「文学部です」って英語で言える?大学にまつわる英語表現

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自分の大学について話すとき、「〇〇学部です」などと説明することがありますよね。学生時代にどんなことを勉強していたのか、話のタネに話題にすることもあるでしょう。そんなとき、とっさに英語で自分の専攻や研究内容を説明できるとスムーズに会話が進みます。今回の記事では、そんな場面に役立つ大学にまつわる英語をご紹介していきます。

各学部はどうやって表現する?

まずは各学部の言い方、および自分の所属の言い方を確認していきましょう。ただし、大学によっては表現方法に若干の違いがあることもあります。気になる場合には各大学のホームページなどで正式名称を確認しておいた方がより正確な情報を伝えられますよ。

学部:faculty of~

「学部」そのものは“faculty”で表します。そこに「~の」という意味を持つ“of”を付けることで「~学部」という表現が可能です。また、facultyの下に「学科」などさらに細かい組織分けがされている場合には、“school of~/~school”、 “department of~”で表現することもあります。

ただし、大学によって組織分けの方法は異なるため、必ずしも「faculty→school/department」の順番に沿って「学部→学科」を表現するとは限りません。例えばハーバード大学は修士課程に設置されている12の学部をすべて「school」で表現し、唯一学士課程として置かれている文理学部を「Faculty of Arts and Science」と表します。

各学部の表現方法

では、それぞれの学部の言い方を学んでいきましょう。下記に代表的なものをあげていきます。

・文学部:Faculty of Art and Sciences
・人文学部:Faculty of Arts and Humanities
・政治学部:Faculty of Political Science
・法学部:Faculty of Law
・教育学部:Faculty of Education
・社会学部:Faculty of Social Studies
・経済学部:Faculty of Economics
・農学部:Faculty of Agriculture
・自然科学部:Faculty of Natural Science
・工学部:Faculty of Engineering
・医学部/健康科学部:Faculty of Health Science

I am studying in the Faculty of political science at ABC University.
(私はABC大学で政治学部を学んでいます)

My sister is a professor in the Faculty of Education at ABC University.
(私の姉は、ABC大学の教育学部の教授です)

文系、理系それぞれ言い方がいろいろとあることがわかりますね。ちなみに、“Science”とついている学部がいくつかありますが、学部について話すときは必ずしもScience=科学=理系とは限りません。Scienceには「学術」といったニュアンスもあるので、文脈によって意味合いは変化します。

「〇〇専攻です」の言い方

次に、「自分が具体的に何を学んでいるのか?」を説明できる英語フレーズをご紹介します。「専攻」という言葉は“major”と訳語があてられますが、実は“major”には動詞と名詞の2つの使い方があります。

動詞として使う:I major in~

“major”は動詞の場合、“in”を伴って「~を専攻している」という意味をなします。過去形は”majored”です。

I major in history. (私は歴史学を専攻しています)

I majored in American literature. (私はアメリカ文学を専攻していました)

She majors in nursing. (彼女は看護学を専攻しています)

Alex majored in politics. (アレックスは政治学を専攻していました)

名詞として使う:My major is in~

名詞として使う場合には、“major”の前に“my”をつけることで自分の専攻を表せます。

My major is in history. (私の専攻は歴史学です)

My major was in American literature. (私の専攻はアメリカ文学でした)

Her major is in nursing. (彼女の専攻は看護学です)

Alex’s major was in politics. (アレックスの専攻は政治学でした)

「〇〇学部で△△を専攻しています」と言ってみよう

上記を踏まえ、学部と専攻を一緒に説明してみましょう。学部に所属していることはinを使って表せます。

I major in philosophy in the Faculty of Arts and Humanities. (私は人文学部で哲学を専攻しています)

She majors in dental health in the Faculty of Health and Science. (彼女は医学部で歯科衛生を専攻しています)

Joe majored in computer science in the Faculty of Engineering. (ジョーは工学部でコンピューターサイエンスを専攻していました)

入学、学費、学期、単位など大学にまつわる英単語

「専攻」以外にも、大学にまつわる言葉はいろいろとあります。最後に、それぞれ英語でどのように表現するのか見ていきましょう。

入学:enrolment

大学に入学したり、それぞれの専攻の授業に登録したりすることを“enroll”と言います。その名詞形が“enrolment”です。「入学」というと「大学に入る=enter」を思い浮かべる人もいるでしょうが、「入学」という意味では実はあまり使われません。それよりも、「大学に入学する=大学に登録する」と捉え、「登録する」という意味のenrollを使うことの方が一般的です。

Enrolment decisions are based on the results of an English test for students.
(入学の決定は、英語テストの結果に基づいて行われます)

Please complete your enrolment by the end of March.
(3月末までに登録をお済ませください)

学費:tuition fees

学費のことは“tuition fees”といいます。単純に授業料のことだけを指すのではなく、その他大学の施設利用料なども含めてまとめて表現することが多いです。そのため、“fees”と複数形で表されるのが一般的です。

ちなみに、欧米大学の授業料は、履修単位ごとに決まっており、受ける履修単位の数に応じて授業料は変わります。例えば1コマ30万円なら、4コマ受講した学期は120万円、2コマしか受けなかった学期は60万円、というようにtuition feesが変わっていきます。

Admission and tuition fees are subject to change.
(入学金および授業料は変更される場合があります)

学期:semester、term

「学期」の言い方は学期の分け方によって変わります。2学期制の場合は“semester”ということが多く、3学期制は“term”を使うことが一般的です。大学によって、学部や専攻によって1年間の教育課程は異なりますので、自身のものに合った単語を選びましょう。

Are you taking Political Science this semester?
(今学期は政治学を取っているのですか)

単位:credit (points)

授業を履修して取得する「単位」は“credit”と言います。単位数のことを特に示したい場合には“credit points”と表すこともあります。

How many credits are required for graduation?
(卒業に必要な単位は何単位ですか?)

大学について、英語で自己紹介をしよう!

今回は、大学にまつわる英語についていろいろとご紹介してきました。留学に行ったときや、仕事などで海外のクライアントなどと関わるとき、世間話に自分の大学について話すこともあるでしょう。そんなとき、上記のような単語を知っておくと非常に便利です。いろいろと話す中で共通点を見つけたり、相手に質問をしたりできるとさらに会話が弾むかもしれませんよ。

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