「なぜ?」「どうして?」と尋ねたいときに、Why?(なぜ?)、Why do you think so?(どうしてそう思うの?)と聞いてしまっていませんか? もちろん、英語の文としては正しいのですが、状況によっては失礼に感じられることも。会話で理由を尋ねるための、適切な言い方をお教えします。
Whyの本当のニュアンスは?
学校では「なぜ=Why」と習ったので、理由を尋ねるときは当然 Why ~?と言えばいいと思いますよね。でも、親しい間柄であればともかく、仕事の相手などあまりよく知らない人に突然 Why?(なぜ?)と尋ねられると、ちょっと唐突な感じで、相手に圧迫感を与えてしまいます。
また、日本語の「どうして?」が「どうしてそんなことを言うの/するの」と非難するときに使えるように、英語でも Why do you think so? は「どうしてそんなふうに思うの?」と問い詰めているかのように聞こえてしまうことがあります。そこで、活用してほしいのが次のような表現です。
▼Whyの代わりに使いたい表現
△ Why do you think so?
(どうしてそう思うの?)
⇒◎ What made you think so?
(どうしてそう思うようになったの?)
△ Why did you come to Japan?
(どうして日本に来たの?)
⇒◎ What brought you to Japan?
(どうして日本に来ることになったの?)
△ Why is that?
(それはなぜ?)
⇒◎ What is the reason for that?
(その理由は何?)
You(あなた)を主語にすると、「どうしてあなたは~」という強い調子になってしまうので、What という”モノ”を主語にするところがポイントです。また、What is the reason for ~?はちょっと改まって理由を尋ねている感じになります。
このほか、口語では How come もよく使われます。How(どのように)と経緯を尋ねていることから、Whyよりやや抑えた印象になるのかもしれません。また、How comeの文は疑問形にせず、How come のあとに主語+動詞を続けます。
▼how comeを使った表現
How come?
(なんで?)
How come it happened?
(なんでそうなったの?)
How come you were late?
(なんで遅れたの?)
Whyを使うのはどんなとき?
Why は理由を尋ねるための一般的な疑問詞であり、使い方に注意しさえすれば、会話で普通に使うこともできます。また、慣用句としてもよく使われます。
▼Whyを使った慣用表現
Why don’t you join us?
(一緒にいかがですか?)
I wonder why.
(なんでだろう)
Why not?
(なぜダメなの (= ぜひ))
Why not?は「どうしてダメなのか」が転じて「ぜひするべきだ、もちろん大丈夫だ」という意味になります。例えば、Can you come to the party?(パーティーに来る?)、Why not?(もちろん、行くよ)といったように使えます。
また、Why は「わあ」「へえ」という間投詞としても使われ、Why, it’s snowing! は「わあ、雪だ!」という意味です。学校で習った意味だけにとらわれず、会話の中でのさまざまな Why に耳を傾けてみてください。
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