「眩しい」という言葉は光の輝きだけでなく、人の笑顔や感情の美しさにも使われる表現です。けれども、英語で「眩しい」をどう言えばいいか迷ったことはありませんか?
この記事では、日常の中でよく使う「眩しい」を英語でどう表現するか、光の眩しさから心に響く眩しさまで、幅広くご紹介します。英語で「眩しい」を使いこなして、表現の幅を広げましょう!
光の「眩しさ」を表現する英語フレーズ
ここでは「西日が眩しい」や「強い日差しが目にしみる」といった、実際に光が眩しいときに使う英語表現を見ていきます。
・基本的な英単語:so bright, too bright, dazzling, glaring, blinding
・「眩しい」を使ったシチュエーション別表現
・その他の「眩しさ」を強調するフレーズ
・注意したい日本語の「眩しい」とは異なる表現
シチュエーション別に使えるフレーズも確認してみてくださいね!
「眩しい」を意味する基本的な英単語
まず、「眩しい」を表す代表的な英単語を見ていきます。それぞれ微妙にニュアンスが異なるので違いを理解して使いこなしましょう。
So bright:とても明るくて眩しいとき
so brightは「とても明るい」という意味で、次に示すToo brightとともに日常会話でよく使われます。
The lights are so bright tonight. (今夜のライトはとても眩しい)
Too bright:明るすぎて眩しいとき
too brightは「明るすぎる」という意味で、過度な明るさを表現する際に使われます。
The screen is too bright, I need to adjust the settings. (画面が明るすぎるので、設定を調整する必要がある)
Dazzling:強い光や輝きが眩しいとき
dazzlingは強い光や輝きが眩しいときに使われる表現。
The sunlight was so dazzling that I had to close my eyes. (太陽の光がとても眩しくて、目を閉じなければならなかった)
Glaring:光や反射光が眩しいとき
glaringは光や反射光が眩しいときに使われる表現。
The glaring sun made it difficult to drive. (眩しい太陽で運転が難しかった)
Blinding:目をくらますように眩しいとき
blindingは非常に強い光で目が見えなくなるような眩しさを表現。blindは日よけの「ブラインド」や、「目の不自由な」という意味でよく知られているので、イメージしやすいかもしれませんね。
The blinding sunlight made it difficult to drive. (眩しい日差しで運転が難しかった)
「眩しい」を使ったシチュエーション別表現
前述した英単語を使って、特定のシチュエーションでの例を示します。
<西日が眩しいとき>
The setting sun is dazzling in the evening.(夕方の西日が眩しい)
<反射光が眩しいとき>
The glaring reflection off the water made it hard to see. (水面からの眩しい反射光で見えづらかった)
<眩しすぎて目を開けられないとき>
The blinding light made it impossible to keep my eyes open.(眩しい光で目を開けていられなかった)
<夜間の強い照明が眩しいとき>
The streetlights are too bright tonight. (今夜の街灯は明るすぎる)
その他の「眩しさ」を強調するフレーズ
視覚的な眩しさをさらに強調したい場合に使える表現もご紹介します。
Sun-drenched:太陽の光があふれる状況を表す
sun-drenchedは太陽の光が豊富に当たる状況や場所を表す表現。drenchedは「びしょ濡れである」という意味で、be drenched in the rain(雨でびしょ濡れである)やbe drenched with sweat(汗びっしょりである)のように使うので併せて覚えておきましょう。
The sun-drenched beach was perfect for a relaxing day. (太陽に照らされたビーチは、リラックスするのに最適だった)
Blazing:強烈な光や熱を表す
blazingは「非常に強い」「猛烈な」という意味で、光、熱、色などが非常に強烈であることを表現。
The blazing sun made it hard to stay outside for long.(強烈な日差しで長時間外にいるのが大変だった)
注意したい日本語の「眩しい」とは異なる表現
英語の各表現は、日本語の「眩しい」と少しニュアンスが異なるため解説します。
Dazzling vs. Blinding
「dazzling」は美しい輝きを表すことが多く、ポジティブな意味合いを持ちます。一方、「blinding」は非常に強い光を表現し、耐え難い状況を示す際に使われることが多いです。
The dazzling fireworks lit up the night sky. (その眩しい花火が夜空を照らした)
The blinding headlights of the oncoming car made it difficult to see the road. (対向車の眩しいヘッドライトで道路が見えにくくなった)
dazzlingを使った文では花火の光が美しく視覚的に感動的な輝きを放っている様子を表していますが、blindingを使った文では対向車の光が強すぎて視界が悪くなる状況を説明しています。
So bright vs. Too bright
「so bright」は「とても明るい」という強調表現で、必ずしも否定的ではありません。一方、「too bright」は「明るすぎる」という意味で、過度な明るさに対する否定的なニュアンスを含んでいます。
