美しい島々とビーチ、底抜けに明るい国民性でバカンス先として人気のフィリピンは、オンライン英会話の講師の出身地でもあります。特に何を話していいか困ってしまう時は、現地のトレンドに関する話題が一番盛り上がりやすいトピックです。
今回は私が現地のフィリピン人の友人たちから入手したトレンドをご紹介します。フィリピンで現在何が人気なのかを知って、オンライン英会話のレッスンでぜひ話題にしてみましょう。
フィリピンで人気はやっぱり美しいビーチリゾート
フィリピンといえば美しい海。数え切れないほどの島やリゾートがありますが、最近現地で人気のビーチリゾートをご紹介します。
Siargao Island
マニラから1時間ほどで行けるここ数年大人気のビーチリゾート。ヤシの木に覆われた美しい島は、フィリピン随一のサーフィンパラダイスとして有名で、サーフィンをしなくともまさに夢のような美しいビーチでのんびりできます。サーフィンだけではなく、マングローブをカヤックで回ったり、他の島へのアイランドホッピングも人気だそう。
Coron / El Nido (Palawan)
美しい島で有名なパラワンで特に人気なのが、コロンとエルニド。エルニドはビーチでのんびりロマンチックな時間を過ごすことを目的としたカップル向けなのに対し、コロンはのんびりと家族で楽しめるリゾート地で特にダイバーに人気です。特に第二次世界大戦時の難破船を見れることで有名。
島巡りをしたり、スキューバダイビングやフリーダイビング、シュノーケリング、ハイキングなどのアクティビティをしたり、ワインやビールを片手にサンセットを見てゆったりとしたリゾートライフを過ごせます。
Dumaguete
世界中のダイバー憧れのダイビングスポットであるアポ島の玄関口、ドゥマゲッティ。学生街として知られ、市内には4つの大学があり活気があります。語学留学をする人も最近は増えているとか。アポ島はウミガメが見れることで有名で、シュノーケリングでも亀に会えたり、釣りも人気だそうです。また、最古の黒魔術で有名で欧米人に人気のシキホール島へもドゥマゲッティからアクセス可能です。
ビーチリゾート以外にこんな場所が人気
フィリピンは離島のビーチリゾートだけではなく、点在する世界遺産をはじめとする素敵な場所がたくさんあります。数多くある人気の観光地から特に最近注目を集めている場所をご紹介します。
Sagada Province / Baguio City
学生の街で高地にあるため涼しいバギオから7時間という大変辺鄙な場所にあるサガダ。山の中でアクセスが難しい場所にありますが、おしゃれなカフェもできて観光地として人気で、洞窟探検やロッククライミング、ハイキングなどでさまざまなアクティビティが楽しめます。
何よりサガダを有名にしているのはハンギング・コフィンと呼ばれる断崖からぶら下がった棺桶の数々で、動物から死者を守り天へより近い場所に弔うという目的があります。2000年以上続いていた風習も地元民族がキリスト教へ改宗したため2010年に終焉しました。
さらに何時間か離れた場所にある世界遺産ライステラスのバナウェ（Banaue）は、実は私も行ったことがあります。美しい棚田の景色は圧巻。「天国への階段」と呼ばれているそうですが、それも納得の素晴らしい田園風景です。
さらに4-5時間行くと、伝統的手法のタトゥーで世界的に有名なカリンガ（Kalinga）があります。首刈り族であるカリンガ族は、昔は誰かを殺して戦士になった証としてタトゥーが掘られていました。現在なんと103歳で最後のmambabatokと呼ばれる伝統的なタトゥーアーチストとして有名なWhang-odさんの元には世界中から観光客が集まっています。
Tagaytay (Batangas)
マニラ近郊のリゾートとして注目を浴びているのがタガイタイ。マニラから車で2時間ほどと近いのにも関わらず、涼しく天気もいいため避暑地として人気で、暑いマニラを抜け出す週末旅行組が多くいます。おしゃれなカフェが多く、カフェ巡りに出かける人も。特にスターバックスは広くて窓から見える湖の絶景がポイント。訪れる価値ありです。
世界一小さな活火山として知られるタール火山（Taal Volcano）とそれが浮かぶタール湖（Taal Lake）は絶景で、ピクニック・グローブ（Picnic Grove）という公園から眺めるのがポピュラーです。園内には乗馬やジップラインなどいろいろと楽しめるアクティビティがあり楽しめます。マニラに行ったついでに日帰りで遊びに行ってもいいですね。
流行発信地区はマカティ！おしゃれなカフェやレストランがたくさん
マニラ首都圏にあるマカティはフィリピンのビジネスの中心地で、外資系の大手企業が拠点としているフィリピンきっての大都会です。巨大ショッピングモールや高級ホテルが並んでいます。中でも流行発信区はポブラシオン（Poblacion）地区。いわゆる「赤街」として有名でしたが、最近は開発されてトレンド発信区となっています。
数あるポブラシオンのおしゃれなお店から人気店をいくつかご紹介します。
ABKD
昼はカフェレストラン、夜はバーとして運営されている代表格です。この形態のお店が近年増えているそうで、昼と夜で違った雰囲気が楽しめます。料理はモダンフィリピン料理で、バーのカクテルはフィリピンをイメージしたものが人気です。
