iPhoneのアプリで「マインドフルネス」という言葉が使われるようになり、「メディテーション」「ヒーリング」など、癒し系のカタカナ語も巷でよく見かけるようになりました。でも、「これってどういう意味?」と戸惑っている人も多いのではないでしょうか。安らぎを表現するのに使われるカタカナ語とその元の英語の意味を理解して、心を豊かにするための英語表現を使いこなせるようになりましょう。
基本の「マインド」の英語から押さえよう
「マインドセット」「マインドコントロール」など、カタカナ語によく登場する「マインド」。元の英語mindが実際どういう意味なのか、ピンと来ていない人も多いのでは?まずは基本のmindの正しい使い方を覚えておきましょう。
考えたり感じたり理解するmind(マインド)
mindは、人間の中の「考えたり感じたり、理解したりする部分」。日本語では「心、精神、意識」など幅広い意味になります。
mind set(マインドセット)
mindを設定すること、すなわち「心の持ちよう」。
mind control(マインドコントロール)
mindを管理すること、すなわち「精神制御」。一方、「人の心を操ること」という否定的な意味でも使われます。
心に留めるmindful(マインドフル)
-fulは形容詞を作る接尾辞。mindfulはmindをアクティブな状態にするということで、「心に留めて、気にかけて」という意味になります。
Be mindful of others.(他の人のことを気にかけなさい)
心を平安に保つmindfulness(マインドフルネス)
-nessは名詞を作る接尾辞で、mindfulnessは、現在の体や心、感情に意識を向けて平安を保つこと。仏教の「正念」の英訳とされ、現代ではヨガや瞑想の世界、心理学の分野などで使われます。
Mindfulness is a way to reduce your anxiety.(マインドフルネスは、不安を減らす方法です)
会話例
A: She is very mindful of others. How can we be like her?(彼女は他の人のことをとても気にかけているんです。どうしたら彼女のようになれるんでしょう?)
B: Mindfulness makes you a better person. Yoga will work for you.(マインドフルネスで、もっといい人間になることができます。ヨガが役に立ちますよ)
A: Sounds interesting. I might try it.(面白そうですね。やってみようかな)
「メンタル」や「瞑想」について使われる英語表現
「メンタルヘルス」「メンタルケア」などすっかりカタカナ語として定着した「メンタル」。元の英語のmentalの意味はわかりますか?そのほか、「メディテーション」や「リフレクション」など、新しく使われるようになった語についても押さえておきましょう。
心や精神、思考・意識のmental(メンタル)
mentalは「mindに関する」という意味の形容詞で、physical(身体の)の逆。日本語にすると「心の、精神の、意識や思考の中の」という幅広い意味になります。
mental health(メンタルヘルス)
単に気持ちを明るく保つということではなく、医療機関などにとっての「精神保健」という意味で使われます。
mental care(メンタルケア)
mental health careとも言い、「心を元気にする」だけでなく、「精神疾患を治療する」場合によく使われます。
mentalist(メンタリスト)
同名の海外ドラマがありますが、mentalistは「心を読む人」という意味。「精神科医」はpsychiatrist [サイカイアトリスト]と言います。
「瞑想」はmeditation(メディテーション)
meditateが「瞑想する」という動詞で、meditationが「瞑想、メディテーション」という名詞。宗教的な意味で使われることもあれば、リラックス法の一種を指すこともあります。
I practice meditation ten minutes a day.(1日10分瞑想します)
「癒し」はhealing(ヒーリング)
healは「癒す」という動詞で、心だけでなく身体の傷を「治す」のにもよく使われます。healingという名詞にも、「心の癒し」という以外に、「病気やけがの治癒」という意味があります。
Art has a healing power.(芸術には癒しの力があります)
くつろぐためのrelaxation(リラクゼーション)
relaxは「ゆったりくつろぐ」という動詞で、relaxationは「relaxすること」または「relaxするための行為」。日本語の「リラクゼーション」はスパやマッサージなどを連想させますが、英語のrelaxationは、音楽を聞いたりただゴロゴロしているだけでもOKです。
I listen to music for relaxation.(リラクゼーションのため音楽を聞きます)
内面と向き合うreflection(リフレクション)
Apple Watchのアプリには、「リフレクト」という機能があります。英語のreflectは、「じっくり考える、自分と向き合う」という意味。reflectionと名詞にすると、「自分の内面と向き合ってじっくり考えること」となり、最近ではビジネスの世界で「内省」という意味で使われていたりします。
The reflection led me to this conclusion.(リフレクションによって、この結論に導かれました)
会話例
A: What do you do for relaxation?(リラクゼーションのために何をやっていますか?)
B: I practice meditation every morning, listen to music before I sleep, and lately I’ve started “Reflect” with Apple Watch.(毎朝メディテーションをして、眠る前に音楽を聞いて、最近Apple Watchで「リフレクト」を始めました)
A: That’s new to me. Tell me more about it.(それは知らなかった。もっと教えてください)
マインドフルネスに関する英語フレーズを使ってみたいなら
仕事の合間のmeditation(メディテーション)、お風呂の中でのreflection(リフレクション)など、自分ならではの習慣を作って、それを英語で言えるようになりましょう。
自分の習慣を英語で話して、間違いがあれば指摘してほしい場合は、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してみてください。
初回レッスンのレベルチェックをもとに日本人カウンセラーがあなたのためにアドバイスします。
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