これは私の本音ですが、語学って「つまらない」と感じるときがありませんか?
どこまで行っても暗記で、達成感が得づらいですし、どうせネイティブにはなれないと思うとやる気も失せてきます。
I’m tired of English. (英語つまらない)
I’m fed up! (もううんざりだ)
こんな声が聞こえてきそうです。とはいっても、続けなきゃできるようにならないのもまた事実。英語がつまらないと感じてきたら、どうすればいいのでしょうか?
英語がつまらないと感じる原因は?
プロレベルの人たちでも、英語がイヤになってしまった経験は一度や二度ではないようです。英語がつまらないと感じてしまうのはどうしてなのでしょうか?
私自身や周りのプロたちの話を聞きつつ、まとめてみました。
英語がつまらないのは達成感がないから?
英語がつまらなく感じてしまうのは、達成感がないからかもしれません。達成感は、ゴールを超えたときに初めて得られるものだと私は思います。では、英語のゴールとは何でしょうか? ネイティブのように英語を使うことでしょうか?
ネイティブと全くの同レベルになることは、私たちにはできません。語学学習には「臨界期」というものがあって、子供のころに英語を使う環境で育たないとネイティブにはなれないのです。
もちろん、ネイティブになりたくて英語を勉強するわけではないかもしれません。ただ、漠然と「英語がうまくなりたい」と思って勉強をしていると、嫌になってしまうと思います。ゴールがないからです。
「永遠の中級者」ということばが教育の世界ではよく使われています。目的なく勉強していると、結局あまり上達せず、イヤになってしまうのですね。
英語がつまらないのは暗記ばかりだから?
英語がつまらなく感じられる2つ目の理由が、英語は暗記が多いことだと思います。日常会話を成り立たせるためには、3,000の単語を覚えなければいけないと言われています。
それに、1つの単語にもたくさんの意味があります。例えば、addressは住所という意味ですが、「やる」という動詞としても使われます。getやtakeのような基本的な動詞を辞書で引いてみると、あまりの使い方の多さに軽く絶望するかもしれません。
大学院レベルの内容を英語で理解するには、最低で10,000単語をしっかりマスターする必要があります。途方もないですよね……。
長い暗記の道の中で、力尽きてしまう方もいるのではないでしょうか。
英語がつまらないのはどうせ使わないから?
香港やフィリピンなど、英語が公用語になっている地域があります。そこに住んでいる人は、英語ができなければ生活の中でダイレクトに困るわけです。だから、英語力も高くなりやすいのですね。英語ができないといけない社会が「いいか悪いか」は置いておいて、英語をマスターするには英語を使う必要があります。
日本はどうでしょうか? 日本で生活する限り、外国語を使うことはほとんどないでしょう。もちろん、海外担当の部署で働いたり、海外に駐在したりする方は別です。とはいえ、ほとんどの日本人にとって、英語はまだまだ外の世界の言葉です。
最初はやる気を出して勉強しても、「結局使わないんだよね」と思ってしまうと、急速にやる気がなくなります。とはいえ、いきなり英語を使う環境に飛び込むというのもあまり現実的ではありません。結局、やる気が萎えてしまう方も多いのではないでしょうか。
英語がつまらないと感じたら試してほしいこと3選
英語がつまらないと感じるのは自然なことです。語学のプロたちは、そんな壁を乗り越えて勉強し続けています。そんな彼らに訊いた、英語に飽きてしまった時の対処方法をご紹介します!
英語がつまらないなら資格試験をぶっつけで受けてみよう
英語がつまらないのは、「達成感がない」からかもしれません。自分の実力がわかりにくく、できた感じが実感できないのですね。
第一の対処法は、とりあえず英語のテストを受けてみることです。自分の実力が客観的にわかるので、うまくいけば達成感が得られますし、失敗すれば闘志が湧いてきます。
英検(実用英語技能検定)やTOEICなどは、安い値段で実力を測れます。英語に飽きてきたら、思い切っていちばん近いテストを予約してしまいましょう。
英語がつまらないなら第二外国語をやってみよう
英語がつまらなく感じてきたら、第二外国語をやってみるという手もあります。他の外国語を知ってしまうと、英語を客観的に見られるようになります。
例えば、同じ西洋語のフランス語はどうでしょうか。似たようなアルファベットを使いますが、英語に比べてとんでもなくむずかしい動詞の変化をもっています。近未来と遠い未来を分けるほどの時間マニアです。フランス語を少しでもやった後なら、英語の文法は確実にかんたんに見えます。
日本語と似たような漢字を使っている中国語も面白いですね。中国語はSVOの言語で、「完了」「冠詞」など、英語に似ているような・似ていないような部分を持っています。発音がとてもむずかしく、中国語に触れた後には、英語の発音がかんたんで仕方なくなります。
第二外国語に触れてみると、視野が広くなります。英語だけの世界にこだわらなくなると、楽しさもアップしますよ!
英語がつまらないなら使ってみよう
英語を家で1人で勉強していても、つまらないのは当たり前かもしれません。言語はコミュニケーションのためにあります。実際に英語を使ってみれば、楽しさに気付けるはず。
次の章では、英語を使ってみることの大事さを紹介します。
英語がつまらないなら外国人と話してみる?
英語は言語、言語はコミュニケーションのためにあるものです。人と話してみなければ、英語の楽しさはわかりません。
まずは外国人と話してみることが、英語が楽しくなる第一歩です。
英語がつまらない→楽しい! に変わるのは話したとき
英語を話してみると、つたない英語も意外に通じることがわかります。
ネイティブは外国人の英語に慣れています。多少へたでも、いちいち突っ込まれたりはしません。ノンネイティブ同士なら、そもそも正しさをそんなに気にしなくていいでしょう。相手も何が正しいのかなんてわからないからです。
こう考えると、英語って意外に「雑」でいいんだ、と気づけます。
通じた! という達成感がモチベーションを上げる。英会話を使ってみよう
このように口で説明されても気づきづらいかもしれません。英語は雑に話しても通じるもので、むしろ「あまり上手くなくても、自分の英語が通じた!」といううれしさが最高のモチベーションになります。だから、下手だと思っている人ほど実際に話してみるべきなのです。
今は、オンライン英会話の発達もあって、家にいても英語を話せる時代になっています。英語がつまらないと感じたら、まず話してみること! これが英語を続ける鉄則です。
まとめ
英語がつまらないと感じてしまうのは、むしろ当たり前のことです。どんな達人でも、いえ、達人だからこそ、英語に飽き飽きした経験があります。
大事なのは、英語を楽しく続けること。そのためには、テストを受けたり、第二外国語をやってみたり、色々な工夫があります。とはいえ、いちばんはやっぱり英語を話すことです。
英語を楽しく続けて、一気にマスターしましょう!
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