みなさんは「英語の文型」と聞いて何をイメージしますか?
「学校のテストのために無理矢理に暗記した」「頭では理解しているけど、使い方がわからない」など、あまり良いイメージを持ってない方も多いかもしれません。
文型と聞くと堅苦しく感じますが、正しく理解し使うことができれば、英語での表現を一気に広げることができる素晴らしいツールの一つです。今回は第五文型SVOCの実用的な使い方を学んでいきましょう。文法解説だからと肩肘張らずに、リラックスして読んでみてください。
1. 第五文型(SVOC)をマスターしてワンランク上の英語にトライ
突然ですが、読者のみなさんは「私は英語が面白いと分かった」という日本語を英語でどう表現しますか?
I realized that English is interesting.
I understood that English is interesting.
このような英語をイメージされた方も多いのではないでしょうか?しかし、第五文型を使えばもっとシンプルに同じ内容を表すことができるのです。
第五文型とは「S+V+O+C」(主語+動詞+目的語+補語)の形をした文であり「O=C」となる、ここまでは学校で習って知っている方も多いでしょう。では実際にこれをどのように使えばよいのでしょうか。
「人 find O = C」=「人はOがCだとわかる」
SVOCの形をとる動詞はたくさんありますが、ここではfindを例にして見ていきましょう。「人+find+O+C」という形で、「人はOがCだとわかる(気づく)」、細かいニュアンスを含めると、「実際に何かを経験してみてOがCであることがわかる」という意味になります。なので、さきほどの「私は英語が面白いと分かった」という日本語はfindを使って
I | found | English | interesting. | |
人 | find | O | = | C |
私は | わかった | 英語は | 面白い |
と表すことができます。OとCの間に「to be」が入り「I found English to be interesting」となる場合もありますが、省力されることがほとんどです。このSVOCである「人+find+O = C」を使えば、簡単にシンプルな英文を作ることができます。例えば、「彼女は彼が正直だと分かった」という意味の英文を作りたいのであれば、まず「人 find O = C」の形に作りたい日本語をあてはめて「彼女 found 彼=正直」とします。あとは日本語部分を英語に置き換えればいいだけです。「彼女→She」「彼→him」「正直→honest」ですから、これらをそのままあてはめて「She found him honest」とすれば完成です。
※Oに人が入る時は、him/her/themなどの目的格にします。
このSVOCを使った「人 find O = C」の形は、初級者が見抜きにくい形ではありますが、使用頻度が高く、TOEICや英検をはじめとする英文中にもよく出てきます。しかし読んで理解はできても、実際に使うことができる人は多くないことでしょう。この形を自然に使うことができれば、ネイティブの人にも「英語うまいね」と一目置いてもらえるかもしれません。
2. findの仲間の動詞を学んでパワーアップ
この章では、「人 find O = C」と同じようにSVOCの形で使うことができるfindと仲間の動詞をいくつか紹介します。そのままこの形にあてはめて使うことで、さらに表現の幅が広がりますので、是非ものにしてみてください。
like 「人はO = Cを好む」
I like my tea hot.
(熱いお茶が好きだ)
He likes summer scorching.
(彼は焼け付くように熱い夏が好きだ)
name 「人はO = Cと名付ける」
They named their son Michael.
(彼らは息子をマイケルと名付けた)
We named our company “Rare Job”.
(私たちは会社を「レアジョブ」と名付けた)
call 「人はO = Cと呼ぶ」
My friends call me “Ana”.
(友達は私のことを「アナ」と呼ぶ)
Everybody calls him a liar.
(誰もが彼を嘘つきと呼ぶ)
leave 「人はO = Cに放っておく、〜のままにする」
Who left the door open?
(ドアを開けっ放しにしたのは誰?)
Someone must have left the water running.
(誰かが水を出しぱっなしにしたに違いない)
keep 「人はO = Cに保つ」
I kept the ice cream frozen in the freezer.
(アイスを冷凍庫で凍らせておいた)
She always keeps her room clean.
(彼女はいつも部屋を清潔にしている)
make 「人/物(こと)はO = Cにする」
The news made them happy.
(そのニュースは彼らを幸せにした)
Speaking in public makes me nervous.
(人前で話すと緊張する)
set 「人/物(こと)はO = Cにする」
I set the screen red.
(スクリーンを赤にした)
Lincoln set slaves free.
(リンカーンは奴隷を解放した)
使えるツールを増やしていく
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した表現を使えば、今までは思いつきもしなかった英文を簡単に作ることができます。語順が日本語とは違うので慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、繰り返し使うことで徐々にうまく使えるようになることでしょう。第五文型SVOCをマスターして、英会話のツール(武器)を増やしていってください。
Please SHARE this article.
英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう
英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。
無料登録しておくとお得な情報が届きます
今すぐ無料体験する最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結
※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます
レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。
利用者インタビュー
無料登録~7日以内なら初月半額
今すぐ無料体験する