tombもgraveも、辞書で引くと意味は「墓」。これだけだと違いがわかりませんよね。そこで活用してほしいのが、Googleのような検索エンジンの「画像」検索。tombやgraveと聞いたときに、英語圏の人たちがどのような「墓」を思い浮かべるのか、一発でわかります。今回は、わかりにくい英単語・英語表現を「画像」検索で理解する方法をお教えしましょう。
建物や自然景観などを表す英単語
外国の建物や自然景観には日本にないものがあり、日本語の意味だけ見ても、「?」となってしまうことが。画像検索を使って、何を表しているのか正確に理解できるようになりましょう。
tombとgraveの違いは?
日本語の「墓」は、英語ではtombまたはgraveと言います。どのような違いがあるのでしょうか。
tomb:画像検索すると、古代エジプトのツタンカーメンの墓など、「昔の王様の墓」などの写真がたくさん出てきます。つまりtombとは、「有力者などを埋葬する記念碑的な建物」なのだとわかります。
grave:公共墓地などの一般の人のお墓の写真がずらりと出てきます。私たちが普段考える普通の「お墓」は、graveと表現するのがよさそうです。
valley、gorge、canyonを使い分けよう
和英辞書で「渓谷」と引くと、valley、gorge、canyonなどが出てきます。果たしてどんな違いがあるのか、画像検索で見てみましょう。
valley:山の間に川が流れている画像が出てきます。私たちが普通に考える「谷」と言えそうです。
gorge:断崖絶壁にはさまれた狭い川や道が出てきます。つまり、「断崖絶壁にはさまれた狭いところ」がgorgeです(ちなみにgorgeには「のど」という意味もあり、細い通路のイメージです)。
canyon:開けた空間、赤く巨大な断崖。まさにアメリカのGrand Canyon(グランドキャニオン)のような景観が、canyonです。
街の中や身近なところにあるものを表す英単語
kioskって何?
kioskと聞いてまず思い浮かぶのは、駅の「キオスク(キヨスク)」。でも、辞書には「あずまや」と書いてあったりします。そこで画像検索すると、まず大量に出てくるのは端末決済の機械。今海外では、タッチパネルで注文から支払いまでを行うkioskと呼ばれる機械が急増中。ファーストフード店などでよく見かけます。
なお、ヨーロッパなどにあるkioskを調べるために「kiosk Europe」で検索すると、街角にある雑誌や飲み物などを売っているお店が出てきます。つまり、kioskは「売店」でもあることがわかります。
stoveは「ストーブ」ではない?
暖房の「ストーブ」は、英語ではheaterと言います。では、英語のstoveは?画像検索すると、「コンロ」がずらりと出てきます。つまり、stoveとは基本的に台所で使うガスコンロ、電気コンロのことなのです。
parlorは飲食店ではない?
「パーラー」と聞くと「タカノフルーツパーラー」や「資生堂パーラー」のような甘いものを食べるお店を思い浮かべるかもしれませんが、parlorで画像検索すると、立派なお家の客間などが出てきます。元々、「お客様をもてなす空間」という意味なのですね。
表情やしぐさを画像や動画で理解しよう
「しかめっつらをする」という表現がそのまま「機嫌が悪い」を意味するように、英語でも表情やしぐさを表す言葉が、そのまま気持ちや感情を表現することがあります。具体的にどんな動作になるのか、画像検索で確認してみましょう。
frownは「眉間にしわを寄せる」
「しかめっつらをする」の英訳にfrownという語がありますが、画像検索すると、眉間にしわを寄せた顔がたくさん出てきて、「怒っている」「困っている」「考えている」といった気持ちを表す表情であることがわかります。
shrugは「肩をすくめる」
shrugは「わからないよ」といったことを表すために「肩をすくめる」ことを指すのですが、寒いときのように、ただ肩をすくめればいいのでしょうか。画像検索すると、肩をすくめると同時に両手を開いて上に向けている写真がたくさん出てきます。shrugは「肩をすくめる」だけでなく、両手を広げて「さあ」「どうだろう」という感じを出すのがポイントです。
cross fingersは「人差し指と中指を交差させて祈る」
I’ll cross my fingers.と言えば「あなたの成功を祈っています」ということですが、cross fingers(指を交差させる)は、具体的にどのようなやり方をするのでしょうか。
画像検索で見ると、人差し指と中指を立てて「×」の形にしていることがわかります。cross my fingersと口にしなくても、このしぐさをするだけで、「成功を祈ってるよ!」「がんばって!」という気持ちを表すことができます。
オンライン英会話レアジョブのレッスンは音声だけでも受講することができますが、できればぜひカメラをオンにして、先生と顔を合わせながらレッスンを受けてみましょう。先生がI’m crossing my fingers.(成功を祈っています)と言いながら指を交差させていれば、それがcrossing fingersのやり方なのだと、すぐにわかります。
また、frown(しかめっつらをする)、shrug(肩をすくめる)などが具体的にどういう動作なのかわからなかったら、先生がカメラの前でやってみせてくれるでしょう。表情やしぐさなど言葉以外のコミュニケーション手段も最大限に活用して、英語力をさらに伸ばしていってください。
まとめ
画像検索は、知っている単語についても役立ちます。例えば、candyで検索するとチョコレートの写真がたくさん出てくるので、チョコレートもcandyのうちに含めていいということがわかります。また、jumperで検索するとセーターがたくさん出てきて、jumperは「セーター」でもあることが理解できます(主にイギリスでそう呼びます)。
Seeing is believing.(百聞は一見にしかず)、せっかくインターネット上にたくさんの画像があるのですから、ぜひ画像検索で「見て理解する」ことを習慣としてください。
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