英語留学に行く前に、英文法の用語をおさらいしよう!

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英語留学に行くとなると、いろいろと準備するべきことがあります。宿泊場所や航空券の手配といった事務的なことはもちろん、事前の英語学習も可能な限りやっておきたいところ。しかし、一体どんな勉強が現地で役に立つのかわからない人もいるでしょう。

そこで今回の記事では、留学の前にぜひ知っておきたい英文法の用語を中心に解説していきます。各パートで必要な知識の英文法もあわせて紹介しているので、不安な人は、まとめておさらいしましょう。

留学前の英語学習をおさらい

留学前の事前学習は、下記のポイントを押さえて取り組むとスムーズに進みます。

単語

何から始めたらいいのかわからない人は、まずは単語の勉強から取り組むことをおすすめします。単語ひとつ知っているだけでコミュニケーションが成り立つこともありますので、なるべく拡充しておきたいところです。日常的に使うボキャブラリーはもちろん、下記に挙げるような文法事項にまつわる単語も押さえておきましょう。

リーディング

ある程度単語力がついたら、リーディングにも挑戦してみましょう。といっても、難しいニュース記事や学術論文に挑戦する必要はありません。まずは短い文章から始めて、徐々に「英語を読む」ことに慣れていきましょう。

詳しい勉強法は、「英語のリーディング力アップのすべて!勉強法&コツを徹底解説!」を参考にしよう!

ライティング

ライティングに取り組むときは、まずは「3文英語日記」がおすすめです。今日どんなことがあったのか、何をしたのか、3つの文章だけで表現してみましょう。簡単な文章で構わないので、「英語に親しむ」「常に英語に触れる」といった目的で継続していくことが重要です。

ライティングが苦手な人には、「英語ライティングのコツをつかんでマスターしよう!」で基礎からビジネスレベルまで紹介されているので、ぜひ。

スピーキング

スピーキングは相手がいないとなかなか取り組むのが難しいですが、それでも発音の練習などできることはあります。手始めに自分が書いた英語日記の音読から始めてみましょう。発音の仕方がわからない単語は、オンラインの英語辞書や英語学習サイトなどの読み上げ機能を使うと正しい発音が調べられますよ。

留学前に改めて、文法事項を確認しよう

これまでに英語学習の総合的な学習法について紹介してきましたが、留学に行くこととなったら、「英語の文法事項」に関する英語表現を知っておくことをおすすめします。それには、下記の理由があります。

なぜ知っておかないといけないの?

語学学校、大学、カレッジなどでは、当然ながらすべて英語で指導されます。先生との会話も英語、クラスメイトとの会話も英語、そして教科書もすべて英語です。そして授業の中では、「英語を説明する英語」、すなわち英語の文法にまつわる表現がいろいろと出てきます。例えば「現在進行形」、「三人称単数現在」、といったような言葉です。

これらを概念として知っていても、それを英語でどう表すのか?を知らないと授業の内容がとっさに把握できないことがあります。「何の話をしているんだろう」と思っているうちに授業についていけなくなり、効果的な学習ができなくなってしまうことも。そのため、文法事項を表す英語表現は知っておくべきといえます。

覚えるついでに復習もできる!

また、なかにはどんな文法事項があったのか忘れてしまっている人もいるでしょう。「なんとなく聞き覚えあるけど…」と曖昧になっている部分がある人もいるかもしれません。そんな人は、ぜひ文法事項の英語表現を勉強しながらそれぞれの項目に関して自分の知識の再確認をしてみてください。留学に行く前に確認、復習して自分の苦手を潰しておけば現地で時間をより効果的に使えますよ。

