英語で日記を書くといい、とよく言われますが、日記は必ずしも「書く」ものとは限りません。スマートフォンを利用して、「しゃべる」英語日記をつけてみてはいかがでしょうか。AI搭載アプリを活用すれば発音をチェックしたり、お手本音声を聞いたりすることもできて、英会話力アップに直結します!
英語にすると、言いたいことが意外とストレートに表現できたりするもの。具体的に、どんなアプリを使ってどのように「しゃべる」日記をつければいいかを紹介しましょう。
言いたいことを録音して発音チェック
Speech-to-Text(音声テキスト化)と言って、音声をすぐ文字にしてくれるアプリがあります。このアプリを使って、言いたいことを英語で音声入力してみましょう。文字を見ながら自分の発音が正しく認識されているかどうかを確認し、発音を自己診断することができます。
1) スマホに向かって録音する
Speech-to-Text(音声テキスト化)の機能があるアプリを使って、日記を音声入力します。思いついたときにその都度スマホに話しかけてみてもいいし、毎晩寝る前に話すことを習慣にしてもいいでしょう。
次のようなアプリを使うと便利です。
iPhoneの人は:Texter(テキスター) 基本機能無料
音声入力したことをリアルタイムで文字化、自分の声と文字を保存しておくことができるので、「しゃべる」日記をつけるのにピッタリです。
Androidの人は:Google翻訳
英語音声の入力画面で、マイクボタンを押して話します。このアプリの場合、画面の星マークを押して「保存」すると、テキストを残しておくことができます。
※Androidアプリでは現在、自分の音声をそのまま保存しておくことはできません。
2) テキストを見て、自分の発音を診断
アプリに表示されているテキストを見て、自分の言ったことが正しく文字になっているかどうか確認しましょう。正しく認識されるまで音声入力繰り返してもいいし、画面上のテキストを修正し、次回から気を付けるべき点としてチェックしておくのもいいでしょう。
3) お手本の音声を聞いてまねをする
Text-to-Speech(テキストの音声化)という、文字をコンピューターが読み上げてくれる機能があります。これを活用して、自分の言いたいことをネイティブが言うとどのような発音になるのか確認しましょう。さらに、音声をまねしながら自分で声に出して読んでみます。
iPhone:Texter(テキスター)の場合
アプリから「本文をコピー」して、別のアプリ「Google翻訳」に貼り付けます。アプリ画面内のスピーカーアイコンをクリックすると、ネイティブの音声で日記を読み上げてくれます。同時に日本語訳もしてくれます。
Android:Google翻訳の場合
自分の言いたいことを音声入力した画面で、スピーカーアイコンをクリックして、ネイティブの音声を確認します。
しゃべる英語日記を成功させるコツは?
「アプリがなかなか正しく認識してくれない!」など、自信をなくしてしまうこともあるかもしれません。しゃべる英語日記を上手に始めて続けるコツは、例えば以下のようになります。
・Good morning.(おはよう)、How are you?(元気?)など、最初は簡単なあいさつを音声入力してみると、きれいにテキスト表示されて自信がつきます。
・文が長くなるとアプリに表示しきれない、または有料対応になることがあります。1回30秒程度を目安にしましょう。
・スマホに向かって話しかけるように日記をつけると、続けるためのモチベーションになります。iPhoneの「Siri」のようにスマホに名前をつけて、Hi, XXX!(こんにちは、×××)といったようにしゃべってみるのもいいでしょう。
・しゃべることをあらかじめ文章に書いてまとめてしまうと、会話の練習になりません。頭の中に浮かんだことをすぐに音声入力するのがポイントです。
しゃべる英語日記に役立つフレーズ
「書く」日記は、Today I had curry for lunch.(今日はランチにカレーを食べた)のようにモノローグ調になりがちですが、「しゃべる」日記であれば、Hey, listen!(ねえ、聞いて!)のように、自然に会話として話すことができます。以下のような、「しゃべる」日記に役立つフレーズを活用してみてください。
話しかけるための英語表現
Hey, listen! You know what?(ねえ、聞いて!なんだと思う?)
I have something to tell you today.(今日は話したいことがあるんです)
Hi, you are not going to believe this.(ねえ、信じられないかもしれないけれど)
Let me tell you my story.(私の話をさせてください)
その日のことを話すための英語表現
I’m getting used to working from home.(在宅勤務にも慣れてきました)
I’ve found a nice cafe near my place!(近くにステキなカフェを見つけたんです!)
The daytime TV show was not so bad.(あのお昼のテレビ番組、結構よかった)
I have to do some exercises since I ate too much.(食べ過ぎたから運動しないと)
自分の気持ちを伝えるための英語表現
Why do I have to do this anyway?(とにかく、なんで私がこんなことをしなくちゃいけないの?)
I can’t believe this is going on.(こんなことが続くなんて、信じられない)
I wonder everyone feels the same way.(みんなも同じように思っているのかな)
Is there anything fun to do?(何か楽しいことはないかな)
Is my English improving a bit?(少しは英語上達してるかな)
これから先のことを話すための英語表現
Tomorrow, I’ll take a walk around the neighborhood.(明日は近所を散歩してみよう)
When is the next day to the office?(次の出勤日はいつかな?)
Do I have any plans for the weekend?(週末は何か予定あったっけ?)
I’m hoping to travel to Europe next year.(来年ヨーロッパを旅行できるといいんだけれど)
日記を締めくくる英語表現
Thank you for listening.(聞いてくれてありがとう)
See you next time.(また次回)
Hope to talk to you soon.(またすぐお話ししましょう)
Have a nice evening.(よい夜を)
レアジョブのオンライン英会話レッスンで、ぜひ「しゃべる」英語日記を予習に活用してください。その日のテキストを音声入力しながら読み上げると、正しく発音できるかどうか確認できます。テキストを読んでその感想を音声入力し、レッスンで話す練習をしておくのもいいでしょう。
または、それまでつけていた日記を読み返したりお手本音声を聞いたりすると、レッスンでの先生とのスモールトークに役立ちます。「しゃべる」英語日記を生活の中に取り入れることで、英語を「話す」「読む」「聞く」ことを上手に習慣化してください。
まとめ
分の日記に日本語で「ばかげてる」なんて書いたりすると、なんだか本当に情けない気分になってきますが、「しゃべる」英語日記でIt’s ridiculous!と言うと、割合スッと口から出てきて、気分が晴れる感じがします。
日本語ではストレートすぎて書くのがためらわれるようなことでも、英語で話すと案外気にならないもの。しゃべることで気分転換になり、嫌なことも忘れられます。英会話力向上とストレス発散のために、ぜひ「しゃべる」英語日記を始めてみてください。
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