「日常会話に困らない程度」の英語力習得のためのポイント

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新年度の始まる4月も近づき、「日常会話に困らない程度」の英語力を身に付けようと目標を立てている人も多いかと思います。「日常英会話」を身に付けるためには、オンライン英会話を始める、朝学習を始める、語学系スクールに通い始めるなど多くの方法があります。しかし、どのような方法においても共通する大切なポイントがあるのです。

「日常会話に困らない程度」とは?

「日常会話に困らない程度」のレベルを目指して英語学習を始めた時に、多くの英語学習者の方が曖昧にしてしまっているポイントがあります。「日常英会話」のレベルについてです。じつは「日常英会話」というのは大変難しいのです。よく英会話能力のレベルを表す指標として、「ビジネスレベルの英会話」が最も難しいレベルのように位置付けられていますが、一般的には「日常英会話」は「ビジネスレベルの英会話」よりも難しいと言えます。

日常英会話を難しくしているのはその「即興性」にあります。つまり、日常英会話は準備ができないのです。これはイメージしていただければすぐにわかると思います。みなさんが仕事上で英語を用いる大切な会議に出席するとします。おそらく、その会議に向けて、どのようなことが話題になるかを事前に調べ、表現が難しそうなことを英語で台本化しておくこともできます。また、ビジネスでは自分の言いたいことを紙上にまとめてそれを読むことも許されます。

一方、日常英会話ではどのようなことが話題になるかは事前にわかりません。もちろん紙を見て話すことはできません。そして何より、日常英会話ではタイミングが重要となってきます。日本語で話していても、会話中に自分の求めるタイミングで話が返ってこないと自然に話題が途切れがちになります。つまり、「即興性」が必要とされる「日常英会話」は非常に難易度が高いのです。 

難易度の高い「日常英会話」を身に付けるために知っておくべき2つのこと

日常英会話は非常に難しいものだとご理解いただけたかと思います。ここではその「難易度の高い日常英会話」を身に付けるための2つのポイントについてお話しします。

一つ目に、「完璧さを捨てる」ということです。多くの日本人の方は、学生時代に文法を中心とした英語学習を行ってきています。例えば、学生時代に、「私は昨日本を二冊買いました」という日本語を英語になおす場合、「I buy two book yesterday.」としてしまうと buyで減点(正しくは過去形のbought)、 bookで減点(正しくは複数形のbooks)となってしまうでしょう。しかし、この英文でもネイティブなら間違いなく理解してくれます。つまり、「完璧な英語」を求めすぎないということが大切なのです。このように考えることによって、日常英会話で大切な「即興性」が増していくはずです。

つぎに、「高いレベルの語彙で話そうとしすぎない」ということです。これも日本語で考えれば理解しやすいのですが、言語能力において自分が「読める」ことと「話せる」ことはレベルが異なるのです。つまり、日本語においても「読める」レベルで「話す」ことはできないのです。たとえば、日経新聞の社会欄に書かれている日本語の大半は理解できるでしょうが、そのレベルの語彙を用いて話をすることは相当難しいはずです。ですので、英語で会話をする時にも自分が簡単に表現できるレベルの言葉を使うことが大切なのです。そして、これも先ほどから繰り返している「即興性」へとつながっていくのです。

これらを意識してどんどん英語を話す経験を積み、「日常会話に困らないレベルの英語」を身に付けてください。

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