「私っぽい」「大人っぽい」の「~っぽい」を英語で言うと?-ishを会話で使いこなそう

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日本語でよく「これは私っぽい」「ダメっぽい」と言うように、英語でも一言付けるだけで「~っぽい」と表現できる言葉があります。それは、Englishなどにも使われている「-ish」。会話で便利な-ish(~っぽい)の使い方と、その他「~みたいな」「なんか~な」という言い方を見ていきましょう。

-ishをつければなんでも「~っぽい」になる

England+-ishでEnglish(英語、英国の)になったり、Spain+-ishでSpanish(スペイン語、スペインの)となるように、-ishは元々「~の」という意味を作ることができる語だったのですが、現代の英会話では、なんでも-ishをつければ「~っぽい」と意味するようになりました。

思いついた語に-ishをつけてみよう

日本語の「~っぽい」同様、思いついた語になんでも-ishをつけてしまって大丈夫です。
me-ish(私っぽい)
Tokyo-ish(東京っぽい)
Kenji-ish(ケンジっぽい)
bad-ish(ダメっぽい)
OK-ish(OKっぽい)

単独でも使えます。
Ish.(<それ>っぽいね)

-ishがつく単語を知っておこう

日本語に「熱っぽい」という言い方があるように、決まって-ishが付く単語もあります。
feverish(熱っぽい)
childish(子どもっぽい)
adultish(大人っぽい)
blueish(青っぽい)
whitish(白っぽい)、reddish(赤っぽい)、brownish(茶色っぽい)など、色はすべて-ishをつけて使えます。

「~とか」「~な感じ」にも使える-ish

時間や場所にまつわる表現につけて、「~とか」「~な感じ」とすることもできます。
7 o’clock-ish(7時とか)
forty-ish(40歳とか)
near-ish the station(駅に近い感じ)

会話例

主にカジュアルな会話で使われます。

A: What time do we meet tomorrow? (明日は何時に会おうか?)
B: 6 o’clock-ish? (6時とか?)
A: Sure. Near-ish the entrance of the station.(駅の入口近くの感じで)
B: Tim will be there but he is latish.(わかった。ティムが来るけど、遅れるっぽい)
A: Quite Tim-ish.(超ティムっぽいね)

「~みたいな」「なんか~な」と簡単に言うには

日本語の会話では「~みたいな」「なんか~な」と言うことがよくありますが、英語でも普段の会話では、そういう言い方がよく登場します。一見ムダに思えるかもしれませんが、使えると実は便利な表現です。

万能のlike

likeの使い方は-ishに近く、「みたいな」と言いたいときは何でもlikeをつけてしまって大丈夫です。
snow-like weather(雪が降るみたいな天気)
Osaka-like town(大阪みたいな町)
yellow-like color(黄色みたいな色)

便利に使えるsomething

特定せずに、ぼかして言いたいときにsomethingが使えます。
something more than 100(100より多いみたいな)
30 something(30歳かなんか)
beer or something(ビールかなんか)
something like it(そんな感じ)

意外に役立つlook like

look likeは「~に見える」という表現ですが、「~な感じ」と言いたいときに使えます。
Looks like that.(そんな感じだね)
Looks like OK.(大丈夫そうだよ)
Looks like he’s coming.(彼、来るみたい)

会話例

これらの表現も、割合カジュアルな会話で使われます。

A: Looks like Mr Martin is coming.(マーティンさんが来るみたい)
B: Is he 30 something?(彼、30歳かなんか?)
A: Looks like that.(そんな感じ)
B: Maybe we need beer or something.(ビールかなんかいるかな)
A: Something hot will be better. It’s snow-like weather.(何か温かいもののほうがいいでしょう。雪が降りそうな天気だよ)

-ish、likeといった口語表現が使いこなせるのは上級者のように思えるかもしれませんが、実は、初級者でもこれが使えると、話すのがグッと楽になるはず。それは、me-ish(私っぽい)、snow-like(雪が降るみたいな)といった言い方が、私たちが普段使っている日本語での表現に近いからです。

自信がなかったら、まずオンライン英会話レアジョブのレッスンで、先生を相手に試してみましょう。greenish bag(緑っぽいバッグ)、castle-like house(お城みたいな家)と、自分で好きなように作ってしまって大丈夫。もし他の言い方のほうがよければ、先生が指摘してくれるはず。レッスンで自信をつければ、きっと普段の会話でも自由に-ishやlikeが使えるようになりますよ。

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まとめ

日本語でも「~っぽい」「~みたいな」をしょっちゅう使っていると子どもっぽい感じになってしまうように、英語でも-ishやlikeは割合若者の会話によく登場する言い方です。でも、使えるようになると便利なのは確か。使いすぎないように注意しつつ、場面に応じて上手に使いこなせるようになりましょう。

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