「かき込む」、「食事を摂る」など「食べる」の英単語16選

公開日:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「食べる」という言葉は毎日必ず使う言葉ですが、その食べ方やシーンに応じて、使われる英単語は色々です。もっともオーソドックスな「eat」だけでなく、色々な英単語を使いこなせると安心です。今回は、そんな「食べる」という意味を持つ英単語を、例文とともにご紹介していきたいと思います。

eat以外の基本の「食べる」英単語

「食べる」というと「eat」という単語は皆さんご存知かと思います。そこで「eat」以外の単語で、ネイティブがかなりの頻度で使う「食べる」の英単語からまずはご紹介していきたいと思います。

have:食事をする

I had an apple for breakfast.
(朝食にりんごを食べました。)

Would you like to have dinner with me tonight?
(今夜一緒に食事をしませんか?)

Do you want to have some coffee?
(コーヒー飲む?)

「have」は「持っている」「所有する」という意味の単語ですが、食べ物と一緒に使うと「食べる」という意味になります。「eat」はそもそも、「口に食べ物を入れて噛み、飲み込む」という具体的な動作を指して「食べる」という行為を表す単語です。一方「have」は具体的な食べるという行為ではなく、婉曲的に「食事をする」「食事をとる」という意味を持つ英単語です。ですので、「eat」が「食べる」という個人の動作なのに対し、「have」は複数で食事をするようなイメージで使われることが多くなります。また「eat」にはない、「何かを飲む」というときにも「have」は使うことができますよ。

take:体内に取り込む

Take your medicine.
(薬を飲みなさい。)

We take three meals a day.
(わたしたちは1日3度の食事を取る。)

I don’t take coffee.
(コーヒーは飲みません。)

「take」はそもそも「自分のところに取り込む」という意味の単語です。「食べるという意味では「have」や「eat」のほうが一般的な表現ですが、「体に飲食物を取り込む」という意味合いを強調する際や、薬などには「take」を用います。

enjoy:食事を楽しむ

Did you enjoy your meal?
(お食事は楽しめましたか?)

Thank you. I enjoyed the dinner tonight.
(ありがとうございます。今夜は食事を美味しくいただきました。)

「enjoy」は「楽しむ」という意味の単語です。「食事を楽しむ」という意味や、誰かに作ってもらった食事を「いただく」という意味でよく使われる表現です。

try:食べてみる

Would you like to try one?
(一つ食べてみるかい?)

Try this pudding and tell me what you think of it.
(このプディングを試食して、感想を聞かせて。)

「試す」という意味の「try」ですので、食べ物と一緒に使われる際は「食べてみる」という意味合いになります。「飲んでみる」や「試食する」といった意味でも使えますよ。

taste:味わう

I tasted the stew.
(私はシチューを一口食べてみた。)

Want to taste it?
(味見する?)

I want to taste that alcohol.
(そのお酒を味わってみたい。)

「taste」は「味わう行為」の意味の単語です。食べ物や飲み物を一口、口に入れて、味見をしたり、試食したりするようなイメージです。また、「毒見する」という意味合いもありますよ。

consume:摂取する

He consumed a whole bottle of whiskey.
(彼はウイスキー一本をからにした。)

We consume too many animal fats.
(私達は動物性脂肪をとりすぎている。)

Please consume it before the date.
(お早めにご賞味ください。)

「consume」は「消費する」という意味があり、「食べ物を体の中で消費する」というところから「食べ尽くす」「飲み尽くす」という意味合いになったり、「サプリなどを摂取する」というように訳されることもあります。

dine:(フォーマルな)食事をする

Let’s dine at a restaurant.
(レストランで食事をしましょう。)

Won’t you come to dine with us?
(食事にいらっしゃいませんか?)

「have」も「食事をする」という意味でしたが、「dine」はよりフォーマルな場で、使われます。レストランで食事をしたり、豪華な食事をする際に使うと良い単語です。しっかりした食事に誘うときにも使えますよ。

これが言えたら上級な「食べる」の英語表現

単に「eat」というのではなく、別の言い方をすることでより正確に表現できることってありますよね。そこで次に、ネイティブがさらっと使う上級者向けの「食べる」の英語表現をご紹介したいと思います。

munch on:をむしゃむしゃ食べる

He was munching on a bag of peanuts.
(彼はピーナツをむしゃむしゃ食べていた。)

We sipped black coffee and munched on homemade biscuits.
(我々はブラックコーヒーをすすり、手作りのビスケットをもぐもぐ食べた。)

「munch」は「むしゃむしゃ」「もぐもぐ」という食べる音を表す意味で、音を出してむしゃむしゃ、もぐもぐと食べているイメージです。「munch on」で「〜をむしゃむしゃ食べる」「もぐもぐ食べる」という意味になりますよ。

indulge in:堪能する

Let’s indulge in a buffet tonight.
(今夜はビュッフェを楽しもう。)

Don’t indulge yourself too much.
(あまり食べ過ぎるなよ。)

He began to indulge in drinking after he lost his wife.
(彼は妻を失ってから酒にふけり始めた。)

indulgeはもともと「甘やかす」という意味の言葉で、「自分を甘やかす」というところから食べ物に使う際は「堪能する」「食べ過ぎる」「酒などにふける」という意味合いで使うことができます。また甘いものや脂っこいものなど、体に悪い大好きな食べ物を思う存分食べる、というときにも「indulge」という言葉が使えますよ。

devour:完全に食べ尽くす

He devoured a whole packet of biscuits.
(彼はビスケットを一袋完全に食べ尽くした。)