The lights in the room are so bright that I feel energized. (部屋のライトがとても明るくて、元気が出る)
My smartphone screen is too bright, so I need to turn down the brightness to prevent eye strain. (スマホの画面が明るすぎるので、目の疲れを防ぐために明るさを下げる必要がある)
so brightの文では明るい光がエネルギーを与えるポジティブな感覚を表現していますが、too brightの文では明るすぎる画面が目に負担をかけるため調整が必要であることを示しています。
心を照らす「眩しい」を表す表現
ここでは「眩しい笑顔」「あなたは眩しい」など、日本語独特の「眩しい」を英語でどう表現するかに焦点を当てます。特に、人の魅力や美しさ、心を動かす瞬間を表現する際に役立つフレーズをご紹介します。
・心を温かくする「眩しい」:Radiant、Bright、Shining
・美しさを際立たせる「眩しい」:Glimmering、Dazzling、Brilliant
・感情を引き立てる「眩しい」:Radiant joy、Blinding love、Gleaming with happiness
・日常での「眩しい」の使い方
心を温かくする「眩しい」
人や物が発するポジティブなエネルギーや、心を温かくする輝きに関する表現を見ていきましょう。
Radiant
radiantは主にポジティブな状況で使われ、人や物が美しく輝いている、明るく光り輝くという印象を与え、感情や美しさ、光そのものを表現するだけでなく、心を照らすポジティブな輝きも表します。
The radiant sunlight filled the room. (輝く日光が部屋を満たした)
Her radiant smile brought joy to everyone around her. (彼女の輝く笑顔が周囲の人々に喜びをもたらした)
Bright
brightは単に「明るい」として、良い意味での心地よさを伝えます。
The bright presence of the new baby filled the home with happiness. (新しい赤ちゃんの明るい存在が家に幸せをもたらした)
Shining
shiningは「光る」「輝く」という意味ですが、比喩的に内面的な輝きや素晴らしさを表現します。
Her shining personality made everyone feel at ease. (彼女の輝くような性格がみんなをリラックスさせた)
美しさを際立たせる「眩しい」
美しさや素晴らしさを強調する「眩しい」にまつわる表現も見ていきましょう。
Glimmering
glimmeringは「かすかな光」という意味で、微細で優雅な輝きや光の美しさを表現します。
The glimmering stars in the sky were a beautiful sight. (空に輝く星々は美しい光景だった)
Dazzling
dazzlingは「強い光や輝きが眩しいとき」に使うと解説しましたが、目を引くほどの美しさや輝き、素晴らしい物や出来事なども表現します。
The dazzling performance left everyone in awe. (その眩しいパフォーマンスがみんなを驚嘆させた)
Brilliant
brilliantは「光り輝く」「華々しい」というポジティブな意味を持ち、明るさや色彩の美しさを強調します。
The brilliant colors of the sunset were breathtaking. (夕焼けの輝くような色合いが息をのむほど美しかった)
感情を引き立てる「眩しい」
感情や心に強く残る印象を与える「眩しい」にまつわる表現もご紹介しますね。
Radiant joy
radiant joyは感情の輝き表現します。
Her radiant joy was obvious for all to see. (彼女の輝く喜びは誰の目にも明らかだった)
Blinding love
blinding loveは非常に強い愛情を表現する際に使います。
Their blinding love for each other was inspiring. (彼らのお互いへの眩しいほどの愛情は感動的だった)
Gleaming with happiness
gleaming with happinessは幸せで輝いている様子を表します。
She was gleaming with happiness on her wedding day. (彼女は結婚式の日に幸せで輝いていた)
日常での「眩しい」の使い方
最後に、日常生活で使われる「眩しい」を含むフレーズや表現を見ていきます。
Brightening up someone’s day
brightening up someone’s dayは、誰かの一日を明るくすることを示す表現。
Her kind words brightened up my day. (彼女の優しい言葉が私の一日を明るくしてくれた)
A shining example
a shining exampleは、素晴らしい例として示されること。
He is a shining example of dedication. (彼は献身の輝かしい例である)
Radiates warmth
radiates warmthは、温かさや親しみを表す表現。
Her presence radiates warmth and kindness. (彼女の存在は温かさと親切さを放っている)
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