国際遠距離恋愛で乗り越えなくてはいけない3つの困難と対処法

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「海外で働きたいけど、彼氏彼女とうまくやっていけるか不安……」国際遠距離恋愛を続けるには、乗り越えなければならない壁がいくつもあります。今回は、フィリピン・日本間で4年の国際遠距離恋愛を乗り越えてご結婚された1組の日本人カップルに、「国際遠距離恋愛をする上で大切なこと」を聞いてみました!

国際遠距離恋愛をすることになったきっかけ

Q:どうして国際遠距離恋愛をすることになったのですか?

Mさん「私がフィリピンに留学している間にKさんと出会い、付き合うことになりました。私は1年以内に日本に帰国する予定だったので、付き合い始めた当初から国際遠距離恋愛になることはわかっていたんです。」

Kさん「僕はその頃フィリピンで駐在員として働いていました。その後はフィリピンでスタートアップを立ち上げるなど、こちらで根を張って生活していましたから、日本に帰国する予定はありませんでした。」

Mさん「私にとって遠距離恋愛は初めてで、本当に不安でした。学生のうちは休みも多かったので、2カ月に1回はフィリピンに来ていました。」

Q:休みのたびにフィリピンに行くのは、金銭的にも大変そうですが……。

Mさん「当時は既にLCCも登場していて、気軽にフィリピンに行けるようになっていたので助かりました。国際遠距離恋愛になると会える時間は当然減りますが、今では割と気軽に海外へ行けるので、そういう意味ではそれほど不安は大きくなかったです。」

Kさん「会えない時間は顔が見えない分、できるだけ頻繁に連絡をとるようにしました。僕はもともとマメな方ではありませんでしたが、連絡を頻繁にすることはお互いが努力すべき点だと思ったので。」

困難1:会えない寂しさを乗り越えるには?

Q:Mさんが就職してからは、学生の時ほど頻繁にフィリピンには行けないですよね。

Mさん「そうですね。やはり会える時間が減ると、寂しかったです……。国際遠距離恋愛は『頻繁に会えなくて寂しい』というのが大きな壁だと思います。」

Q:どうやって乗り越えたんですか?

Mさん「次に会う予定を常に決めておくようにしました。そうすると『次の予定まで頑張ろう!』と思えるんです。私がフィリピンへ行くだけではなく、2人で色々な場所へ旅行に行きました。旅行を計画している時はワクワクするので、寂しさを紛らわすことができます。」

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Q:連絡を頻繁にとっていたのも、心の支えになりますよね。

Mさん「そうですね。もともとはマメじゃなかったKさんが頻繁に連絡するように努力してくれたので。」

Q:Kさんは、マメに連絡を取る上で気を付けたことはありますか?

Kさん「お互いの時間が合えば電話するようにしていました。フィリピンと日本は時差も1時間しかないので、時間的なすれ違いが起こることもなかったです。ただ、フィリピンはネット回線が安定しないんですよね……。LINEやSkypeでの会話中に接続が途切れてしまうこともありました。その点では、なるべく安定したネット環境を整えるように気を付けていました。」

困難2:顔が見えない不安を乗り越えるには?

Q:電話やメールだけだと顔が見えなくて不安になったりはしませんでしたか?

Mさん「やっぱり不安はありましたよ……。特にKさんが仕事の付き合いで夜遅くまで飲んでいる時は不安でした。深夜まで連絡がなかったりすると、なおさら不安になったり……。でもお仕事ですから、仕方がないですね。禁止するわけにはいきませんし、怒ったところで良い関係はつくれないと思っていました。」

Kさん「仕事に関係するので断れない付き合いも多かったのですが、僕としてはMさんが寛容な心で参加を許してくれて、ありがたかったです。ただ、Mさんが不安に思っていることもわかっていたので、飲み会が入った時にはあらかじめ連絡を入れるようにしていました。」

Mさん「やっぱりどうしても不安になってしまう時もあるので、そういう時は飲み会があるたびに欲しい物を買ってもらうようにしていました。(笑)そうすれば、ちょっと自分にもメリットがあるじゃないですか。不安になるような深夜までの飲み会に参加する時には、こういう代替案を出すことで自分の気持ちを静めていたんです。」

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困難3:コミュニケーション不足はどうやって解消した?

Q:連絡を取り合う上で、コミュニケーション不足にならないように工夫したことはありますか?

Mさん「電話やメッセージなどがメインでしたが、カップル専用アプリを利用してみたりもしました。それぞれが日常の写真をとってアプリにアップしていき、コメントしあってみたり。」

Kさん「Mさんが家に遊びに来た時には、部屋中の色々なところに手紙が隠されていたこともありました。」

Mさん「やっぱりスマホのメッセージだけだと単調になるし、他にも気持ちを伝える手段が欲しいなと思って。手書きの手紙を部屋の中に隠して、数日後に見つけてもらったりしました。いつもスマホ越しにコミュニケーションをとっていたので、手書きの手紙ってちょっと特別な感じがしますよね。」

Q:誕生日や記念日などはどうしていましたか?

Mさん「自分の誕生日などの大切な日に会えないことも多かったので、正直そこは寂しかったです。でもサプライズでお花を送ってくれるなど、離れていてもお祝いしてくれているということが伝わってきたので、寂しい気持ちはありますが、その気持ちだけでも嬉しかったです。」

Kさん「お互い贈り物をするのが好きなので、ことあるごとに贈り物をしていましたね。」

Mさん「そうそう。お互いの部屋が贈り物だらけになっていくのは、楽しかったです。離れているけど、1人じゃないと感じられるので。」

国際遠距離恋愛をする上で重要なこと

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Q:お二人は国際遠距離恋愛を経てご結婚されましたが、国をまたいで遠距離恋愛をするために重要なことはなんだと思いますか?

Mさん「この人と絶対に幸せになるという、強い気持ちが必要だと思います。国際遠距離恋愛は、寂しいし、辛いし、お金もかかります。それぐらい強い気持ちがないと続かないです。私たちの場合は、『お互いの人生をより良いものにするためには、お互いの存在が必要だ』という共通認識がありました。だからこそ常にお互いを尊重できたので、国が違っても関係を続けることができました。」

Q:Kさんはいかがですか?

Kさん「お互いに依存するのではなく、相手を尊重して思いやってきたからこそ、ここまでこられました。あとは、自分の気持ちを素直に伝えることですね。メールでも電話でも、会えた時も、『愛している』というのを伝えるようにしていました。連絡を頻繁にとって、コミュニケーションを大切にすることが重要だと思います。」

Q:最後に、これから国際遠距離恋愛をする人に向けて、アドバイスがあればお願いします!

Kさん「今はインターネットも普及しているし、国際遠距離恋愛のハードルはかなり低くなっていると思います。始める前は不安も多くあると思いますが、お互いを思いやっていれば、意外と問題はありません。何気ないコミュニケーションも大切にしてくださいね。」

Mさん「私たちは国際遠距離恋愛を乗り越えて結婚しましたが、今もまだ遠距離継続中です。それでも頑張れるのは、この人と一緒に人生を歩みたいという強い気持ちがあるからです。この人と幸せになりたいという気持ちが強ければ強いほど、乗り越えるための力になると思います。しっかり相手と向き合って、いい関係を築いていってください。」

Mさん、Kさん、ありがとうございました!

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