語学の勉強は継続が大事だとよく言われますよね。確かに365日毎日勉強出来れば英語もペラペラになるかもしれませんが、実際には疲れて勉強できない日があるのも現実です。今回は、疲れていても継続できる勉強法について考えてみます。
疲れた時の英語学習は「学習」から離れよう
疲れた時でも出来る英語の勉強法とはなんでしょうか。ずばり、「学習」という気持ちを捨てるところから始まります。
勉強というと、机に向かって参考書を読むのを想像しがちですよね。でも、語学のマスターに必要なのは「たくさん英語に触れる(インプットする)」ことです。教科書を読むだけが勉強ではありません。
疲れた時には「日本語字幕」でもいいから英語に触れる
大事なのは英語に触れ続けること、ハードな訓練は必要ありません。
疲れ切っている時、私なら、動画配信サービス(Netflixなど)で洋画やドラマを観ます。この時、「勉強なんだから英語字幕・英語音声で見なきゃ」と思い込む必要はありません。大事なのは「少しでも」英語に触れること。無理せず日本語字幕で見ます。
耳から英語が入っているのですから、インプットは増えているのです。
疲れた時には、英語の聞き流しを試す
画面を見て字幕を追う元気もないなら、とりあえず聞き流しをしましょう。やる気がないとき、私はPodcastsで「BBC WORLD SERVICE Learning English News Review」を流しています。外国人向けのわかりやすくて正確な英語は、疲れた耳でもまあまあ聞き取れます。
Podcastsはいろいろなテーマを「つまみ食い」的に聞けるので、集中力がないときでも使えます。私の場合は、ちょっと専門的なAI情報が聴ける「The AI Podcast」や、1分で健康に関する素朴な疑問に答える「60-Second Health」など、何でもいいので興味のある番組を聞き流して、インプットを増やしています。
疲れた時でも聴けるコツは「鈍足」リスニング
Podcasts 以外にも、YouTubeのオーディオブック(読み聞かせ)・TED Talksなど、良い聞き流し教材はたくさんあります。
ポイントは「鈍足リスニング」ができること。Podcastsは0.5倍速再生ができますし、YouTubeやTED Talksも同じです。疲れている時には、再生スピードを落として「ダラダラ」聴くのがおススメ。繰り返しますが、何もしないよりは断然よいのです。
疲れた時でもできる英語のリーディング
基本的に、疲れている時にはリスニングをおすすめします。ですが、どうしてもリーディングの訓練をしたい場合もありますよね。その場合は、題材をうまく工夫していく必要があります。
基本的に疲れた時に英語を読むのはしんどい
大前提として、疲れている時に英語を読むのはしんどいものです。英単語がぐちゃぐちゃの記号の集まりに見えてしまったり、単語をいくつも読み飛ばしてしまったりするもの。
それでも、「疲れきっていても読める英語」は存在します。
・興味が持てるもの(=日本語で読む気が起きるもの)
・かんたんな英語(キッズニュースなど)
自分の好きさで押し切る or 英語そのものをかんたんにするのが得策です。
疲れた時でも、自分の好きなトピックなら英語が読める?
日本語を読む時を考えてみてください。疲れた時でも、自分の好きなトピックのものならある程度読めるのではないでしょうか。
英語も同じで、自分の好きな分野の文章なら疲れていてもある程度は読めるはずです。私なら「Asian culture(アジア文化)」とか、「lifehack(ライフハック)」など、googleで適当に検索して、上から出てきたものを「雑に」読みます。
さらっと読む「スキミング」の読み方で大丈夫です。疲れている時でも英語を勉強する理由は、あくまでも「継続」するためですよね。だから、無理をしてはいけません。
子供・外国人向けの英語コンテンツを読んでみよう
より「英語らしい」ものに触れたい場合は、英語自体をかんたんにしてみましょう。子供向けのキッズニュースや、外国人のためのシンプルな英語本が多くあります。
イギリスBBCの子供向けニュースCBBCでは、わかりやすい英語でニュースを読むことが出来ます。
私自身が英語を勉強している時は、ピアソン社のPearson English Readersにお世話になりました。英語の名作を「学習者向け」にかんたんに書き直したこのシリーズなら、疲れていても読みやすいシンプルな英語を楽しめます。
かんたんでもむずかしくても、インプットはインプット。無理せず続けられる勉強が近道になります。
本当に英語に疲れた時のクールダウン法
ここまで、疲れていてもできる勉強法を紹介してきました。とはいえ、「英語自体に疲れてしまった」ということもよくあります。筆者自身も、「もう英語は見たくもない」と思ったことも多々あります。
英語に疲れ切ってしまったらどうすればいいのでしょうか? 筆者のお勧めするクールダウン法をご紹介します。
気分転換に「アウトプット」をしてみる
英語が嫌になるのは、アウトプットの機会がないからかもしれません。野球で延々と素振りだけを繰り返したり、テニスで壁当てしかやらせてもらえなかったりしたら、ほとんどの人は嫌になってしまうはずです。
だからこそ、定期的にアウトプットの機会を持つのはとても大切です。実践練習を通して、緊張感を取り戻すことが出来ます。オンライン英会話や国際交流イベントなどで気分転換してみるのも手です。Facebookに英語で書きこんでみるだけでも違うでしょう。
ダラダラ継続から短期間継続に切り替える
英語が嫌になる時には、「ダラダラ継続」になっているかもしれません。
初めは楽しくても、区切りなく続けていると嫌になってきます。ダレてきてしまうタイプの方なら、「短期集中」型の勉強に切り替えるという選択肢もあります。
「一カ月」で「TOEIC600点」や「自分の専門の本が読める」など、具体的な目標を決めて、その期間だけ絶対に継続するのです。達成感を味わえれば、更なる継続もできるようになるかもしれません。
まとめ
英語のカギは「継続」です。ですが、外国語の勉強を続けるのは決してかんたんではありません。根性で乗り切るのには限界があり、工夫して「疲れ」と戦っていく必要があります。
続けられないのはあなたのせいではありません。大事なのは、自分に合った「続けられる勉強法」を見つけることなのです。自分に合ったやり方で、「継続」の壁を超えましょう!
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