「個人練習」は、TOEICから英会話にうまく進むための鍵!【国内でグローバルに活躍する英語学習法 #3】

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四月から新年度を迎えた企業も多く、英語学習に本気で取り組もうと決意を新たにした方や、今期こそは英語を活かす仕事をしたいと考える方も、多いのではないでしょうか。

前回の記事では、TOEICの学習についてお伝えしました。
仕事で英語を使いたい会社員は、TOEICは何点まで、どう勉強すればいい?【国内でグローバルに活躍する英語学習法 #2】

今回は、TOEICで語彙、文法、リスニング力、リーディング力といったインプットを身につけた方が、仕事で英語を使う上で有効な次の手段について、書かせていただきます。この記事を読み終えた後すぐに、5分程度からできる内容ですので、ぜひ手軽にやってみてくださいね。

TOEICで目標スコアを達成したら、多くの方が次に目を向けるのが、英語でのアウトプット、スピーキングとライティングです。そして手段として挙がるのが、英会話やTOEIC SWといったテストの受験などですが、実際には、もう一つ大切な過程があります。

それが今回のテーマ、個人練習です。

なぜ、個人練習が必要?

英語でのインプットをアウトプットに活かす場合、英語はコミュニケーションの手段ですから、実際には聞き手や読み手といった相手がいます。ですが、その手前に自分で充分に練習して体に落とし込んでおかないと、自分以外の相手を前にしての練習も、なかなかうまくいかないものです。

歌や楽器の演奏、スポーツに例えると、イメージしやすいですね。相手と一緒に行う英会話は、歌でいうとバンドに合わせて歌ったり、他の人と合唱したりする場面です。スポーツ、例えばテニスなら、相手と打ち合う練習です。その時までに、歌であれば自分のパートを完全に歌えるまで、テニスであれば素振りや壁打ちなどで自分の思う方向に球を打てるようしっかり個人練習しておく必要があることは、理解しやすいと思います。

英語のアウトプットも、それと同じなんですね。相手を前にしたアウトプットも大切ですが、個人練習をどれだけ積み重ねていけるかは、英語をうまくアウトプットできる鍵になります。歌も楽器もスポーツも、大きく力を伸ばす人は、一人の時間に大量の練習を行っていますからね。

また僕自身、仕事や生活の重要な場面で、とっさの時には、練習した言葉しか口から出てこないという経験を何度もしていますから、個人練習の大切さを身をもって感じています。

国内でグローバルに活躍したいと思う方は、海外で過ごす方よりも、英語を使う機会はどうしても減ります。だからこそ、自分自身で英語を口から出したり指でタイピングしたりする時間を、意識的に作り出すようにしましょう。

有効な方法は?

次に、有効な個人練習の例(スピーキング)を挙げさせていただきます。

・CDなどの音声を、お手本として聴く

・お手本を真似して音読する

・暗唱する

・英文を、自分用にカスタマイズする

・本気で、感情を込めて、大きな声で、はっきりとした発音で練習する
発音を学ぶのにおすすめの書籍として、『世界一わかりやすい 英語の発音の授業』(関正生さん著 KADOKAWA/中経出版)を挙げさせていただきます。
特に国内で英語をやり直す大人にとって、発音の仕方をうまく理解して再現しやすい、とても実用的な一冊です。

・音声録音や動画撮影
自分の声を録音をしてそれをじっくり聴くのは、なかなか気が進まないものです。英語であればなおさらですよね。僕自身もそうで、億劫になることが多いです。ですが、歌や楽器の練習では、録音や動画撮影することで客観的に改善点を見つけ出せるので、やはり効果的なんですね。毎回でなくてもいいと思います。一通り練習して一区切りつくタイミング、例えば一週間や一ヶ月に一度など、定期的にスマートフォンなどで録音や撮影をしてみましょう。

おすすめの題材は?

題材は、ご自身が実際の仕事で英語を使うような場面を扱ったもの、英文も実際に使うもので行うのが一番です。

ですが、いきなり一から英文を作るのは時間もかかり不自然な英文になってしまう場合も多いので、慣れるまでは教材などからベースになる英文を探し、それらをお手本にしながら、内容や固有名詞を自分の業界や職種に合うように変えたり、言い回しを自分の言いやすいものに変えたりといったカスタマイズをしていく方法が効率的です。

ベースの題材として、TOEIC対策教材のPART3・PART4や、TOEIC SQUAREのEnglish Upgrader+などがおすすめです。

時間数は?

たくさん時間をかけられるに越したことはないのですが、たとえ一日10分でも、しっかり本気でやり込めば、毎日続けると二週間もすると変化が出てきます。

これからオンライン英会話などで英会話を始めたいと思っている方や、すでに英会話を始めてたくさんやっているものの思うように成長を感じられないという方は、ぜひこの過程を取り入れてみてください。

今回の記事は以上です。ご参考にしていただけたら、大変幸いです。

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