各品詞を表す英単語

まずは各品詞を表す英単語を知っておきましょう。それぞれの品詞の働きについても簡単に記しておきます。

名詞:noun

人や物、概念などの「名前」を表す単語。主語や目的語になる。

代名詞:pronoun

具体的な名詞の代わりに使われる単語。he, it, thatなど。

動詞:verb

動作や状態を表す単語。一般動詞とbe動詞がある。

形容詞:adjective

名詞を修飾する単語。限定用法、叙述用法の2つがある。

副詞:adverb

名詞以外を修飾する単語。単語ひとつを修飾したり、文章全体を修飾したり、使われ方は幅広い。

助動詞:auxiliary verb

動詞の前に置かれ、動詞に話し手の意志や意図を付加する単語。

冠詞:article

名詞の前に置かれ、その名詞の個数や属性を示す。 a/an、theの3つのみ。

前置詞:preposition

名詞の前に置かれ、その名詞とともに意味を作る単語。日本語にはない英語ならではの概念なので、無理やり日本語に置き換えようとすると齟齬が生じることがある。

間投詞:interjection

「なるほど」、「えっと」など、驚いたときやあいづちを打つときなどに思わず出る言葉。

接続詞:conjunction

単語と単語、文章と文章をつなぐ単語。

品詞だけを見ても見慣れない単語が並んでいるのではないでしょうか。学校ではこれらの単語を使って英語の文法が説明されますので、知らないと慌ててしまうかもしれません。

それぞれの役割や文法的特徴については、「品詞とは?英語10品詞の特徴や見分け方など徹底解説!」を読んで理解を深めましょう。

まだまだある!文法事項を表す英語フレーズ

他にも文法事項を説明するときに使われる英語はいろいろとあります。

時制を表す英語フレーズ

「現在形」「過去形」など時制を表す英語もそれぞれあります。中には日本語にはない概念もあるので、それをいきなり英語で説明されると混乱してしまうことも。事前に学んでおき、留学に備えましょう。

現在形:present tense

過去形:past tense

未来形:future tense

進行形:continuous/progressive tense

「現在進行形」は「present continuous/progressive」、「過去進行形」は「past continuous/progressive」、「未来進行形」は「future continuous/progressive」。

完了形:perfect tense

現在完了は「present perfect tense」、過去完了は「past perfect tense」、未来完了は「future perfect tense」。

完了進行形:perfect continuous/progressive tense

現在完了進行形は「present perfect continuous tense」、過去完了進行形は「past perfect continuous tense」、未来完了進行形は「future perfect continuous tense」です。

時制について知りたいときは、「英語の「時制の一致」をわかりやすく解説!5つの文法パターンと例外を紹介」、「過去形を基礎からおさらいしよう!」、「英語の現在形ってどこが「現在」なの?紛らわしい文法用語をサクッと解説」なども参考にしてみてくださいね。

人称を表す英語フレーズ

英語は主語の人称、単複によって現在形の動詞の形が変化する言語です。そのため、主語について説明されることがあります。その時に、下記の単語を知っておくと便利です。

一人称:first-person

二人称:second-person

三人称:third-person

単数:singular

複数:plural

上記を合わせて、「三人称単数」と言いたいときには「third-person singular」と言ったり、「一人称代名詞」と言いたいときには「first-person pronoun」などといいます。

代名詞について不安な人は、「使い分けできてる?英語の代名詞を基礎から分かりやすく解説!」を参考にしてください。

「受動態」「能動態」を表す英語フレーズ

英語の文章は受動態(受け身)と能動態を使い分けて表現されます。

受動態:passive voice/tone

能動態:active voice/tone

受動態のおさらいは、「英語の「受動態」作り方を丁寧にわかりやすく解説!」で復習しよう!

オンライン英会話で準備しよう

今回の記事では、英語文法にまつわる表現について学んできました。これらの表現を事前に知っておくと、いざ留学に行き学校で授業を受けるときに役立ちます。また、英語表現を学ぶとともにその内容も確認しておくことをおすすめします。もし、理解が甘い部分があるなら日本にいるうちにしっかり学んでおきましょう。

そして留学する前の準備に、ぜひコミュニケーションで使える英語力も高めていきませんか?英会話の練習には、レアジョブ英会話の無料体験レッスンがおすすめです。

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