夏本番、蒸し暑い日が続きます。日本より暑い国はたくさんありますが、来日する外国人を悩ませるのが、独特の湿気とアスファルトで固められた地面からの照り返しです。
「蒸し暑い」は日本の夏の特徴と言えますが、英語ではどのように表現するでしょうか。
今回は日本の夏特有の現象を、英語で紹介しましょう。真夏日、熱帯夜、台風、英語で言えますか?これらを使った表現、フレーズも合わせてご紹介します。
暑さにも種類がある?蒸し暑さの不快を示す「muggy」
humid(湿気の多い)
Japan is a bit more humid than California.
(日本はカリフォルニアよりも少し湿気が多いです。)
湿気が多いことを表現する際に使えるのがhumidです。また「蒸し暑い」と表現したい場合は Tokyo is hot and humid.「東京は蒸し暑い」というようにhotと併せて使うと良いです。
muggy(蒸し暑い)
It’s muggy today.
(今日は蒸し暑い。)
humidと同じく湿気が多いことを指します。muggyの場合は、湿気が多く、さらに暑くて不快である様を表現する際に使います。
sticky(蒸し暑くベトつく)
Don’t dread hot and sticky summer nightーUse this fan to stay cool.
(蒸し暑い夏の夜を恐れないで!この扇風機で涼しい夜を過ごしてください。)
stickyには「ベトベトする、ねばねばする」という意味があります。たとえばa sticky candyは「ベトベトした飴」です。stickyは蒸し蒸しとした暑さという意味で使うこともできます。例えば a sticky dayは「蒸し暑い日」です。暑いだけでなく、湿気がまとわりついてベトベトする蒸し暑さの日本の夏を表現するのに最適です。
今年は猛暑、酷暑それとも熱波?暑さの程度を表現するフレーズ
sweltering (うだるような(地獄のような)暑さ)
This room is sweltering.
(この部屋は地獄のような暑さだ。)
The air conditioning was broken, so the cab was sweltering.
(エアコンが壊れたため、タクシーは地獄のような暑さだった。)
うだるような、あまりにも暑すぎて不快になる暑さを表現する際にswelteringを使えます。
boiling(沸騰するような暑さ)
It’s boiling outside.
(外は沸騰するような暑さだ。)
I’m very boiling.
(凄く暑い。)
boilingという言葉通りに沸騰するお湯の中にいるくらい暑いというニュアンスです。
scorching(焦げるような暑さ)
It’s scorching outside.
(外はじりじりと焼けつくような暑さだ。)
We played soccer in this scorching heat.
(炎天下の中でサッカーをした。)
このscorchingは直射日光による暑さというニュアンスも含んでいます。
melting(溶けるような暑さ)
I’m melting hot.
(溶けるような暑さだ。)
I’m melting.
(暑さで溶けそうだ。)
日本語でも、暑すぎて溶けてしまいそうと言ったりしますが、英語でも同じようにmelting「溶けるような」を使えます。
気象上の“真夏日”“熱帯夜”は英語に該当なし。ニュアンスだけもわかってほしい!
hot summer day(真夏日)
Ten way to enjoy a hot summer day in Japan.
(日本での真夏日を楽しく過ごす10の方法)
正確な意味で真夏日(最高気温30度以上)に該当する表現は英語にはないようです。しかし、hot summer dayという表現ができます。
sweltering night(熱帯夜)
How to survive a sweltering night in tokyo.
(東京の熱帯夜をどう快適に過ごすか)
正確な意味で日本の熱帯夜(夜の最低気温 が25度以上)に該当する表現は英語にはないようです。しかし、前述のSwelteringを使用して、Sweltering night「うだるような暑さの夜」という表現ができます。
台風
台風は英語で大きく分けて4種類の名前があります。台風が発生する場所によって変わります。
●typhoon(タイフーン): 北西太平洋で発生
Typhoons develop in the Northeast Pacific Ocean.
●hurricane(ハリケーン): 北大西洋/北東太平洋で発生
Hurricanes develop in the Atlantic and Northeast Pacific Ocean.
●cyclone(サイクロン): 南太平洋/インド洋で発生
Cyclones develop in the South Pacific and Indian Ocean.
●willy-willy(ウィリー・ウィリー): オーストラリア周辺で発生
Willy-willy develop around Australia.
おわりに
日本の夏特有の蒸し暑い、真夏日、熱帯夜、台風を表現する際に使える英語フレーズをご紹介しました。
「日本の夏ってなんでこんなに暑く感じるの?」
外国人に聞かれたときに、これらのフレーズを使ってバリエーションに富んだ表現で説明をすることで、会話もきっともっと弾むことでしょう。
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