ビジネスのプレゼンや英語のスピーキングテストなど、日常生活の中で緊張する場面はいろいろとありますよね。そんなとき、「緊張している」ととっさに英語で言えますか?一般的には”nervous”で表現されることが多いですが、実は他にもいろいろな言い方があります。今回の記事では、スラングを含め「緊張」を表現するフレーズをいろいろとご紹介していきます。
まずは基本!“nervous”を使ったいろいろな表現
「緊張」を表す言葉として最も基本といえる単語は“nervous”です。辞書で調べると「緊張する」以外にも「神経質な」「くよくよしている」といった意味が掲載されています。何か心配事や気になることがあって、何となく気持ちが落ち着かない状態を表すときに使う言葉です。
「緊張している」状態を表現してみよう
“nervous”は形容詞です。形容詞はbe動詞と組み合わせることで、人や物の状態を表すことができます。
・I am nervous. (私は緊張しています。)
・Are you nervous? (緊張していますか?)
・She is so nervous now. (彼女はいまとても緊張しています。)
・Jackson was very nervous at that time. (ジャクソンはその時とても緊張していた。)
だんだん緊張してきた…そんなとき何という?
大事なプレゼンの発表などを前にして、徐々に緊張感が高まってくることもありますよね。そんな、「緊張してきた」を表現するには”be + getting”の表現が使えます。これは後ろに形容詞を入れることで、「<形容詞>の状態になりつつある」を表すフレーズです。
・I am getting nervous. (緊張してきた。)
・She is getting nervous. (彼女は緊張してきている。)
・They are getting nervous. (彼らは緊張してきている。)
「めちゃくちゃ緊張してる!」と言いたいときには?
状況によって、緊張の度合いが変わることもあるでしょう。そんなときには程度を表す単語を組み合わせることでそれを表現できます。
・I am extremely nervous now! (今めっちゃ緊張してる!)
・Mary was a bit nervous. (メアリーは少し緊張していた。)
nervousはどちらかというとネガティブな意味での「緊張」を表す言葉です。緊張しつつも、どこか心地良さを感じているような状態のときには“excited”(興奮している)の方がその状況をうまく表せます。“excited”も形容詞ですので、“nervous”と同じ使い方ができます。
nervousだけじゃない!バラエティ豊かな表現方法
nervous以外にも緊張状態を表す言葉はあります。英語表現を豊かにするためにも、さまざまなフレーズを知っておきましょう。
tensionを使った表現
tensionとはあるものがピンと張りつめた状態の「緊張」を表す名詞です。たとえばtension of the musclesといえば「筋肉の緊張」を表します。そして、このtensionは物理的な「緊張」だけでなく、心理的な意味での「緊張」にも使用可能です。その際にはunderを一緒に使います。
・I am under tension. (私は緊張している。)
・My mother is under extreme tension. (母はとても緊張している。)
ただし、tensionを使った言い回しは日常生活ではあまり出てこない表現です。よりナチュラルな表現を探しているなら、下記のフレーズがおすすめです。
胃の中に蝶?!「落ち着かない」状態を表す言葉
緊張しているとき、胃の中がなんとなくザワザワしているような、キリキリと痛むような感覚を経験したことのある人はいるでしょう。実は、英語にはまさにこの状態を表すフレーズがあります。それが”have butterflies in one’s stomach”です。
直訳すると「胃の中に蝶がいる」という意味です。蝶が胃の中を舞えば、内側から刺激されて胃が落ち着かない状態になるでしょう。そこからイメージして、「緊張している」「落ち着かない」を表現するフレーズになったのです。
・I have butterflies in my stomach. (緊張して落ち着きません。)
日常会話でよく出てくるスラング
他にも日常的な会話で出てくるフレーズはあります。例えば、“get the jitters”や“get keyed up”などがその例です。
・I always get the jitters before dates. (デートの前はいつも緊張する。)
・He often gets keyed up before exams. (彼は試験の前はよく緊張している。)
緊張している相手にかける言葉
目の前に緊張している人がいたら、何か一声かけてあげたくなることもありますよね。そんなときは、下記に挙げるフレーズを使って相手の様子を窺ったり、励ましてあげたりしてみてください。
「大丈夫?」と一声かけてみよう
一番声掛けしやすいのは、「大丈夫ですか?」の一言でしょう。いろいろな言い方がありますので、ぜひ言いやすいものを覚えて使ってみてください。
・Are you OK?
・Are you alright?
・Are you all good?
これらはすべて「大丈夫ですか?」を表します。三番目についてはオーストラリアでよく使われる表現ですので、アメリカ英語やイギリス英語に慣れている人には聞き慣れない表現かもしれません。
サポートできるか聞いてみる
ビジネスの場などでは、ストレートに「大丈夫ですか?」と聞きづらいときもあります。そんなときには何かできることはないかと尋ねることで相手に気遣いを見せることができますよ。例えば、下記のような表現を活用してみましょう。
・Can I help with anything? (何かできることはありますか?)
・Are there any issues that I can assist with? (何かお手伝いできることはありますか?)
緊張している相手を励ますフレーズ
相手を労わる言葉と合わせて、励ましのフレーズを覚えておくとさらにいろいろなコミュニケーションが取れます。状況や相手との関係性に合わせて、いろいろ使い分けてみてくださいね。
・I know you can do it! (できるって知ってるよ!)
・I got your back. (私がついてるよ。)
・You will be fine. (大丈夫。)
・What will be will be. (なるようになるさ。)
・There is nothing to worry about. (心配することは何もないよ。)
まとめ
今回は「緊張」にまつわる単語やフレーズをいろいろとご紹介してきました。こういった感情を表現する言葉を知っておくと、自分の感情や状況をより正確に伝えられて便利です。基本の“nervous”以外にもバラエティ豊かな表現がありますので、何を表現したいかに合わせてうまく使い分けてみてくださいね。
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