海外旅行で役に立つ!相手に失礼にならない英語フレーズ

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海外旅行では、英語で何かを尋ねたりお願いしたりすることがよくあります。例えば、飛行機の中で「水がほしい」と頼むとき、Water, please! でも決して間違いではありませんが、かなりぶっきらぼうな印象を与えてしまいます。丁寧な話し方をするにはどんな表現を使えばいいのか、次のクイズに答えてみてください。

自分から英語で話しかけるとき

相手がお店やホテルの人で、自分がお客さんの場合でも、丁寧な話し方をしたほうが、相手も丁寧に対応してくれる可能性が高くなります。次のような場合はどちらの表現を使えばいいか、考えてみましょう。

▼ 機内で:フライトアテンダントに水をもらう

ア)Can I have some water?
イ)Please give me some water.

どちらも水をくれるよう頼むときに使える表現ですが、丁寧に響くのは「ア」。「水をもらえませんか?」と、きちんとお願いしているからです。「イ」のほうは、「私に水をください」と、相手が水をくれるのは当然、と思っている感じになってしまいます。例えば What would you like to drink?(何をお飲みになりますか?)と聞かれたときは、「イ」でもOKです。

▼ お店で:品物を見せてもらう

ア)Can you show it to me?
イ)Can I see it?

「ア」は「あなたが私にそれを見せてくれますか?」と相手に指示している感じ。「イ」は「私が見てもいいかしら?」とへりくだった印象で、「イ」を使ったほうが感じがいいでしょう。丁寧にお願いしたいときは、一般に Can you~? ではなく Can I~? を使ったほうがよいとされています。

▼ 街中で:道を尋ねる

ア)Do you know where the Victoria Hotel is?
イ)Can you show me the way to the Victoria Hotel?

「ア」は「ビクトリア・ホテルってどこだか知っていますか?」と、遠まわしに尋ねているようにも聞こえますが、Do you know~?(あなた~を知ってますか?)と、相手に知識があるかどうか、確認しているような印象も。「イ」のように、「ビクトリア・ホテルへの行き方を教えてもらえませんか」とお願いしたほうが無難です。

返事をするときの丁寧な英語表現

「~してもいいですか?」と聞かれたとき、Yes. や OK. だけだと、どうもそっけない感じですね。少し丁寧な言い方を覚えておきましょう。例えば次のような場合、どちらの表現を使ったほうがいいでしょうか。

▼ 入国審査で:係官に尋ねられて

May I see your passport?
(パスポートを見せてもらえますか)
ア)Sure. No problem
イ)Yes, you may.

「ア」の No problem. は直訳すると「問題ありません」ですが、実際には「いいですよ」「もちろんです」と快く承諾するための表現です。「イ」は形式どおりの受け答えのようにも見えますが、実は「はい、あなたはそれをしてもよいです」と、上司が部下に”許可”を与えているかのような言い方。入国審査では、「ア」を使うほうがいいでしょう。

▼ 乗り物の中で:隣の席の人に尋ねられて

Do you mind if I open the window?
(窓を開けてもよろしいですか)
ア)Please do so.
イ)Not at all.

Do you mind if ~? は、「~してもよろしいですか」という非常に丁寧な尋ね方。答えは否定形になるのが定番で、「イ」は「全然かまいません(どうぞ開けてください)」という返事になります。「ア」は「そうしてください(窓を開けてください)」という言い方ですが、「どうぞ開けなさいよ」と、なんだか本当は開けてほしくないような印象になる恐れも。ここは、「イ」を使っておくのがいいでしょう。

▼ ホテルで:クレームをつけて、フロントにこう言われたとき

We will take care of it right away.
(すぐに対処します)
ア)Great.
イ)I hope so.

例えば There’s no towel in the room.(部屋にタオルがありません)とクレームをつけたとき、「すぐに対処します」と言われたら、「ア」の Great. がいいでしょう。「イ」の I hope so.(そうだといいけれど)は、相手の能力に疑問を感じているかのように聞こえます。Great. は一般に「素晴らしい」ですが、何か報告されたときに「了解しました」といったニュアンスでも使われます。単にOK. というよりも感じがいいですね。

相手が英語のネイティブスピーカーではない場合には、基本的にあまり細かいことにこだわる必要はありませんが、何気ないひとことでグッと印象が変わってくるのは確か。普段使っているその表現、実は失礼な言い方になっていないかどうか、一度見直してみてはどうでしょうか。

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