日本語の面接でも緊張するのに、英語の面接なんてなおさら緊張しますよね。でも安心してください!英語の面接で聞かれることはある程度決まっています。事前に対策をしておけば、内定を勝ち取ることができますよ。この記事では、英語面接の一連の流れとともに、英語面接でよく聞かれる質問、英語面接で使えるフレーズをご紹介していきます。
英語面接の流れとよく使うフレーズ
英語面接の流れをご紹介します。また、英語面接でよく聞かれる質問、質問に答える際に使えるフレーズも見ていきましょう。
スモールトーク
英語面接では、スモールトークから始まるケースが多いです。スモールトークとは、天気やニュースなど面接の内容とは直接関係のない話のことです。これはアイスブレイクといって、場の雰囲気を和ませるために行われます。
スモールトークで聞かれる質問と答え方は以下のとおりです。
Q:How are you?
(お元気ですか?)
A:I’m doing well. Thank you. And you?
(元気です。ありがとうございます。あなたはどうですか?)
Q:Did you have any trouble finding the office?
(問題なく弊社にたどり着くことができましたか?)
A:No. I had no problem thanks to the direction on the website.
(はい、ウェブサイトの道案内のおかげで問題なくたどり着けました。)
スモールトークも評価の対象になっています。笑顔で受け答えをし、好印象を与えましょう。
自己紹介
ここから本格的に英語面接が始まります。自己紹介はどの企業でも必ず求められるので、事前に練習しておくことが大切です。自己紹介では、あなたのすべてを話す必要はありません。「妹が二人います」「趣味はネットサーフィンです」のような仕事と関係ない情報は不要です。学歴・職歴を中心に話しましょう。話の長さは1分ぐらいにまとめるのが理想です。
自己紹介で聞かれる質問と答え方は以下のとおりです。
Q:Tell me a little bit about yourself.
(あなたについて教えてください。)
A:I studied at XX University and graduated in 2007. My major was marketing. After graduation, I’ve been working at XX, Inc. for 5 years as manager.
(私はXX大学を2007年に卒業しました。専攻はマーケティングでした。卒業後は、マネージャーとして、株式会社XXで5年間働きました。)
ここで注意すべき点は、「時制」です。現在も働いているのであれば例文のように現在進行形に、すでに離職しているのであれば、過去形を使うようにしましょう。
・現在も働いている場合
I’ve been working at ~
・すでに離職している場合
I worked at ~
志望動機
英語面接では、志望動機も必ず聞かれます。面接の前に企業のことをしっかり調査して、志望理由をまとめておきましょう。
志望動機で聞かれる質問と答え方は以下のとおりです。
・Why are you interested in this job?
(なぜこの仕事に興味を持ちましたか?)
・Why are you interested in our company?
(なぜ弊社に興味を持ちましたか?)
まずは、このフレーズから始めましょう。
The reason why I applied to this position is because
(この仕事に応募した理由は、)
志望する理由が複数ある場合は、
I have 3 reasons why I applied to this position.
(この仕事に応募した理由は3つあります。)
と始めましょう。
その後、
・The first reason is that (最初の理由は、)
・The second reason is that (2つ目の理由は)
といった形で話していくと、論理的に話を組み立てることができるので、聞いている側としても聞きやすくなりますよ。
・I would like to take on more responsibility.
(もっと責任のある仕事をしたいです。)
・I’m looking for new opportunity.
(新たな機会を探しています。)
・I am sure that my 5 years of marketing experience will help your company grow.
(マーケティング業界で5年間働いた経験から、御社の成長に貢献できると確信しています。)
家から近いから、残業が少ないからといった志望理由は避けましょう。上記のように、自分が企業にとって有益な存在であることを証明できるような志望動機にしましょう。
強み・弱み
英語面接では、あなたの強み・弱みも聞かれます。しっかり自分をアピールできるようにしておきましょう。
強み
強みを聞かれる時のフレーズと答え方は以下のとおりです。
Q:What are your strengths?
(あなたの強みは何ですか?)
A:My greatest strength is flexibility. I can work with a lot of different people and opinions.
(私の最大の強みは、柔軟性です。様々な意見を持った人と働くことができます。)
A:I’m the kind of person who can work well under pressure.
(私はプレッシャーに強いタイプの人間です。)
まずは、あなたの最大の強みを述べましょう。その後、その強みがどのように活かせるのかを伝えましょう。また、職種によってアピールすべきポイントも異なります。営業職ならコミュニケーション能力、管理職ならマネージメント力など、職種に合った強みをアピールするようにしましょう。
弱み
弱みを聞かれる時のフレーズと答え方は以下のとおりです。
Q:What are your weaknesses?
(あなたの弱みは何ですか?)
A:My greatest weakness is public speaking.
(私は人前で話すことが苦手です。)
A:I tend to become nervous when I talk in front of a lot of people.
(大勢の人の前で話す時に緊張しがちです。)
A:But I’ve been trying to improve it.
