カジュアルから失礼のない「何でもいいよ」まで英語表現を使い分けよう

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「何食べたい?」「休日何したい?」などの質問を受けた時、「なんでもいいよ」と返事をすることはよくあると思います。この「なんでもいいよ」を英語ではどう表現すればいいのでしょうか。同じ「なんでもいいよ」でも色々な表現方法がありますので、今回はそんな違いも含めてご紹介したいと思います。

まずは抑えたい、基本の「なんでもいいよ」4選

希望を聞かれて、「なんでもいいよ」とすぐに答えたい時、とりあえずすぐに口から出るように覚えておきたい表現を4つご紹介します。

Anything is OK:カジュアルな「なんでもいいよ」

You can choose any color for the walls. – Anything is OK with me.
(壁の色は何でも君が選べるよ。- 私はなんでもいいわ。)

「Anything is OK」は、最も覚えやすくてよく使われる「なんでもいいよ」の表現です。友人や家族の間で使うのにはおすすめの表現です。「anything is OK with me」というように「with me」をつけると、「私は何でもいいです」と表現することができます。また、さらにカジュアルな相手には、「Anything」だけでも「なんでもいいよ!」という意味になりますよ。

I am fine with anything:

Any preferences for lunch today? – Not really, I’m fine with anything on the menu.
(今日のランチは何がいい? – 特に好みはないです。メニューにあるものなら何でもいいです。)

「anything」だけでも「なんでもいいよ」という意味になりますが、目上の人にはしっかりした文章で、「I am fine with anything(私は何でも大丈夫です)」という表現を使ったほうが無難です。「fine」は「大丈夫」「構わない」「良い」という意味の言葉ですよ。なお例文の「preference」は「好み」という意味で、直訳すると「今日のランチに関して何か好みはありますか?」という意味になります。

Whatever is fine

What movie do you want to watch? – Whatever is fine. You pick.
(どの映画見たい? – 何でもいいよ。あなた決めて。)

「whatever」は「なんでも」という意味の言葉で、「whatever」だけでも「なんでもいい」という意味になります。これはかなり略式された表現なので、友人や家族などから質問されて「なんでも。」と答えるようなイメージです。また、「どうでもいい」「なんだっていい」という投げやりな意味で使われることもありますので、まだなれないうちは「Whatever is fine(何でも大丈夫です)」と文章にして答えるのが無難でしょう。「with me」を後ろにつけて、「Whatever is fine with me(私は何でも大丈夫です)」という表現もよく耳にします。

I’m up for anything

What should we do this weekend? – I’m up for anything fun.
(週末何する? – 楽しいことなら何でもいいよ!)

「be up for」は「〜に乗り気の」という意味で、「I’m up for anything」を直訳すると「何であっても乗り気です」という意味。「なんでもいい」とは良いながら、「相手の提案されたものなら何でも乗り気だ」というポジティブな印象を与える表現です。例文は更に「anything」のあとに「fun」をつけて、「楽しい何か」と修飾しています。このように後ろに形容詞をつけてanythingに具体性をもたせることもできます。

シチュエーション別「なんでもいいよ」5選

ここからは、「なんでもいいよ」の発展した形をご紹介したいと思います。「なんでもいい」という言葉は、使うシーンによっては「無責任」と取られかねません。相手によって使う表現を選べれば、上級者へ一歩近づくことができます。相手を思いやる表現や、反対に親しい仲で使えるカジュアルな表現などをピックアップしていきましょう。

I am happy with anything:何でもありがたくいただきます

Should we order pizza or Chinese food for dinner? – I’m happy with anything, Both sound good to me.
(夕食にピザか中華でも頼みましょうか? – 何でも喜んで。どちらもいいですね。)

「なんでもいいよ」というのは、日本語でも上司や目上の人に言うのには少し気が引ける言葉です。相手への気遣いを込めつつ、丁寧に表現したいときには、このフレーズを覚えておくといいでしょう。「どうなっても私は嬉しい」というポジティブな意味を込めて「I’m happy」を文頭につけましょう。

なお例文の「Both sound good to me」もポジティブで使える表現で、「私にとってどちらも良いです」という意味の言葉ですよ。

Whatever you like is fine with me:あなたが良ければ何でも大丈夫です。

Should we schedule the meeting for morning or afternoon? – Whatever you like is fine with me. I can adjust my schedule.
(ミーティングは午前中にしますか、それとも午後にしますか? – あなたがいい方で大丈夫です。私は調整できますので。)

こちらも相手への気遣いを込めた表現です。「あなたが選んだものならどれでも問題ありません」という意味を丁寧に表現した文章です。なお例文の「adjust」は「アジャスト」と発音し、「調整する」という意味の単語ですよ。

It’s up to you:おまかせします

Should we go for a walk or stay home? – It’s up to you.
(外に散歩にでも行く?それとも家にいる? – 君におまかせするよ。)

「up to〜」は「〜次第で」という意味のフレーズで、「It’s up to you」は直訳すると「あなた次第です」という意味。どうすればいいか全く良し悪しが判断できず、相手に判断を委ねたい時には、「It’s up to you」で「おまかせします」という表現が使えます。

I don’t care.:何だって気にしないよ

Where should we go? – I don’t care
(どこにいく? – どこだっていいよ。)

「care」は「気にする」という意味の単語で、「I don’t care」で「なんでも気にしない」という意味になります。若者の間ではよく耳にする言葉です。ただし、アメリカ英語では「どれでも素敵」というポジティブな意味で使われますが、イギリス英語では「興味がない」という意味になってしまうので、使う場所には気をつけましょう。目上の人には使わず、友人や家族の間だけで使うと安心です。
また、本当に選択を求められている場面では「無責任」と取られてしまうので使わないようにしましょう。

I’m easy:何だって構わない

Where should we go for dinner? – I’m easy. Anywhere works for me.
(夕食はどこに行く? – 何でもいいよ。どこでも私は構わないよ。)

I’m easyは「I’m easy to please」が省略された形で、直訳すると「私を満足させるのは簡単です」という意味になります。つまり、「私は何を選んでもらっても満足する」という意味になる言葉です。「私は簡単です」という意味ではないので注意しましょう。似たような意味で「I’m not picky」という表現もあり、「私は選り好みしない」という意味から、「なんでもいいよ」という表現として使えます。

なお例文の「anywhere works for me」で、この場合の「work」は「都合がいい」「機能する」という意味で、直訳すると「どこでも私にとっては都合がいい」という意味です。そこから「どこでもかまわないよ」という意味合いになりますよ。

「なんでもいいよ」の英語表現がわかったら

「なんでもいいよ」と伝えるにも、「君にお任せするよ」という意味合いや「私は選り好みしないよ」という意味合いまで、色々な角度から表現ができます。また相手によって丁寧度合いも臨機応変に変えながら伝えることが大切ですよね。今日お伝えした表現はよく使われるものばかりですので、ぜひネイティブとの会話でも役立ててくださいね。

使われるものばかりですので、ぜひネイティブとの会話でも役立ててくださいね。
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