4年に一度開催されるオリンピック。選手の活躍や競技が行われる都市の紹介などには、世界中の誰もが興味を持つもの。ぜひ外国人と英語でオリンピックの話ができるようになっておきたいですね。venue(会場)、Olympic flame / torch(聖火)などオリンピックについて話すために必要な表現を押さえ、開会式や競技の話題で盛り上がれるようになりましょう。
オリンピック開催にまつわる基本表現
「入場行進」や「聖火」について話したいと思っても、英語で何と言えばいいのか、すぐに出てこないのではないでしょうか。オリンピックについて話すための基本的な表現を知っておきましょう。
「オリンピック」「パラリンピック」を英語で言うと
the Olympics(オリンピック)
the Olympic Games(オリンピック競技)
古代ギリシャのOlympia(オリンピア)という場所で始まったため、Olympicsと呼ばれるようになりました。複数の競技があるため、通常sをつけます。「競技」という意味のgameを使い、the Olympic Gamesとすることもあります。
「五輪」というのはオリンピックのマークにヒントを得た日本独特の呼び名で、five ringsと言っても通じません。
なお、「夏季オリンピック」はthe Summer Olympicsまたはthe Summer Olympic Games、「冬季オリンピック」はthe Winter Olympicsまたはthe Winter Olympic Gamesです。
the Paralympics(パラリンピック)
the Paralympic Games(パラリンピック競技)
元はparaplegia(パラプレジア=下半身のまひ)とOlympicを組み合わせたものとされていましたが、現在はparallel(平行な)とOlympicを合わせ、「並行して行われるもう一つのオリンピック」と解釈されるようになりました。
開催時期を説明
The Olympics are held every four years.
(オリンピックは4年ごとに開催されます)
every four yearsは「4年ごとに」で、once every four years(4年に一度)と言うこともできます。
The Summer and Winter Olympics alternate every two years.
(夏季と冬季オリンピックは2年ごとに交互に開催されます)
alternateはここでは「交互に起こる」という動詞。every two yearsは「2年ごとに」。
セレモニーにまつわる単語
opening ceremony(開会式)
entrance procession(入場行進)
processionとは「行進、行列」のこと。
flag-bearer(旗手)
bearerは「運ぶ人、持つ人」ということ。
closing ceremony(閉会式)
the Olympic flame / torch(聖火)
flameは「炎」でtorchは「たいまつ」のこと。torchは「懐中電灯」の意味で使われることも。
torch relay(聖火リレー)
Olympic cauldron(聖火台)
cauldronとは昔話に出てくるような「大釜」のこと。
競技や会場を英語で言うと・・・
2024年パリ大会からbreaking(ブレイキン)が新競技として加わりました。競技や会場について説明する言い方も覚えておきましょう。ここでは主に、英語で表現しづらいものを紹介します。
競技の英語
● athletics / track and field(陸上競技)
athleticsは「運動競技」全般を指すこともありますが、オリンピックでは「陸上競技」の意味で使われます。
● diving(飛込)
潜水の「ダイビング」という意味もありますが、オリンピックでは水泳の「飛込」のこと。
● equestrian(馬術)
ラテン語で「騎手」のことをequesterと呼んだことから、こういう呼び名になりました。
● modern pentathlon(近代五種)
1人の選手がフェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(射撃とランニング)という五種目に挑戦するもの。古代の五種競技pentathlon(ペンタスロン)に由来します。
● rowing(ボート競技、ローイング)
rowは「こぐ」ということ。
● water polo(水球)
poloだけだと、馬に乗って行う球技のこと。
「選手」を英語で表現
● athlete(アスリート、選手)
● Olympic delegation(オリンピック選手団)
delegationとは「代表団、派遣団」のこと。
● qualifier(候補選手、選考会)
qualify(資格を得る、予選を通過する)の名詞。「選考会」はtrialとも言います。
● Olympic village(選手村)
athletes’ villageと言うこともあります。
会場・観客を表す言葉
● the Olympic venue(オリンピック会場)
venueはイベントなどの「会場」のこと。東京、パリなどオリンピックの「開催地」を指すこともあります。
● audience / spectator(観客)
audienceはラテン語のaudire(聞く)、spectatorはラテン語のspectare(見る)から来ていますが、現代英語ではどちらも同じように「観客」という意味で使われます。
● arena(アリーナ)
field(フィールド)がaudience seats(観客席)に囲まれている、スポーツやイベントの会場を指します。たいてい屋根があり、2024年パリ・オリンピックでは、North Paris Arena(パリ北アリーナ)でボクシングや近代五種が実施されます。
● stadium(スタジアム)
arenaに比べ大規模で、open air venue(野外会場)であることが多くなっています。パリ・オリンピックではEiffel Tower Stadium(エッフェル塔スタジアム)を設置、塔を見ながらのビーチバレーが開催されます。
このほか、パリ・オリンピックは街の景観を活用しながらin the heart of the city(街の中心部)で実施することを目玉としていて、ブレイキンやスケートボードなどは、Place de la Concorde(コンコルド広場)で行われます。
オリンピックについて英語で会話してみよう
ここでご紹介した単語を使いながら、例えばこんな会話をしてみましょう。
開会式について話す
A: Hey, the opening ceremony will take place on the banks of the Seine River.
(ねえ、開会式はセーヌ川沿いでやるんですよ)
B: Sounds exciting! Who will be the Japanese team’s flag-bearer?
(すごいですね!日本チームの旗手は誰だろう?)
競技について話す
A: Breaking has been added as a new Olympics game.
(ブレイキンがオリンピックの新競技として加えられました)
B: Japanese athletes could win the medals.
(日本の選手がメダルを取るかもしれません)
会場について話す
A: In the heart of the city, the venues are scattered.
(街の中心部に会場が散らばっています)
B: We can enjoy the sights of Paris while watching the games.
(試合を見ながら、パリの景観が楽しめますね)
メダル獲得を応援するためのフレーズについては、下記も参考にしてください。
・スポーツに関する英語を知って海外スポーツを楽しもう
・夏にシーズン開幕!サッカーの選手を英語で応援しよう
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