(しかし、改善しようと努力をしています。)
自分の弱みをさらけ出すのは気が引けるかもしれませんが、完璧な人間はこの世に存在しません。だれしも弱みや短所を持っています。自分のことをしっかり分析して、自分の弱みを認識したうえで、その弱みを克服しようとする姿勢が重要です。
将来の展望
将来どんな自分になりたいか、どんなビジョンを持っているか、どんなキャリアを築いていきたいか、を英語で言えるようにしておきましょう。
将来の展望を聞かれる時のフレーズと答え方は以下のとおりです。
Q:Where do you see yourself in five years?
(5年後何をしていると思いますか?)
A:I would like to improve my skills as a web designer.
(ウェブデザイナーとしてのスキルを向上させていきたいと思っています。)
Q:What are your career goals?
(キャリアにおけるゴールは何ですか?)
A:I would like to supervise the marketing team at your company.
(御社でマーケティングチームを指揮したいです。)
英語面接で「~したい」と言いたい時は、would like to~を使うようにしましょう。want toでも間違いではないのですが、フォーマルな印象のwould like toの方が英語面接に適しています。
また、日本人は謙遜することが美徳と考える人が多いですが、自分の目標は堂々と伝えましょう。謙遜しすぎると、自信がないと捉えられてしまいます。実現可能かどうかは別として、自信を持って答えることが重要ですよ。
逆質問
日本語の面接同様、面接の最後には「何か質問はありますか?」と聞かれます。
Q:Do you have any questions for me?
(質問はありますか?)
A:Could you tell me a little bit about the team members that I’m working with?
(私が一緒に働くことになるチームメンバーについて教えてくれますか?)
必ず何かしら質問するようにしましょう。質問をしないと仕事に興味がないと思われてしまいます。しかし、調べればわかるようなことを聞くのはNGです。面接の前に企業のホームページを見て、企業研究をしておきましょう。
英語面接の注意事項
ここからは、英語面接で注意すべき点をご紹介していきますね。英語と日本語では、コミュニケーションの取り方が異なります。英語特有の話し方があるので、注意しましょう。
自信を持って堂々と話す
英語面接では、面接官が外国人であることも珍しくありません。外国人相手だと緊張してしまうかもしれませんが、おどおどせず、堂々とした態度で臨みましょう。
自信なさげに話すと、低評価につながってしまいます。緊張していると、早口になったり、声が小さくなってしまったりしがちです。早く喋る必要はないので、ゆっくり、大きな声でしゃべるように意識しましょう。
セリフを棒読みしない
英語面接の前に、想定される質問に対して、答えを準備しておくことは大切です。しかし、セリフを丸暗記して、本番でそのセリフを読むことは避けましょう。丸暗記したセリフを棒読みすると、面接官に悪い印象を与えてしまいます。
また、回答を暗記していると、想定していた質問と違う質問が来た時に、動揺してしまい、臨機応変に対応することができません。面接の練習をする時は、要点を書き出し、どんな質問をされても柔軟に答えられるようにしておきましょう。
分かったふりはしない
面接官の言っていることが聞き取れないこともあるでしょう。そんな時は、しっかり聞き返すようにしましょう。分かったふりをして、的外れな回答をしてしまうと、コミュニケーションがしっかり取れない人という判断をされてしまいます。また、聞き取れなかったからと言って、無言になるのも失礼な印象を与えます。
聞き返すときは以下のフレーズを使ってみましょう。
・Excuse me?
(もう一度お願いします。)
・Sorry?
(何ですか?)
・Could you please say that again?
(もう一度言っていただけますか?)
目を見て話す
慣れない英語を話していると、つい文法や発音のことを考えてしまい、目が泳ぎがちです。しかし、英語面接はあくまで、あなたと面接官との間のコミュニケーションです。用意したセリフを披露する場所ではありません。相手の目をしっかり見て、あなたの思いを伝えてください。「目は心の窓」というように、目を見て話すと、あなたのやる気や気迫が伝わります。面接官が複数人いる場合は、それぞれの面接官に視線を送りながら、話すようにしましょう。目を見て話すのは恥ずかしい、抵抗があると感じる人は、目と目の間を見て話すようにしてみてください。
相槌はほどほどに
日本語の会話では、「はい」「なるほど」「そうなんですね」など相槌をよく打ちますよね。相槌を打つことで、「聞いていますよ」ということをアピールできます。しかし、英語では日本語ほど相槌を打ちません。むしろ、相槌を打ちすぎるとマイナスのイメージを与えてしまいます。というのも、英語圏では、相手が話している時にたくさん相槌を打つと、「話を適当に聞いている」「話を速く終わらせてほしい」という印象を与えてしまいます。そのため、面接官が話している時は、相手の目を見て軽くうなずく程度にしましょう。
まとめ
今回は、英語面接の流れと、英語面接で使えるフレーズをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。英語面接は事前準備が重要です。上記でご紹介したフレーズを何度も口に出して、練習してみましょう。オンライン英会話で模擬面接をするのも効果的ですよ。先生に面接官になってもらい、フィードバックをもらいましょう!
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