英語ってどれくらい間違えていいの?

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最近「文法は適当でいい、まずは話そうよ!」という意見がよくありますよね。世界的にも、World Englishesなど、外国人の英語を認めよう! という考え方が増えてきています。

でも、想像してみて下さい。実際に外国人と英語で話すとき、やっぱり間違えたら恥ずかしくないですか? 私は未だにびくびくしています。適当でもいいと言っても、どこまで適当にしていいのでしょうか?

答えは

①正確な表現だけをコピーする。
②グローバルエラー(意味が通らないほどの間違い)を無くし、ローカルエラー(意味は通る間違い)を減らす。

にあります。

英語の正確さ(accuracy)ってなに?

言語の正確さのことを、accuracyと呼びます。文法の間違いがなかったり、発音があっていたりするかをaccuracyと呼ぶのですね。

accurate(正確)な英語は、文法の間違いがなく、お手本通りです。文法は間違っているけれど、意味は理解できる英語のことをbroken English(砕けた英語)と呼びます。

・正確な英語は、マスターするのに時間がかかりますが、教養のある印象になります。
・ブロークンな英語は、マスターするのに時間がかかりませんが、場合によっては教養の無い印象になってしまいます。

どちらにもメリット・デメリットがありますね。

英語って正確じゃなきゃダメなの?

正確な英語=正しい、ブロークンな英語=間違っている…とは言い切れません。ビシッとお手本通りの英語を使えるようになるには長い時間がかかりますし、ネイティブでない私たちが大人になってからネイティブのようになることはほぼ無理です。

ブロークンな英語であっても、自分の目的をしっかり達成できるならOKだと私は思います。ただ、あまりブロークンすぎるとビジネスやアカデミックの世界では浮いてしまいます。大事なのはバランスです。

英語を正確にするのに時間はかかる?

大事なのは、「自分の目的を達成できる」くらいに正確な英語をマスターすることです。完ぺきにネイティブと同レベルを目指す必要はありません。

自分に必要なレベルに正確な英語をマスターするなら、それほど時間はかかりません。集中して三カ月ほど継続すれば十分です。

では、具体的にどうやって勉強すれば正確な英語を学べるでしょうか?

英語を正確にするにはどうしたらいい?

自分が使いたい英語をお手本にする!

正確な英語を身につける勉強法は、目標そのものをお手本にして覚えてしまうのが最短です。あれこれ色々な教材に手を出すより、自分が使えるようになりたい英語を覚えてしまった方が効率が良くなります。

お手本をコピーしてしまえば、100%正確です。ズルのようですが、これこそ近道ですね。

正確な教材を選ぼう!

自分が「英語で何をしたいのか」をまずしっかりとイメージしてください。その上で、

・自分の仕事/趣味に関係のある本
・ニュース
・しっかりした団体のサイト

などなど、信頼できる資料を読んで、表現をコピーします。Wikipediaや一般のサイトも便利ですが、英語の方が間違っていることがあります。正確な英語を目指すときには使わない方が無難です。

音読&書き写しで内容をコピー

自分の守備範囲のことなら、内容は頭に入っているはずです。英語だけをコピーすれば、すぐに使えるようになります。

おすすめの勉強法は「丁寧に音読×書き写し」です。目だけで英語を追いかけても、なかなか体に定着しません。音読で口を、書き写しで手を動かすことで、より強力に記憶に定着できるのです。

音読練習をするなら、大事なのは自分の声を録音することです。話した英語がしっかり聴きとれるかチェックできるだけでなく、自分の声でもう一度聴きなおすことで強く定着させることができます。

自分が使いたい英語をコピーするのが最短の勉強法です。

英語を正確に話す実践訓練!

自宅でのトレーニングが終わったら、次は実践です。練習の成果を発揮できるようにするためには、ゆっくり確実に話すことが必要です。

ほどほどに正確な英語を外国人と実践!

はじめての実践の時には緊張するものですよね。でも正しい表現をコピーしてしまえば、どうしたって英語も正しくなります。きちんとした書籍やサイトを使って準備すれば、物理的に失敗はありえないんです。

私も、初めて英語で話したときはとても緊張しました。相手が学者なので、ブロークンな英語は使いにくい…。前日まで何回も単語を確認して、心臓をバクバク言わせながら現場へ。でも、練習のおかげで自分の専門分野のことは正確に話せました。一回目の成功のおかげで、二回目からはどんどん気が楽になりました。

思いっきり準備→成功体験を積む→次から楽になる

英語の黄金パターンだと思います。みなさまもこのルートをたどれるはずです。

許せる間違いと許せない間違いがある

英語には、「意味が通じないレベルの間違い」と「意味が通じるものの違和感があるレベルの間違い」があります。専門的には、意味が通じないものを「グローバルエラー」、意味が通じるものを「ローカルエラー」と呼んでいます。

正確な英語とは、

・グローバルエラー(意味が通じなくなる間違い)が0
・ローカルエラー(意味は通じる間違い)は少しならOK

という英語のことです。そして、単語が間違っていないなら意味は通じます。ですから、まずは正しい単語の使い方をコピーすることが大事なのです。

英会話を活用して正確な英語を身につけてみる

とは言っても、自分だけで正確さをチェックするには限界があります。

・コピー勉強法では、参考書に乗っていない表現が使えなくなってしまう。
・多くの外国人は相手の英語の間違いをいちいち指摘してくれない。

独学では、誰かがもう言った内容しか言えなくなってしまうのです。

短期間で正確な英語をマスターしたいなら、オンライン英会話で英語を活用してみましょう。先生たちはしっかりとフィードバックを返してくれます。正確なボキャブラリーを確実に増やすことができるのです。

外国語の正確さを上げたいとき、フィードバックはとても大事です。しっかりとしたフィードバックをもらうために英会話を使うのは1つの手だと思います。

まとめ

外国人である私たちが、完ぺきな英語を話すのはなかなか大変です。現実的には、間違いの少ない英語を目指すべきだと私は思います。

①正確な表現をコピーする。
②グローバルエラー(意味が通らないほどの間違い)を無くし、ローカルエラー(意味は通る間違い)を減らす。

この2ステップで、あなたの英語は正確になります。

間違いのない英語で、自分の思いを正確に伝えましょう!

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