「右利き」「左利き」「両利き」などの利き手にまつわる表現は、日常生活で意外と話題に上るもの。でも、それを英語でどう言えばいいか知っていますか?たとえば、「右利き」は英語でright-handed、では「利き手」は?
この記事では、「利き手」に関する英語表現を例文とともに解説します。日常会話や自己紹介で役立つ表現をマスターして、英語力をもう一段アップさせましょう!
「右利き」「左利き」「両利き」の基本英語表現
利き手の話題は日常会話や自己紹介で意外と役立つテーマです。まず、「右利き」や「左利き」の英語表現を見ていきましょう。基本的な表現とともに、気軽に使えるフレーズも紹介します!
「右利き」は英語でright-handedまたはrighty
「右利き」を意味する英語表現には、right-handedとrightyがあります。
right-handed:「右利き」を表す標準的な表現
righty:カジュアルな表現で、親しい間柄や軽い会話で使われる
Are you right-handed or left-handed? (あなたは右利きですか、それとも左利きですか?)
Most tools are designed for right-handed people. (ほとんどの道具は右利きの人向けに作られています)
I’m a righty, but I can use my left hand a little. (私は右利きだけど、左手もちょっと使えるよ)
As a righty, I always hold my coffee cup in my right hand. (右利きなので、コーヒーカップはいつも右手で持つよ)
「左利き」は英語でleft-handedまたはlefty
「左利き」を意味する英語表現には、left-handedとleftyがあります。
left-handed:「左利き」を意味する標準的な表現
lefty:カジュアルな表現で、友達同士や軽い話題でよく使われる
My brother is left-handed. (私の弟は左利きです)
Left-handed athletes often have an advantage in sports. (左利きのアスリートはスポーツで有利なことが多いです)
Hey, are you a lefty? That’s cool! (ねえ、左利きなの?それってカッコいいね!)
My dad’s a lefty, but he uses scissors with his right hand. (父は左利きだが、ハサミは右手で使うんだ)
「両利き」は英語でambidextrous
ambidextrous は「両利き」を意味する正式な表現で、フォーマルな場面で使われることが多いです。口語的なカジュアル表現は特にありませんが、「両方の手が使える」状況を直接説明するのが一般的。
She’s ambidextrous, so she writes with both hands. (彼女は両利きで、両手で書きます)
It’s rare to meet someone who’s truly ambidextrous. (本当に両利きの人に会うのは珍しいです)
She can use both hands equally well when drawing. (彼女は絵を描くとき、両手を同じように使うことができます)
He’s able to switch hands seamlessly when playing tennis. (彼はテニスをするときに、手をスムーズに入れ替えることができます)
「利き手」は英語で何と言う?
「右利き」「左利き」だけでなく、「利き手」という言葉そのものを英語で表現したいとき、どう言えばよいでしょうか?さまざまな場面で使える便利な表現があるので、「利き手」を意味する英語表現や関連フレーズを見ていきましょう。
「利き手」は英語で dominant hand
dominant hand は利き手を表す最も一般的な表現で、「利き手」という概念そのものを説明するときに便利。自己紹介や医療・スポーツの場面でも頻繁に使われます。
What’s your dominant hand? (あなたの利き手はどちらですか?)
My dominant hand is my right hand. (私の利き手は右手です)
「非利き手」は英語で non-dominant hand
利き手に対して反対側の手を表現するのがnon-dominant hand。スポーツやリハビリなどでよく使われる言葉です。
Try using your non-dominant hand for practice. (練習のために非利き手を使ってみてください)
My non-dominant hand is not very strong. (私の非利き手はあまり力がありません)
利き手の話題でよく使う関連フレーズ
利き手を直接表現しなくても、手の使い方や好みを尋ねるときに便利なフレーズがあります。自然な会話を広げるのに役立つでしょう。
Which hand do you prefer? (どちらの手が使いやすいですか?)
Do you ever switch your hands while playing tennis? (テニスをプレー中に手を入れ替えることはありますか?)
It feels awkward using my other hand, but I’ll try! (反対の手を使うと違和感がありますが、やってみます!)
I wish I could use both hands equally well. (両手を同じように上手に使えたらいいのに)
日常会話でよく使う利き手にまつわる表現
日常会話では、利き手にまつわるさまざまな表現が登場します。ときには、単にどちらが利き手かを話すだけでなく、相手が使う手の癖や利き手を使う際の感覚について言及することもあります。ここでは、日常の会話で使われる利き手に関連する表現をいくつか見ていきましょう。
It’s not my strong hand.
