場の空気が微妙になる、なんとなく気まずい…そんなシーンで使える英語表現を知っていますか?気まずい場面にぴったりなフレーズを使いこなせれば、英会話の幅がぐんと広がります。この記事では、「気まずい雰囲気」「友達と気まずくなる」「気まずい思いをさせる」など、状況に合った英語表現を紹介します!
「気まずい」を英語でどう表現する?
日本語の「気まずい」は、単に「恥ずかしい」「不快」といった言葉で表せない微妙な感情です。英語でも「awkward」「uncomfortable」「embarrassed」など、状況や相手との関係に応じて使える言葉が異なります。まずは、シーンに合わせた英語表現を学んで、細やかなニュアンスを表現してみましょう!
Awkward
awkwardは、「気まずい」の英語表現で最も一般的な単語です。会話が途切れたり、場が妙に静まり返ったりしたときなどのぎこちなさを表し、「awkward silence(気まずい沈黙)」といったフレーズもよく使われます。
There was an awkward silence after I told the joke. (私が冗談を言った後、気まずい沈黙が流れた)
It was so awkward when we ran into each other after the argument. (私たちは口論の後にばったり会って、すごく気まずかった)
また、awkwardは「Awks」とスペリングを少し変えて、SNSやテキストメッセージでスラングとして使われます。
Just texted my crush and accidentally called him by the wrong name. Awks! (好きな人にメッセージを送ったら、うっかり間違った名前で呼んでしまった。気まずい!)
Uncomfortable
uncomfortableは直訳すると「不快」という意味ですが、「気まずくて居心地が悪い」といったニュアンスで使われることも多い表現です。特に、周囲や相手に配慮が足りず、相手が「話題にしないでほしい」と感じるようなシーンで使われやすい表現です。
I felt uncomfortable when everyone was staring at me. (みんなが私を見ているとき、居心地が悪かった)
She looked uncomfortable when he brought up her past relationship. (彼が彼女の過去の恋愛について話し出したとき、彼女は気まずそうだった)
Embarrassed
embarrassedは「恥ずかしい」と「気まずい」の両方の意味を持つ表現です。自己紹介の場や、ちょっとしたミスをしたときに「恥ずかしい」「気まずい」と感じる場面で役立ちます。
He felt embarrassed when he realized he had called his teacher by the wrong name. (先生の名前を間違えて呼んでしまったことに気づいたとき、彼は気まずさを感じた)
I was embarrassed when I tripped in front of everyone. (みんなの前でつまずいたとき、恥ずかしくて気まずかった)
気まずい「雰囲気」を表す表現
友人や同僚との会話が途切れたり、言葉にできない微妙な空気が漂ったりすることはありませんか?日本語の「気まずい雰囲気」は、英語で「awkward」や「tension」といった言葉で表されることが多いです。特に、若い世代では「cringe」というスラングもよく使われ、カジュアルな会話における気まずさを表現するのに役立ちます。ここでは、そんな場面で使える具体的なフレーズとニュアンスを見ていきましょう。
Awkward atmosphere
何か違和感が漂うような気まずい空気を「awkward atmosphere」と表現します。沈黙や会話がギクシャクしているときに使う便利なフレーズです。atmosphereは「大気」「空気」「雰囲気」という意味で、「アトゥモスフィア [ˈætməsfìɚ]」のように語頭を強く発音します。
(▼ atmosphereの発音)
There was an awkward atmosphere after he mentioned the mistake. (彼がミスについて言及した後、気まずい空気が流れた)
The party was fun at first, but it became an awkward atmosphere after the argument. (パーティーの最初は楽しかったが、口論の後は気まずい雰囲気になった)
Tension in the air
「tension」は「緊張感」や「ピリついた空気」を表す言葉で、主に争いや対立があって気まずい場面に適しています。
There was tension in the air after they both realized they had the same crush. (2人が同じ相手に恋をしていると気づいた後、空気がピリついた)
You could feel the tension in the air as the debate got more heated. (議論が白熱するにつれて、ピリピリとした雰囲気が漂っていた)
Cringe moment
「cringe」は、他人の行動や発言に対して気まずさや恥ずかしさを感じる瞬間を表すスラングです。
That was a total cringe moment when he started dancing awkwardly. (彼がぎこちなく踊り始めたときは本当に気まずかった)
I can’t believe she brought up that story; it was such a cringe moment. (彼女がその話を持ち出すなんて信じられない。まさに気まずい瞬間だった)
友人や関係が「気まずくなる」シーンの表現
友人や恋人と些細な誤解やトラブルで関係が気まずくなることがありますよね。英語では「awkward」や「distant」といった表現が使われ、特に「お互いにぎこちなくなる」「距離ができる」といった微妙な関係性の変化を伝えられます。また、カジュアルな会話では「socially awkward」などのスラングも用いられ、親しい関係での気まずさを表現するのに役立ちます。
