レアジョブ英会話では7月1日(水)に新教材「トラベル英会話教材」をリリースしました。今週は、トラベル英会話教材リリースを記念し、旅行にまつわる英語のコラムをお届けします。
世界一周してわかったこと:英語が旅を面白くする!
私は旅行が大好きで、大学在学中に11カ月間忍者姿で世界一周し、31カ国に行ってきました。
そんな私が、高校時代の留学で感じた挫折と、それを経て世界一周でどんな体験をしたかお話できればと思います。
「頑張って!」が言えない?!
高校1年生の時、1ヶ月の短期留学でオーストラリアのアデレードに行きました。
英語の成績も悪くなかったので何の不安も無く現地に行った私でしたが、そこですぐに「自分の伝えたいことを英語で言えない!」という壁にぶち当たりました。
当時、ホストシスターが何かの大会に出ると聞き、私は「頑張って!」 と伝えたかったのですが英語で何と言えばいいのかわからず、電子辞書で調べて何とか言えたのが”Cheer up!”でした。
しかし”Cheer up!”は落ち込んでいる人を元気づける時にいう言葉で、この状況においてはニュアンスが違う表現だったのです…。
結局不安だった私は1ヶ月間辞書を肌身離さず持ち歩き、言いたい事は辞書で調べてホストファミリーと話していました。
しかし、一々辞書で調べていては会話に時間がかかり過ぎてしまいますし、辞書に出てくるフレーズは普段使わないような言い回しであることも多く、成績は良くても実際には全然話すことが出来ない自分にガッカリして帰国しました。
単語力=英語が話せるわけではない
今ならわかるのですが、英語を話せるようになるためには英単語を沢山知っていなければならないというわけではありません。
実際、私の英単語力は未だに中高生レベルです。(笑)
オーストラリアから帰った後、私は自分の言いたい事を簡単な英語に変換するスキルが大事だったのだと気付きました。
先ほどの「頑張って!」を例にあげて考えてみましょう。
先ず相手がどういう状況なのか、自分は何を応援しているのかなどを考え、それを簡単な英語に変換して話します。
この場合だと、「幸運を祈るよ!(Good luck!)」だとか「ベストを尽くせると良いね!(I hope you will do your best!)」等の表現が簡単で良いかもしれません。
そしてこのスキルは実践することで身につきます。
実際に英語で会話し「これ何て言おう・・」と悩み、知ってる英語を組み合わせて使うことが英語ペラペラへの道だと思います。
そして、忍者姿で世界一周へ
オーストラリアでの短期留学の5年後、私は忍者姿で世界一周へ旅立ちました。
なぜ忍者姿で世界一周に?!と200%くらいの確率で聞かれますが、世界一周の旅に出るというのは昔からの夢だったことと、LCC(格安航空会社)の増加により安く気軽に世界中を旅出来ると知ったことがキッカケです。
忍者姿になったのは、忍者レストランでアルバイトしていたことから着想を得たことと、人見知りなので敢えて目立つ格好をして向こうから話かけてもらおうという作戦によるものでした。
旅立つ前は私の語学力で1年近い旅を乗り切ることが出来るのか心配でしたが、5年前の留学での挫折から学んだことを試したいと思い、辞書を持たずに出発しました。
実際、世界一周の間、知っている単語を使って言いたいことを表現してみることで辞書が無くて困ることは殆どありませんでした。
もし相手の言っていることがわからなくても、もう一度聞けば相手はゆっくり話してくれたり、わかりやすい単語に言い換えてくれます。また、旅で英会話を実践できたお陰で英語に慣れ、頭で日本語を考えてから英語で話すのではなく、思ったことがそのまま英語で口から出てくるようになり驚きました。
それでは世界一周中、英語をどのように使ってきたかご紹介致します。
退屈な移動時間は隣近所の人と英語でおしゃべり!!
飛行機でも電車でもバスでも、長距離移動の際はやることがなくて退屈してしまいますよね。
そういう時は隣近所の人に話しかけておしゃべりすることをオススメします!海外の電車、バスは停車駅のアナウンスが無いことが多いため、近くの席の人たちと仲良くして自分の目的地に着いたら教えてもらうようにお願いしたり、何時に目的地に着くか聞いて降り過ごしを防止することも出来ます!
特に東南アジアや中東の方たちはフレンドリーで、イランではバスの隣の席の女性とお互い片言の英語で話しているうちに仲良くなり、途中下車してその人のお家に泊めていただきました。日本人の私が突然お家にやってきたため、お友達や親戚が集まってきて皆で一緒にワイワイご飯を食べ、翌日は車で街の観光名所を案内してくれました。
また、最後はバス停まで送り届けてくれるだけでなく、バスの運賃まで出そうとしてくれるほどでした。
イスラム教徒の方は旅人をもてなしてくれると聞いてはいましたが、まさかここまでしていただけるとは予想しておらず、思わぬところで人の優しさに触れられました。
夢の叶う街ニューヨーク
ニューヨークで地下鉄を待っていたとき、なかなか電車が来ず、隣に座っていた女性に「すみません、電車はいつ来ますか?(Excuse me, what time will the next train come?)」と声をかけました。
女性は日本とアメリカのハーフで、その後世間話をしていたら同年代だったこともあって直ぐに仲良くなりました。
連絡先を交換し私がニューヨークにいる間にまた会おうと話をしていたのですが、ある日彼女から「撮影に興味ない?!」とのメールが。
(因みに撮影することをshootingと言いますが、この時私は銃で撃つ方のshootingと勘違いしてとても焦りました…)
彼女は美術系学校の映像専攻の学生で、そのモデルに私を誘ってくれたのです。
忍者姿で旅立って世界中で有名になってきてやる!と言って出国してきた私にはまさに渡りに船!なお誘いでした。
後日彼女の学内にある大がかりなスタジオに案内され撮影を行ないました。
撮影が始まると「好きなように踊って!」と言われたのですがダンスは得意ではないので、結局なんとも言えない前衛的なダンスになってしまいましたが…
撮影を終えしばらく経った後、私の不思議な踊りがかっこよくまとまったmusic videoが届きました。
一度で良いからアーティストのようにスタジオで撮影をしてみたいと思っていた私でしたが、まさか電車の時間を聞いたことがキッカケでニューヨークのスタジオで撮影してもらうとは…。自分の夢の10倍くらいの規模で夢が叶ってしまった体験でした。
旅のすすめ
英語を話すことが出来れば、旅中に自分が想像もしなかったような出会いや体験に出会えると思います。
しかし、それらと巡り合うために完璧な英語をマスターしている必要は一切ありません。
例えば母語が英語でない国の方と話す時は、難しい英語を早口で話すより、簡単な英語で話す方が気持ちが伝わり仲良くなりやすいです!
上手い下手に関わらず英語を使うだけで旅での可能性がどんどん広がっていきますし、海外で出来ることが増えていくと楽しみも増えていきます!
失敗を恐れず、是非英語を使ってあなただけの素敵な旅の思い出を作ってください☆
レアジョブ英会話では「トラベル英会話教材」をご利用いただけます。
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