海外旅行や留学をはじめとする海外生活は、楽しくて刺激的な一方、何かとトラブルがつきものです。そして、異国の地でそのようなことがあったとき、ただでさえ心細いのに、言葉の壁が立ちはだかりさらにパニックに…
日本での常識が海外では通用しないケースが多々あり、そのようなことを事前に知っておくことで、海外での無駄なトラブルを防ぐことができますし、より海外生活をエンジョイすることができるでしょう。「将来、海外に住みたい!」と思っている方なら尚更です。今回は、些細なことから重大なことまで、海外に行く前に知っておくべきこと5つをご紹介いたします。
1. トイレが近くにない
わたしたち人間にとって生理現象である排泄。一日中、トイレに全く行かないという人はいないでしょう。日本の特に都市部では、駅やコンビニなどが無数にあり、それぞれにトイレがついているのが普通です。したがって「トイレに行きたい」と思ってからトイレを探すことが多く、トイレがなくて苦労したという経験はほとんどないのではないでしょうか。
しかし、海外では違います。まず駅やコンビニにトイレがついていないのが普通で、そもそもそのような建物や施設が日本ほど多くありません。ダウンタウンなどの都市部にある大きな駅にはショッピングセンターが併設されていて、そこのトイレが使用することができる場合がありますが、「駅に行けばトイレがある」と思い込むのはキケンです。よって、もし海外で急にもよおすことがあれば、近くにあるホテルやカフェに飛び込むのが賢明で、お客さんでなくてもトイレを貸してくれることがほとんどです。
「トイレはもう少し大丈夫かな」と思っていても、行けるときに行っておくのがベター。日本と同じように考えていては、最悪の事態が起きてしまうかもしれません…。また、せっかくトイレにたどり着いたのに、男性/女性の標識が意味不明でどっちがどっちか分からず困ったというケースも。余裕をもった行動をこころがけましょう。
2. トイレが不衛生
連続のトイレネタで恐縮ですが、海外のトイレは不衛生であることも覚悟しておいた方がいいでしょう。日本は言わずと知れた“トイレ大国”であり、日本に訪れた外国人が感激するという話は有名ですよね。しかし、それは裏を返せば、海外のトイレはそれだけイマイチだということです。ウォッシュレットや近づいたら自動で開く便座、誰もが聞かれたくないトイレの音をかき消しリラックス効果も与えるという「音姫」など、本来の用途にプラスαでついている機能さえも、日本人にとっては常識になりつつあります。
しかしながら、海外のトイレは日本のそれとは比べないものにならないほど祖末で不衛生なものが多く、かなりのショックを受けることでしょう。新興国や発展途上国だけでなく、ヨーロッパの先進国などでも、トイレが汚いことは往々にしてあるようです。「そんなの耐えられない!」という方は、携帯ウォッシュレットや使い捨ての便座シート等を持っておくといいかもしれません。海外に住みたいという方なら、海外のトイレ事情を理解し適合することも、必要なスキルのうちの一つです。
3. 飲食店でおしぼりが出てこない
これは些細なことかもしれませんが、キレイ好きな日本人にとってはカルチャーショックを与えます。日本では飲食店に行けば、最初におしぼりを配られるのが普通で、コンビニでおにぎりやサンドイッチを買っただけでも、使い捨てのお手拭きが付いてくることが多いです。「食事の前には手を洗う、キレイにする」ことに慣れてしまっている私たちにとって、それができないことに小さな戸惑いを感じてしまうかもしれません。
そのような日本とは違う文化を持つ海外でも、和食レストランに行けば、日本と同じようにおしぼりが出てくることがほとんどです。どうしても食事前は手を拭かないと気が済まないという方は、ウエットティッシュ等を携帯しておくようにしましょう。
4. 美容室で思い通りの髪型にならない
月に一度、数ヶ月に一度は美容室に行って髪を切ってもらう、手入れをしてもらうという方は多いのでしょうか。旅行などで一時的に海外に住むなら問題ありませんが、長期間の留学や、海外に住みたいと考えている方なら、日に日に伸びていく髪の毛を定期的に手入れしなくてはなりません。海外の主要都市であれば、日系の美容室があることも多いですが、値段が高くてなかなか行きづらかったり、また「せっかく海外にいるんだから現地の人に切ってもらいたい」と思う方もいるでしょう。
そのときに覚悟しておいた方がいいのは「思うような髪型にならないかもしれない」ということ。海外の人と日本人とでは髪質や肌の質が違うため、使うパーマ液やシャンプー、ハサミや機械なども異なります。またカットの仕方も違うため、「ザクザクいかれた」なんてことも…。加えて、当然ながら日本人のオシャレの美意識と、海外の人のそれは異なります。現地で美容室に行かれる際は慎重に!
5. 自動販売機が少ない
日本では都市部、郊外に関わらず、街を歩けばいたるところに自動販売機を見かけますよね。飲み物だけでなく、パンやお菓子などの食べ物、中にはカバンの自動販売機といった珍しいものまであります。しかし海外に行くと、街中に自動販売機がないことに違和感を感じることがあります。街中に設置されていることはまれで、ショッピングモールや空港などの一部の屋内のみに設置されていることがほとんどです。
理由としては、治安の問題や、そもそも自動販売機で買う文化がないなどが挙げられますが、日本人の生活の一部になっている自動販売機がないというのは、少々不便を感じるかもしれません。水分補給をこまめにするためにも、水筒やタンブラーに飲み物を入れて持ち歩くのがおすすめです。
日本のささやかな良さに気づく
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したものは、特別ぜいたくなことではなく、トイレや食事などのごくごく日常に関するものばかりです。そのような低次の欲求に対するストレスが原因で、せっかくの海外生活を楽しめなかったらもったいないですよね。この記事を参考に事前の準備や心構えをし、海外ライフを楽しんでもらえれば幸いです。
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