「It’s not my strong hand.(それは私の得意な手じゃない)」は非利き手を使うときの表現。自分が利き手以外の手を使うことに自信がない場合に使います。
A: Can you write with your left hand? (左手で書けますか?)
B: Well, it’s not my strong hand, but I can try! (まあ、得意な手じゃないけど、試してみますよ!)
I’m a righty / lefty.
「I’m a righty/lefty.(私は右利き/左利きだ)」は、すでに述べたように「右利き」や「左利き」のカジュアルな言い回しで、自己紹介や軽い会話でよく使います。利き手がどちらかを簡潔に伝えたいときに便利。
A: Are you a righty or a lefty? (あなたは右利きですか、それとも左利きですか?)
B: I’m a righty, how about you? (私は右利きです、あなたは?)
I do everything with my right / left hand.
「I do everything with my right/left hand.(私はすべて右手/左手でやる)」は、日常的な動作をどちらの手で行うかを説明する際の表現。自分の利き手を使ってすべてのことをするという強調の意味を込めて使います。
A: Can you use both hands? (両手を使えますか?)
B: I do everything with my right hand. (私はすべて右手でやります)
I can’t do that with my non-dominant hand.
「I can’t do that with my non-dominant hand. (非利き手ではそれができない)」は、反対の手(非利き手)でうまくできないことを表現する際に使います。非利き手でできることとできないことを区別するためのフレーズ。
A: Can you write with your left hand? (左手で書けますか?)
B: I can’t do that with my non-dominant hand, it’s too difficult! (非利き手ではそれができません、とても難しいです!)
I’m trying to become ambidextrous.
「I’m trying to become ambidextrous.(私は両利きになるように練習している)」は、両手を使う能力(両利き)を身につけようとしているときに使うフレーズ。普段は利き手を使いながらも、反対の手でもスムーズに行動できるように練習している場合に使います。
A: You’re using your left hand to eat? (左手で食べているのですか?)
B: Yes, I’m trying to become ambidextrous. (はい、両利きになるように練習しています)
利き手にまつわる豆知識と英語表現
利き手に関する話題は単なる言語や文化にとどまらず、心理学や歴史、さらには個人の特性にも深く関連しています。ここでは利き手にまつわる面白い豆知識を紹介し、それに関連した英語表現を見ていきましょう。利き手の違いがどのように英語で表現されるのかを知ることで、より深い理解が得られます。
左利きは世界の人口の約10%
左利きは少数派ですが、世界中で約10%の人々が左利きだとされています。歴史的には左利きは一部の文化で不吉とされることがありましたが、現代ではその価値が再評価されています。
Left-handed people are often considered to be more creative. (左利きの人は、より創造的だと見なされることが多いです)
左利きの人々が一般的に創造的な傾向があるという文化的な観点を表現。
両利きは稀だが特別な才能とされることも
両利き、つまりどちらの手でも物事を行う能力を持つ人は非常に少ないですが、この能力は特別な才能として注目されることも。両利きの人はスポーツや芸術の分野で優れた能力を発揮することが多いとされています。
He’s naturally ambidextrous and excels in sports. (彼は生まれつき両利きで、スポーツが得意です)
両利きの人がスポーツなどで優れた能力を発揮する様子を表現。
利き手の違いが脳の働きに影響を与える
利き手の違いは脳の働きにも影響を与えることが知られています。たとえば、右利きの人は左脳が活発に働く傾向があり、左利きの人は右脳がより活発です。そのため、創造性や論理性に違いが見られることがあるそう。
Left-handed people are thought to be more right-brained, while right-handed people are more left-brained. (左利きの人は右脳が活発で、右利きの人は左脳が活発だと考えられています)
右利きと左利きの脳の働きに関する科学的な考え方を表現。
歴史的には左利きは不吉とされた
歴史的に左利きは不吉なものとされ、悪いイメージがつきまとっていたそう。中世ヨーロッパでは、左手を使うことが悪魔的な行為と見なされることもありました。しかし、今日ではそのような偏見は薄れ、左利きもポジティブに捉えられるようになっています。
In ancient times, being left-handed was seen as a sign of bad luck. (古代では、左利きは不運の兆しと見なされていました)
左利きに対する歴史的な偏見を表現。
利き手の表現が分かったら…
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