そのままにしておくのはもったいないのかもしれません。聞いた内容を要約して発話するという作業を取り入れることで、同じ時間で最低でも3つの効果が得られます。更には単語も定着しやすくなりますので、ぜひ一度試してみてくださいね。

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