外国人、特に欧米の人はハイキングが好きです。これから気候がよくなると、日本のハイキングコース(hiking trails)を歩いている外国人に遭遇するかもしれません。簡単なやりとりをするための表現を覚え、自分が海外でハイキングするときにも使ってみましょう。
ハイキングに使う基本英語表現
「ハイキング」はそのままhikingでいいのですが、do hikingはちょっと不自然。持ち物や山の中で見かけるものなどとあわせ、ハイキングで使う基本的な英語表現を確認しておきましょう。
「ハイキング」とその仲間
●ハイキングに行く
go hiking / go on a hike
go skiing(スキーに行く)などと同様、野外アクティビティはgo -ingで「~に行く」と表現します。hikeは「ハイキング」という名詞または「ハイキングをする」という動詞。
●トレッキング
trek / trekking
ハイキングよりも少し険しい道を行くことを言います。歩くのではなく馬に乗って進むhorse trekking(ホーストレッキング)などもあります。
●バックパッキング
backpacking
backpacker(バックパッカー)という言葉があるように、リュックを背負って旅行することですが、キャンプ道具やテントなどを詰めて何日も山を歩くことを、特にbackpackingと言うことがあります。
持ち物
●リュック
backpack
rucksack(読み方は[ラックサック])でもいいのですが、英語ではbackpackのほうが一般的。なお、日本語の「バックパック」は大きいリュックを指しますが、英語では大きいものも小さいものもbackpackです。
●ウェストポーチ
waist bag
waist pouch(読み方は[ウェイスト パウチ])でもいいのですが、waist bagの方が通じやすいようです。なお、fanny pack(米)/bum bag(英)のようにも言います。fannyとbumはいずれも「おしり」という意味。「おしりに乗せるカバン」というイメージなのですね。
●雨具
rainware
raincoat(レインコート)と言っても大丈夫です。
●水筒
water bottle
「ペットボトル」はPET bottleではなくplastic bottleで、「ペットボトルの水」はbottled waterと言います。
●虫よけスプレー
insect repellent spray
読み方は[インセクト リペラント スプレイ] 。insectは「虫」、repellentは「忌避剤」。言いにくい場合、bug spray(読み方は[バグ スプレイ])でも通じます。
山の中で
●山道
trail
山の中で歩けるように整備されている道のことを言います。
●頂上
top/peak/summit
peakは「とがったところの先端」という意味で、summitは「頂点」。どちらも同じように「山の頂上」という意味で使われます。
●山小屋
mountain hut
宿泊施設になっているところはlodgeとも呼びます。
●標識
sign
「看板」のこともsignと言います。
ハイキング中に使う英語フレーズ
trailですれ違うと軽くあいさつするのは、世界共通の習慣。”Hello!”だけでもいいのですが、ここで紹介するようなひとことを添えてみましょう。
フレンドリーに話しかけるフレーズ
ハイキング、どうですか?
How’s your hike going?
いいハイキングですね
It’s a nice hike, isn’t it.
上の天気はどうですか?
(下りてきた人に)What’s the weather up there?
頂上までどれくらいですか?
(下りてきた人に)How long does it take to get to the top?
相手を励ますフレーズ
もうすぐ頂上ですよ
(上ってくる人に)You’re almost there.
楽勝/大変ですよ
(上ってくる人に)It’s an easy one / a tough one.
頂上の眺めは素晴らしいですよ
(上ってくる人に)The view is great on the top.
よいハイキングを!
Have a nice hike!
hikingとpicnic、climbingの違いは?
日本語では歩いて山を登ることを「登山」と呼んだりしますが、英語のclimbing(登山)は登山道具などを使った本格的なもので、ただ歩くだけならhikingかtrekkingです。ご参考までに、日本語の「ピクニック」は「遠足」のことですが、英語のpicnicは「野外で食事をすること」で、特に歩く必要はありません。こんな違いにも注意するようにしましょう。
オンライン英会話のレアジョブでは、行楽シーズンの計画を立てるに当たり、ハイキングやピクニック等、場面に合わせた会話を練習することができます。多数の教材の中から自分の目的に合ったものを選び、先生と一緒にフレーズを練習してみましょう。山道で外国人とすれ違ったとき、思いがけず話がはずむかもしれませんよ。
レアジョブ英会話
https://www.rarejob.com/
まとめ
カタカナ言葉が多いように思えるハイキング関連の用語も、英語と日本語では少しずつ意味や使い方が違ったりします。予定を立てたり準備をしたりするときに、
We’re going hiking in Mt Takao.(高尾山にハイキングに行く)
I packed an insect repellent spray in my backpack.(リュックに虫除けスプレーを詰めた)
のように、頭の中で英語にして言ってみましょう。使いにくいように思えた言葉にも、自然になじめるようになるかもしれませんよ。
Please SHARE this article.
英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう
英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。
無料登録しておくとお得な情報が届きます
今すぐ無料体験する最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結
※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます
レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。
利用者インタビュー
無料登録~7日以内なら初月半額
今すぐ無料体験する