ここでは、友人や親しい人との関係に使える表現を見ていきましょう。
Things got awkward between us
このフレーズは、友人や恋人との関係で何かがきっかけで「お互いに気まずくなった」ことを表現するときに使われます。些細な口論や誤解が原因で、以前のような気楽な関係が難しくなったときにぴったりの表現。
Things got awkward between us after we had that argument. (あの口論の後、私たちの間が気まずくなった)
We used to be close, but things got awkward after I declined his invitation. (私たちは仲が良かったが、彼の招待を断った後、気まずくなった)
We grew distant
「distant」は「距離ができる」という意味を持ち、物理的な距離だけでなく心理的な距離感を表現するのにも適しています。気まずさや疎遠になることで、以前のように話すことがなくなったり、連絡が減ったりする場合に使われます。
After she moved to a new city, we slowly grew distant. (彼女が新しい街に引っ越してから、私たちは次第に疎遠になった)
They were close friends in high school, but they grew distant over time. (高校時代は親友だったが、時間が経つにつれて疎遠になった)
Socially awkward moments
この表現は、特に社交的な場面で不器用さが目立つ瞬間を指します。気まずさが強調される場面で使われることが多い表現。
He always has socially awkward moments at parties, making everyone feel uncomfortable. (彼はいつもパーティーで気まずい瞬間を作り出し、みんなを不快にさせる)
Her socially awkward moments often leave people at a loss for words. (彼女の社交上のぎこちない瞬間は、人々をしばしば言葉に詰まらせる)
ちなみに「ぎこちなさ」はawkwardnessです。
Her social awkwardness often leaves people at a loss for words. (彼女の社交的なぎこちなさは、人々をしばしば言葉に詰まらせる)
「気まずい思いをさせる」シーンのフレーズ
日常の会話の中で、知らず知らずのうちに誰かを気まずい思いにさせてしまうこともあります。このように相手にプレッシャーを与えたり、恥ずかしい状況にさせてしまったりしたときに役立つフレーズです。さらに、よりカジュアルでリアルな表現が可能になるスラングも併せて見ていきましょう。
Make someone feel uncomfortable
このフレーズは、誰かに対して気まずさや不快感を与えるときに広く使われます。特定の話題を持ち出すことで、相手が居心地の悪さを感じる状況にぴったりです。
I didn’t mean to make her feel uncomfortable by asking about her ex. (彼女の元カレについて尋ねて、気まずくさせるつもりはなかった)
He tends to make people feel uncomfortable with his awkward jokes. (彼はぎこちない冗談で人を気まずくさせることが多い)
Put someone on the spot
このフレーズは、相手に急に質問をしたり意見を求めたりすることで、その人を困らせたりプレッシャーを与えたりしてしまったときに使う表現です。特に、即座に反応を求められる状況でよく使われます。
I felt bad for putting her on the spot during the meeting. (会議中に彼女を困らせてしまったことに罪悪感を覚えた)
Don’t put him on the spot by asking him to sing in front of everyone. (みんなの前で歌うように彼に頼んで、気まずくさせないで)
Cringe-worthy situation / Cringe-worthy moment
このフレーズは、他人を気まずい思いにさせるような状況を指し、特に冗談や失言が原因で生じる場面に適しています。
It was a cringe-worthy situation when he accidentally insulted her. (彼が彼女をうっかり侮辱したときは、気まずい状況だったね)
It was a cringe-worthy moment when he tried to impress her with a joke that totally fell flat. (彼が全くウケないジョークで彼女を惹きつけようとしたときは、本当に気まずかった)
Cringe-worthy situationとCringe-worthy momentはどちらも同じように、気まずい瞬間や恥ずかしい瞬間を指す言い方として使うことができます。Cringe-worthy situationは特定の状況や場面を強調するニュアンスがあり、Cringe-worthy momentは具体的な出来事や瞬間を強調する表現です。
英語で「気まずい」表現を自在に使いこなそう
日常の会話や友人とのやり取りで、「気まずい」瞬間は意外と多くあります。今回紹介した表現をマスターすることで、相手の気持ちや状況をより的確に表現できるようになります。英会話の表現力が豊かになることでコミュニケーションが一層スムーズになり、相手との関係も深まるはず!シーンに合わせて、適切な「気まずい」表現を使えるようになりましょう!
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