He devoured his meal.
(彼は食事をガツガツ食べた。)

Devourの語源はもともとラテン語「devorare」という言葉から派生した言葉で、「獣が獲物を呑み込む」「食べ尽くす」という意味の言葉です。そこから「食べ物を一瞬で食べてしまう」というイメージの英単語として使われています。「むさぼり食う」「ガツガツ食べる」というふうに訳されることも多いですよ。ちなみにこの単語は、「本などを貪り読む」というときにも使います。

grab:食べに行く

I’ll grab a hamburger for lunch today.
(今日はランチにハンバーガーを食べるよ。)

Let’s grab a bite.
(なんかちょっと食べよう。)

Can you grab something to drink?
(なにか飲み物買ってきてくれる?)

「grab」は「掴む」という意味の単語です。「食べ物を掴む」というのが根本的なイメージで、「外に行って食べるものを掴む=食べに行く」という時によく使われます。また何か食べるものを買ってくるときにも使える表現ですよ。
また2つ目の例文の「bite」は「ひとくち」という意味ですが、「grab a bite」で「軽く食べる」という意味になります。

gobble:丸呑みする

Don’t gobble your food!
(ガツガツ食べないで!)

He’s really gobbling up the juice.
(彼、あっという間にジュースを飲んじゃったね。)

She gobbled down her lunch.
(彼女はランチを貪り食べた。)

「gobble」は急いでものを食べたり、丸呑みするというような意味の言葉です。「食べ物の塊」という意味の「gob」が語源だという説があり、そんな塊を丸呑みするようなイメージですね。「貪り食う」「ガツガツ食べる」などと訳されますよ。
「gobble」だけでも成り立ちますし、「gobble up」「gobble down」という句動詞になって「ガツガツ食べ尽くす」「むさぼり食う」というな意味で使われることもあります。

wolf down:オオカミのように食い荒らす

You’ll choke if you wolf your food down like that.
(そんなに急いで食べると喉に詰まるよ)

Don’t wolf down your food. You should eat more slowly.
(そんなガツガツ食べないで、もうちょっとゆっくり食べようよ。)

「wolf」はオオカミという意味なので、「wolf down」はオオカミが肉などをがっついて食べるようなイメージの単語です。動物のように食べて、「食い荒らす」という意味もあります。「むさぼり食う」「ガツガツ食べる」と訳されたりもします。

bolt down:かき込む

It is normal for puppies to bolt down the food.
(子犬が餌をかき込むが普通のことです。)

I had to bolt down my breakfast this morning.
(今朝は大急ぎで朝食を食べなきゃならなかった。)

「bolt」は原始ゲルマン語に由来し、「矢や飛び道具」を意味してきました。その、「矢が速く飛ぶ様子」から「パッと動き出す」という意味の動詞に派生し、食べ物のことになると「急いで呑み込む」という意味合いを持つことになりました。「bolt down」という句動詞は、時間がなく大急ぎで食べ物をかき込む時などに使います。

snack:間食をする

I’ve been snacking all day.
(一日中間食してる。)

I have to stop snacking.
(間食するのをやめなきゃ。)

I snacked on potato chips.
(ポテトチップを軽く食べた。)

日本語でもお菓子のことをスナック菓子といいますが、英語で「snack」は「間食」や「軽食」「夜食」など、正規の食事以外の時間に取る軽い食べ物の意味です。「snack on」で「〜を軽食として取る」という意味になりますよ。

pick at:だらだら食べる

Don’t pick at your food.
(嫌そうに食べるなよ)

I picked at my room service meal.
(ルームサービスの食べ物をつまんだ。)

「pick」は指で選ぶという意味なので、指でつまみながら、少しずつ食べる」というイメージから、「だらだら食べる」「嫌そうに食べる」というような意味になります。また、「少食である」と訳されることもありますよ。

「食べる」の英語表現がわかったら

一言で「食べる」といっても、日本語でもその食べ方や場面で使う単語は異なりますよね。英語でも沢山の「食べる」を意味する単語があります。その語源を知ると単語の持つイメージが鮮明になりますので、ぜひ説明文をしっかり読んで、イメージしながら単語を使ってみてくださいね。

そして実際にいろんな「食べる」の英語を使って練習したいと思ったら、レアジョブ英会話の無料体験レッスンがおすすめ。

初回レッスンのレベルチェックをもとに日本人カウンセラーがあなたのためにアドバイスします。

まずはレアジョブ英会話を無料登録しよう

Please SHARE this article.

英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう

英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。

無料登録しておくとお得な情報が届きます

今すぐ無料体験する

最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結

レアジョブ英会話の学習サイクルを示す図。各ステップは現状把握、学習相談、予習、実践の4つで、矢印でつながっています レアジョブ英会話の学習サイクルを示す図。各ステップは現状把握、学習相談、予習、実践の4つで、矢印でつながっています

※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます

レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。

利用者インタビュー

無料登録~7日以内なら初月半額

今すぐ無料体験する

編集部おすすめ記事

英語に関する最新記事を
メルマガでチェックしよう!

メールマガジンを購読する