一日も早く英語を仕事で使うために【国内でグローバルに活躍する英語学習法#1】

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このコラムを読んでくださっている方の中には、仕事で英語を使いたいと願う方も多くいらっしゃると思います。
僕もその一人で、せっかく大人になってからそれなりの時間をかけて勉強するのであれば、これからもずっと続けていく仕事に、英語を役立てたいと思いました。

一口に「仕事で英語を使う」と言っても、大きく「海外でグローバルに」そして「国内でグローバルに」という分け方ができます。
前者は、日本以外の国に飛び出して、現地の企業で働いたり日本企業から海外拠点へ駐在したりする選択。後者は、日本にいながら、外資系企業など、日本と取り引きのある外国人とのやり取りで英語を使うという選択です。

ここ数年の間に、海外と取り引きをする日本企業も、日本を訪れる外国の方々も、どんどん増えています。ご存知のとおり、東京オリンピックの開催も4年後に迫りましたので、その傾向はますます加速していくでしょう。そのため、国内でグローバルに活躍できるチャンスは、数年前に比べて格段に多くなっているのです。

国内でグローバルに活躍するメリットは?

ここで、国内でグローバルに活躍するメリットについて見ていきます。
まずは、日本にいながら、海外企業や海外支店との取り引きができることです。
海外との取り引きは、案件の大きさや幅の広さ、また仕事のやり方やスピード感が、日本のそれとは違っていることが多いです。そういった環境で仕事をすることは、刺激的な経験になりますし、自分の仕事の幅も広がっていきます。
このような経験が、環境変化などのリスクを最小限に抑えてできることが、大きな魅力です。

次に、自分の今までの経験を活かしやすいことです。
グローバル人材というと、海外のやり方に合わせることを思い浮かべる方が多いことと思います。
確かにそのとおりだとも思いますが、自分自身が英語を使って外国の方々と仕事をする中で、それ以上に強く感じるのは、日本のやり方は高く評価されているので、その方法をきちんと英語で伝えたり、実行していくことが大事だということです。
そして、国内で日本と取り引きのある企業や部署は、その日本のやり方、つまり大人になってから英語を勉強し直している人たちがこれまで培ってきた方法に興味を持ち、評価してくれる可能性が高く、活躍できる可能性も高いんですね。

特に30代以上の方々であれば、国内で外資系企業に転職するにしても、海外で仕事をするにしても、多くの場合まず必要になるのは、英語を使ってその業務をしたことがある(結果を出したことがある)という実績です。
その意味でも、いつかは転職や海外で働きたい方にとっても、国内で英語を使う仕事をするということは、英語学習から仕事での実用に移すために、また英語での実務経験を積むためにも、とても有意義だと言えるでしょう。

国内でグローバルに活躍するために、学習で必要なことは?

英語学習には様々な方法があり、どれを取っても間違いということはないと思いますが、その上で、国内企業で英語を使うという観点で考えると、僕が実感している必要な学習は、次の3つです。

1.TOEIC

まず、TOEIC(リスニング、リーディング)です。
理由は、現在も、そしてきっとこれから先もしばらく、日本企業での英語スキルの最も一般的な評価指標であり、会社へのアピールになるということ。それから、スコアアップの過程で身につけるスキルは、仕事で直接的に活かせることです。
5月から問題形式が変わりますが、複数の登場人物や図を見ながらのリスニング、テキストチャットの登場など、ますます今の時代のオフィスで英語を使う環境に近い形式になっているように感じます。

2.個人練習

「TOEICで高いスコアが取れても、仕事で使えるとは限らない」と言われることがあります。そう言わせないための次の手段が、英語を口から出したり、パソコンでタイピングをする、個人練習です。
TOEICのスコアアップの過程で必要な基礎力(語彙、文法、リスニング力)が身についていきますから、あとは使う練習をどんどんしていくことが必要です。自分の仕事の場面を想定して、そこで使う英語を書きためてストックを増やし、口に出す練習をしましょう。

3.対話によるロールプレイング

仕事で英語を使う場合、多くの場合は誰かとのコミュニケーションが発生します。
自分以外の人への反応の仕方やスピード、会話が変化した時のの対応などは、一人の練習だけでは身につけるのが難しいスキルです。そのため、オンライン英会話などで仕事の場面を想定したロールプレイング(実演による予行演習)を繰り返すと、本番さながらの有効なトレーニングができますので、大変おすすめです。



次回からは、目指すレベルの基準、具体的な学習方法、かける期間の目安、その他のポイントなどについて、書いていきます。

今回の記事は以上です。
ご参考にしていただけたら、大変幸いです。

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