初めての海外に行くとなったときは、楽しさやワクワクがある反面、空港内に表示されている英語の理解や空港スタッフの人ときちんと英語で会話することができるのかな?言いたいことが伝わらなかったらどうしよう…と不安に思う人も少なくないでしょう。
今回は外国の空港で知っておくべき単語やフレーズから、万が一のトラブルにも対応するための英語知識、そして空港で心がけておきたい豆知識まで幅広くご紹介します。
空港のチェックインで使える英語フレーズ
空港に着いたら、まずはチェックイン。自分が利用する予定の航空会社のカウンターに行きましょう。チェックインのときにすることは主に3つあります。パスポートを提示し、チケット(boarding pass)を発行し、大きな荷物(baggage)を預けるという3つです。
特に自分からフライト番号や目的地を言う必要はありません。Passport, pleaseと言われたときにパスポートを提示すれば、そこから担当者はフライト情報を知ることができるからです。
可能であれば、チケットを発行するときに様々なオプションを追加したり、また変更をしたりすることもできます。以下ではそんな場面に臨機応変に対応するための英語フレーズをおさらいしましょう。
座席の変更をしたいとき
May I change my seat? I would like to have a window seat.
(座席の変更をすることはできますか?窓際の席に座りたいです。)
通路側の席を希望する場合は、window seatをaisle seatと言えばOKです。チケットの予約の段階から座席を選べるときと、そうでない時があります。選べない場合はチェックインの際に好みの席を割り当ててもらえるときがあるので、思い切ってリクエストしてみましょう。
ビジネスクラスにアップグレードしたいとき
May I upgrade to business class with miles?
(マイルがあるのですが、ビジネスクラスにアップグレードすることはできますか?)
クラスをあげる時は、upgradeを使います。座席の空きがある場合は、エコノミークラスからビジネスクラス、ファーストクラスにアップグレードができる可能性もあります。マイルを持っている場合は、マイルを使うこともできます。また、航空会社によってはその場での支払いを受け入れているケースもあります。
荷物の重量制限に引っかかったとき
荷物を預ける時は、個数・重量制限が必ずあります。制限を超える場合は追加料金を払わないといけません。このシーンで使える3つの便利フレーズを紹介します。
How much should I pay for excess baggage?
(超過荷物にいくら支払えばいいでしょうか?)
baggageは数えられない名詞なので、冠詞をつけたり、複数形にしたりする必要はありません。
Can you accept the credit card to pay for excess baggage?
(超過荷物の支払いにクレジットカードは使えますか?)
数多くの空港でクレジットカードを使うことはできますが、カードを出す前には念のために聞いておくといいでしょう。
I would like to use miles to pay for excess baggage.
(超過荷物の支払いにマイルを使いたいです。)
航空会社によってはマイルによる支払いができるところがあります。マイルをよく使う方はこちらのフレーズも便利でしょう。
空港のFlight Informationで利用する飛行機の情報を知ろう
空港にはあちこちにFlight Informationと呼ばれる、フライト情報が載っている電光掲示板があります。チェックイン時に発行されたチケットを元に、自分のフライト(Flight)がどこのターミナルのどのゲートから何時に出発をするのかを随時確認しましょう。
この電光掲示板に書かれている情報は、基本的に以下のようなものがあります。
・Airline(航空会社名)
・Flight Number(フライトの番号)
・Destination(目的地)
・Departure(出発時間)
・Status(フライト状況)
・Terminal(ターミナル名)
・Gate(出発ゲート番号)
これらの情報は空港の公式ホームページにも載っています。空港内で掲示板が見当たらなかったら、スマホやタブレットからでも確認できます。また、航空会社のアプリをダウンロードしておくと、最新情報が常に更新されていきます。どちらか使いやすい方でチェックしていきましょう。
Departure、Status、Gateは最も重要視するべきポイントです。この3つの情報は最初に予定されていたものから変更される可能性がとても高いからです。StatusでDelay(遅延)と表示された場合は、Departureの時間が変わります。そして場合によっては出発ゲートが変更されることもしばしば。突然の変更にも冷静に対応できるように、こまめにFlight Informationをチェックしましょう。
ゲートの場所を尋ねるとき
Flight Informationで確認しても、初めて行くところでゲートの場所などがわからない場合は、以下のフレーズを使ってみましょう。また大きな国際空港の場合は、ゲートごとの移動も空港内の電車やバスを使うことがよくあります。
Excuse me. Where is the gate 30? How can I go there?
(すみません、30番ゲートはどちらでしょうか?どのように行けますか?)
howを使うことで「どのように」、すなわち行くための手段を聞くことになります。歩いて行くことができるのか、それとも電車やバスが必要になるのかを聞きましょう。
空港でハプニングにあったときの英語フレーズ
トラブルが日常茶飯事なのはどこの空港でも言えることかもしれません。機材の到着の遅れによって、出発時刻が大幅に遅れてしまったり、悪天候でもないのに不確かな理由で欠航になったりするケースも。以下のフレーズを使って、様々なトラブルに柔軟に対応しましょう。
飛行機が遅れているとき
What time does our flight depart for Narita? What is the reason for delay?
(成田へのフライトは何時に出発しますか?遅延の原因は何でしょうか?)
行き先や目的地に向かうときに使う前置詞はtoではなく、forになります。10分〜30分の遅れから、長い時だと3〜6時間ほどの遅延が発生する場合も。どのくらい待たないといけないのか、遅延の原因は何かを明確にして、余裕を持ちましょう。
飛行機が欠航になったとき
Excuse me. My flight for Miami was cancelled. May I get an alternate flight ticket?
(すみません、マイアミ行きのフライトが欠航になりました。次のフライトのチケットを発行していただけますか?)
受動態のbe cancelledで「欠航した」という意味になります。欠航になった場合は、航空会社によってはお詫びとして食事券をくれたり、また夜遅い場合は空港近くのホテルの手配をしてくれたりすることがあります。航空会社の職員の指示を仰ぎましょう。
目的地に着いて預けた荷物が見当たらなかったとき
I could not find my baggage. Could you check it, please?
(私の荷物がありませんでした。確認していただけますか?)
ロストバゲージと言って、預け荷物が見当たらなくなるときが起こることもあります。このときもチェックイン時にもらう荷物の控えを表示して、きちんと荷物を受け取れるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?文章の表現そのものはあまり難しいものはないので、単語や語句を覚えておけば状況に応じて対応することもできるようになると思います。空港で使える英語をマスターし、楽しい海外旅行や快適な海外出張のスタートを切りましょう。
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