あなたは英語が話せますか?
そう聞かれて自信を持って「話せます」と答えられる人はほとんどいないでしょう。しかし、多くの英語学習者の最終ゴールは「英語を話せるようになること」のはず。
私たち日本人の英語学習において、「話す」トレーニングが圧倒的に欠落しているのは周知の事実です。英会話スクールに通う、留学に行くのは確かにいいアイデアですが、時間的にも、金銭的にも、なかなか簡単なことではありません。では、今日からでも、今すぐにでも、無料で出来る英会話「独り言」を試してみてはいかがでしょうか?
1. 初級独り言から上級独り言へ
英語で独り言と聞いて、「え?どうやってやるの?何を話すの?」と思われた方も多いのではないでしょうか。日本語でも独り言を日常的に話すことはなかなかないので、戸惑うのも無理はありません。ですがやり方はいたって簡単なのです。
会話は言葉のキャッチボールなので、相手がいない状態で一人二役をこなそうとすると、かなり大変ですし、話す内容も単純になりがちです。そこで、相手が目の前にいると仮定して、その人に向かって、自分が一方的に英語を話すスタイルが基本となります。
ここで気をつけて頂きたいのは、目の前に外国の人がいるとリアルにイメージすることです。そうすることで、もし途中でくじけそうになっても日本語でなく英語でどうにか伝えようとするからです。ポイントは、無理矢理にでも英語環境を作ってしまうこと。
それでは、初級者向けと中〜上級者向けに分けて独り言のメソッドを紹介していきます。
● 初級者向け独り言〜まずは日常のことから〜
「英語を話したことなんてない」「英語を口にするのなんて学生ぶりだ」なんて人はまず、自分の行動を英語で話してみて下さい。
例えば、「今日は何をした」「これから10分後にどこに行く」など、前者であれば日記に書くような内容を英語で話す、後者であればこれからの予定を英語で話してみるのがオススメです。
そうすれば「話す事が何もない」という状態にはなりにくい上に、内容もそこまで難しくならず負担がかかりません。「そんなことぐらい簡単だよ」という声が聞こえてきそうですが、これより遥かに難しい英語を読んだり聞いたりすることができる人でも、いざ話すとなると自分でも驚くくらい話せないケースが少なくないのではないでしょうか。それぐらい「話す力」というのは、ただ英語を読んだり聞いたりするだけでは身に付かないものなのです。
初めのうちは「〜をした。〜へ行った。〜に会った」など、出来事をただ相手に報告するイメージでかまいません。慣れてくると「〜に行った」に、「to+不定詞」を加えて、「〜をするために〜へ行った」とより具体的にしてみたり、人に会ったのなら、その人がどんな人で、どうやって知り合ったのかなどの補足説明をしてみましょう。独り言であれば、自分のレベルに合わせて、どんどん話す内容のレベルもアップさせていくことが可能なのです。
● 中級者〜上級者向け独り言〜自己表現できる力をつける〜
ある程度、英語で日常会話ができたり自分の考えを話すことができる人であれば、さらにステップアップした独り言にチャレンジしてみましょう。中〜上級者にオススメの独り言トレーニング法は「説明する」です。説明するものは何でもいいのですが、例えば「自分の人生」「将来のビジョン」「日本社会」「TOEIC」などについて、英語で話すのです。
そのような複雑なテーマについて、それを深く説明し自分の意見を言うとなると、当然より高い単語力やスピーキング力が求められ、負荷をかけることになります。成長のために負荷は欠かせません。また英語で書かれたニュースを読んで、それに対して自分の意見を言ったり、解決策を提案してみたりできれば、「読む力」も同時に鍛えることができる上に、ニュースの内容や使われている単語を効率的に吸収することもできるでしょう。話すテーマは無限にあります。ぜひチャレンジしてみてください。
2. 独り言はいいことづくし
ここまで英語で独り言を話すやり方について紹介してきましたが、独り言をおすすめする理由としては、お金がかからない、いつでもどこでも出来るなどの手軽さの他にも、いいことがあるからなのです。
● 自分の弱点を知ることができる
独り言英語は、いわば連続で瞬間英作文を行うようなものです。そうして英語をアウトプットしていくうちに、自分の弱点が分かってきます。文法が弱いのか、単語が弱いのか、さらには単語の中でも名詞が弱いのか動詞が弱いのかなど、自分の弱みを痛感することができます。それが分かれば、今後の英語学習でそこを重点的にするなどの対策ができるので、なんとなく満遍なく勉強するより遥かに高い効果が期待できます。
● とにかく自由
英語で独り言はとにかく自由です。例えば実際の会話では、相手の反応を伺ったり、機嫌をうかがったりしないといけませんが、独り言では何も気にせずに好きなことを好きなだけ話せばいいのです。一人ですから、たとえ自分しか興味がないようなマニアックな話題でさえ、思う存分話す事ができます。そして間違えたら何度でも言い直すことができます。最初はデタラメな英語でもいいのです。たくさん話してたくさん失敗して、自信をつけましょう。その積み重ねが、いざ英語をリアルで話す時に生きてきます。
1日5分。やるかやらないか。
いかがでしたでしょうか?
英語で独り言は1日5分でもかなりの効果があります。日本語ですら5分間話し続けるのは簡単ではないでしょう。
「やるかやらないか」それだけです。独り言で英会話に自信がついたら、国際交流パーティーに参加したり英会話レッスンを受けてみるなどして、よりリアルで実践的な英会話へとステップアップしていってください。
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