「~している」=「現在進行形」と捉えられている方も多いと思いますが、それではまだ理解不十分です。今回は「現在形or現在進行形?」についてです。
正解はどちらでしょうか?
「私は水泳部に所属している」
I ( ) the swimming club.
①belong to
②am belonging to
正解は①です。
詳しく見ていきましょう。
進行形とは?
進行形とは「ある時間帯(現在・過去・未来)において、動作が進行中または継続中」であることを表す用法です。大切なことは「動作が進行中または継続中」だということなのです。「動作」が大切なのです!
「動詞」=「動作を表す」ではありません
全ての「動詞」が動作を表すのではありません。「状態」を表す動詞もあります。よって、英語の「動詞」は次の2つに分類できます。「動作動詞」と「状態動詞」です。「進行形」の学習事項で押さえるべきポイントは「状態動詞は進行形にできない」ということです。
では、「動作動詞」と「状態動詞」の見分け方についてです。
ポイントは次の2つです。
①「動作動詞」とはジェスチャー(体を動かして表現)できる動詞。「状態動詞」ジェスチャーはできない動詞。
例えば、walk、eat、jumpなどはジェスチャーできます。つまり「動作動詞」。
しかし、belong(属している), know(知っている)、remember(覚えている)などはジェスチャーで表現できません。よって、「状態動詞」です。
②すぐ(5秒後)に止められるか?
「動作動詞」はすぐに止めることができます。誰かとtalkしていても、公園でrunしていても、やめようと思えば5秒後に止められます。
しかし一方、I live(住んでいる) in Tokyo.やShe resembles(似ている) her mother.は5秒後もそのままでしょう。「状態動詞」の典型例です。
「動作動詞」と「状態動詞」について。
暗記はいりません。理由は二つあります。
一つ目に大変です。自分の知っている「動詞」すべてを「動作動詞」or「状態動詞」と覚えていくことは無謀です。おそらく、途中で挫折します。
二つ目に意味がないからです。これには少し説明が必要かもしれません。つまり、ある「動詞」=「〇〇動詞」にはならないのです。その「動詞」の使われる状況によって「動作動詞」であるか「状態動詞」であるか変わってくるのです。
次の日本語を英語にしてみましょう。
①「彼は門の前に立っている」
②「私の学校は丘の上に立っている」
解答は上記の説明から
①He is standing in front of the gate. (動作動詞)
②My school stands on a hill.(状態動詞)
このような例はいくつもあります。
・I am having lunch.「昼食を食べています」(動作動詞)
・I have a car.「車を持っています」(状態動詞)
(※もし進行形I am having a car.にすると、怪力の人が車を持ち上げていることになります)
・This soup tastes good.「このスープはいい味がする(おいしい)」
・He is tasting wine.「彼はワインを試飲している」
進行形において、「~している」=be ~ing、と思っていた人は、今回の知識を使って英語を正しく表現してください。すぐに慣れると思います。
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