Commune
ポブラシオン地区で最も有名なカフェの一つ。いくつかのフロアがあり、ゆったりとしたフレンドリーな空間で、特にクリエイターに人気です。18時間かけて抽出されたアイスコーヒーやスタンダードなホットコーヒーの他に、軽食やビールもあります。
Dulo
レストラン、バー、カフェ、イベントスペースとマルチファンクションのお店。いろいろな形態を一つに集めた形のお店の中でも一番有名です。ライブコンサートやアートエキシビジョンが定期的に開催され、クリエイターの溜まり場として人気です。
A’Toda Madre
世界中でポピュラーなメキシコ料理ですが、マニラでも大人気。ポブラシオン地区には他にもメキシコ料理の有名店がありますが、このお店の自慢はなんといっても豊富なテキーラとメスカルの種類。常連客の中には好みのブランドを店に置いてくれるようリクエストする人もいるそうです。
フィリピンで人気の食べ物
フィリピン人が大好きなものといったらファストフードとチョコレートですが、最近はこんなものも流行っているそうですよ。
ミルクティー
日本でも人気のタピオカ入りミルクティーですが、フィリピンでも一大フィーバーを起こしています。日本でも人気の老舗台湾ミルクティー店Gong Chaはフィリピンにもたくさんの店舗を持っています。色々なフルーツが入ったアレンジがあり、バラエティー豊かです。
コリアンバーベキュー
韓流ドラマやコリアンファッション、K-POPがトレンドのフィリピンではコリアンバーベキューも人気です。数多くあるコリアンバーベキューのお店の代表格が食べ放題スタイルのチェーン店Samgyupsalamat。マニラのいたるところにあり、家族連れからカップルまでいろいろな層から支持を受けています。
フィリピンのエンターテイメント分野でのトレンド
日本でも人気の韓流ですが、フィリピンも同じ。ファッションから音楽までとにかく韓流がトレンドです。
BTS
K-POPといえば世界的に有名なBTS。アジア人にして全米の音楽チャート、ビルボードで何度もナンバー1にランキングされている人気も実力も他のアジア系とは桁違いのバンドです。フィリピンには彼らのコピーバンドも多く、そういったコピーバンドも人気があるようです。
Parokya ni Edgar
フィリピンの国民的人気バンドで、文字通り”Pambansang Banda ng Pilipinas” (The National Band of the Philippines)と称されています。90年代から活動を続けているロックバンドで現在でも活躍し、数多くのフィリピンのミュージシャンに影響を与えています。ケソンシティーにあるウォークオブフェイム（有名な有名人の名前が入ったプレートが埋められている通り）にフィリピンのロックバンドとして初めて名前が刻まれたバンドとしても有名です。
ドラマは韓流ドラマが主流
韓流ドラマはフィリピンでも大人気で、人気韓流ドラマの俳優はフィリピンでもスターです。韓流ドラマ人気の影響もありファッションも韓国のものがトレンドです。特に中高生から20代前半の若年層に人気があるようです。
旬なインフルエンサーはフィリピン出身のMimiyuuuh。
YouTuberはフィリピンでもスター扱いです。特に最近一番人気のYouTuberはMimiyuuuh。チャンネル開始は2019年と1年ほど前ですが、すでに登録者200万人以上という驚異的な数字で、モデルとしても活躍。雑誌やテレビなどさまざまな媒体で引っ張りだこの旬なYouTuberです。短期でスターダムにのし上がった様を見ると、まさにアメリカン・ドリーム的な活躍ぶりですね。
まとめ
どの国でも流行の移り変わりは激しいもの。でもフィリピンは昔からいるバンドが今でも人気だったり、人気スポットの変化がそれほど激しくないようです。のんびりした国民性と同じようにトレンドもゆっくり進むのかもしれませんね。
フィリピンを訪れたことがないと今ひとつピンとこないものもあるかもしれませんが、オンライン英会話の先生との会話の話題にしてみてはいかがでしょうか。フィリピンはまだまだ本当にたくさんの素敵な場所もあり、食べ物も美味しいので、旅行ができるようになったらぜひ一度訪れてみてください。
Please SHARE this article.
英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう
英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。
無料登録しておくとお得な情報が届きます
今すぐ無料体験する最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結
※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます
レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。（追加料金なし／教材無料）苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。
利用者インタビュー
無料登録～7日以内なら初月半額
今すぐ無料体験する
