「話す」と「書く」と「インプット」はセットでやる!国内で英語を習得するためのアウトプット学習に必要なこと【ROMYさん×嬉野さん対談:後編】

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前編では、お二人の英語との関わりや、「話す」と「書く」を伸ばすため具体的な学習方法について語ってくれたROMYさんと嬉野さん。

後編ではインプットとアウトプットのバランスや上達の測り方など、より具体的にアウトプット学習の進め方について教えてもらいました!

インプット→即アウトプットの積み重ね

Q:アウトプット学習とインプット学習はどのようなバランスで行っていたのでしょうか?

ROMYさん:わたしはインプットをしてすぐに試すようにしていました。だいたいインプットが2でアウトプットが1くらいのバランスになるように心がけてます。やっぱりその場で使わないと言葉は忘れちゃうと思うので。

Q:インプットとアウトプットはほぼ同時にやっていくということですね。

ROMYさん:そうですね。すぐに言うことで相手の反応だったり自分の気持ちだったりが頭に残るので、フレーズを覚えやすいんですよね。できれば英会話の先生や外国人に話すのがベストですが、ツイートでも手帳でもいいので、とにかく実際に使ってみることが大事だと思います。

あとはちょっと間をおいて手帳やツイッターで自分のアウトプットを見直すのも大切ですね。「1年前の今ってどんなことつぶやいてたっけ?」をふりかえることで上達も感じられます。

日本だと最初はインプットだけやって、ある程度のレベルに達してからアウトプットを始めようという人も多いですよね。

嬉野さん:僕自身も「TOEICで600点とったらアウトプットしよう」と考えていたのですが、やっぱりアウトプットしながらインプットのほうがいいと思います。

僕は仕事についての本を読んだりROMYさんのメルマガからビジネス系のフレーズ学んだりしたら、すぐに実際に職場で使うようにしていました。ROMYさんのメルマガで知った「Hope this helps.」は僕が会社のなかで流行らせたんです。僕の同僚が使い始めて、そこから外国人も使い始めたんです。

ROMYさん:ちょうど使いやすい便利なフレーズですよね(笑)

嬉野さん:そうですね。やっぱりすぐに使ったからこそ、このフレーズはすごく頭に入ってます。

ROMYさん:その時の気持ちがフレーズに乗っかってくるんですよね。

あとはアウトプットすることで、間違いも直してもらえますし、自分が言えないことが具体的にわかると思うんです。その言えなかったことを後でちゃんとインプットしていくのが重要です。たぶん留学すると毎日がこの積み重ねだと思うので、国内で勉強する時も自分でアウトプットとインプットの繰り返しを作っていくといいと思いますね。

表現を一つ覚えたら、着実に一歩前進

Q:そうやって英語で言えることを増やしていったとしても、「話す」や「書く」といったアウトプットは明確に数字で計れないからこそ、上達を感じるまで時間がかかると思います。お二人はどうやって上達を実感されていましたか?

ROMYさん:やっぱりアウトプットは実感しにくいんですけど、「一個覚えたら一歩話せるように確実になっている」と言い聞かせてやることが大切だと思いますね。ひたすらインプットしていると、以前は簡単な一言で終わっていたのに言いたいことが言いたいタイミングで出てきて、「よっしゃ話せる!」と感じる日が来るはずです。
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Q:初めて「よっしゃ話せる!」と実感できたのはいつ頃だったのでしょうか

映画を見ていて相槌ができるようになったときですかね。「I see」とか「Really?」ばっかりだったのが「Are you sure?」みたいに違うフレーズを使えるようになったときとか。あとは「That’s exactly my point」みたいな長めのフレーズをかっこよく言ってみたりして(笑)

いま言いたいものがパッと出てくる喜びは、インプットした分だけ感じられるようになると思います。進歩は見えにくいけれど一個覚えたら一歩前進だと思ってやっていますね。進歩が実感できないとすれば、インプットが足りていないのかもしれません。

嬉野さん:やっぱり「話す」と「書く」と「インプット」はセットなんですよね。こつこつこつこつ仕入れてたらパッと話せる瞬間がやってくる。逆にアウトプットばかりやって枯渇してしまっても困りますから。

Q:嬉野さんも「よっしゃ話せる!」が来た瞬間って覚えていらっしゃいますか?

嬉野さん:もちろんです。レアジョブでオンライン英会話を始めて7ヶ月目、レッスン97回目だったと思います。初めて「あ、結構話せるようになったかも。」と思えたんです。覚えているフレーズを使って間をあけずに話せるようになってきて、英語を話すことにも慣れたような気がしました。

今では英語で電話をかけることやメール書くことにもある程度慣れてきました。例えばメールでは「investigate」だけじゃなくて「look into」を使ってみるとか。そうやって使える表現のバリエーションも増えてきました。

あとは独り言を録音しておいて後々聞いてみるのも大切ですね。すると、暗唱していてもつっかえながら話していたことが、スムーズに言えるようになっていたりするんですよ。スピーキングだとあまり数値を見て「達成した!」と思ったことはないのですが、着実に前できなかったことができるようになったとは感じられます。それがポイントだと思いますね。

ROMYさん:そうですね。そうやってストックしたものを振り返る時間を作るのは重要だと思います。

上達を実感しにくいからこそ、こまめに「以前の自分」を振り返るのが大切なんですね。お二人とも今日は本当にありがとうございました!

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