短い英語フレーズ厳選!シンプルでも実践ですぐに使える表現まとめ

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英語学習をする際、単語や文法などのインプットに多くの時間を費やしていませんか?単語を手当たりしだいに暗記しても、単語の使い方を知らなければ実践ではあまり役に立ちません。

そんな問題を解決するために、英会話で実際に使える短いフレーズをまとめます。暗記して実践で使いながらマスターしていきましょう!

短い英語フレーズ【あいさつ】

まず、あいさつの短い英語フレーズを見ていきましょう。ここでは、「フォーマル」「カジュアル」「スラング」にわけて解説します。

フォーマルな表現

「お元気ですか?」「調子はどうですか?」というあいさつは、「How are you?」という表現が一般的によく知られていますが、ここでは他の表現を見ていきます。

「調子はどうですか?」と尋ねる前には「Hello! (こんにちは!)」とあいさつ。また、自分の調子を伝えた後には「And you? (あなたはどうですか?)」と相手の調子を尋ねましょう。

How are you?に相当する質問

How are you today? (今日の調子はどうですか?)

How are you doing? (どんな調子ですか?)

1つ目は「How are you?」に「今日」という言葉をプラスしたフレーズですが、これまでの調子など全く知らない初対面の人にも使える表現です。この2つは、非常によく使われます。

How have you been? (どうしていましたか?)

What have you been up to these days? (最近どうされていますか?)

現在完了形で尋ねていることからも分かるように、「前に会ったときから現在に至るまで、どのように過ごしていましたか?」というニュアンスで使われます。つまり、久しぶりに再会した相手に使うフレーズです。初対面の人に使うと相手に「???」と思われてしまうので気をつけましょう。

また、文末に「最近」を意味するrecently /lately / these daysのいずれかをつけると、「最近どうしていましたか?」という意味になるので会話が弾むかもしれませんね。

I’m fineに相当する答え

<調子がいいとき>

I’m great / good / well / doing well. (元気です。)

I’ve been good / doing well. (元気にしていました。)

Pretty good. (とても元気だよ。)

2つ目は「How have you been?」に対する答えです。Pretty goodは少しカジュアルな表現。Prettyは「かなり」「とても」という意味で、「It’s pretty cold this morning. (今朝はかなり寒い。)」のように使います。

<調子がイマイチのとき>

I’m OK / alright. (何とかやっています。)

So so. (まあまあだよ。)

Not so bad. (そんなに悪くないよ。)

Not too bad. (まあまあいいよ。)

Could be better. (もっと良くなるはずだったんだけどね。)

「まあまあ」を表現するとき日本人は「So so」を好んで使いますが、ネイティブはほとんど使いません。ネイティブは「I’m OK」と「I’m alright」をよく使います。OKとalrightにはポジティブなイメージがあるかもしれませんが、ネガティブな意味もあるので注意しましょう。

Not so badはSo soと同じ意味。Could be betterは忙しい日を過ごしているなど何らかの理由で不機嫌さがにじみ出た表現です。

カジュアルな表現

友人や同僚などとの会話で使われるカジュアルな表現を見ていきます。「調子はどう?」と尋ねる前には「Hi! (やあ!)」とあいさつしましょう。

How are you?に相当する質問

How’s it going? (調子はどう?)

What’s going on? (調子はどう?)

What’s going on? は「What’s happening? (何が起こっているの?)」と同じ意味のフレーズですが、若い人たちがカジュアルシチュエーションであいさつとして使います。

これらの質問に対する答えは、フォーマルな表現で示したものを使いましょう。

会話例

カジュアルなシチュエーションでの会話例を示します。

A: Hi David, it’s been a while! (やあ、デイビッド。久しぶりだね!)
B: Hi Scott, what’s going on? (やあ、スコット。調子はどう?)
A: I’ve been pretty busy. And you? (忙しくしてるよ。君は?)
A: I’m OK. (何とかやってるよ。)
B: What’s wrong? (どうしたの?)
A: I’ve been feeling a little sick recently. (最近どうも体調が悪くてさ。)

調子を伝えるだけでなく、近況なども伝えると会話が弾みます。

スラング表現

次いで、若い人たちが友達同士で使うスラング表現を見ていきましょう。自分で使う機会はないかもしれませんが、映画や海外ドラマで耳にする可能性もあるので併せてご紹介します。

まず、「調子はどう?」と尋ねる前に、「Hey! (よう!)」とあいさつします。

How are you?に相当する質問

What’s up?
Sup?
What’s new?

どれも若い人たちが好んで使いますが、「元気?」というより「よ!」「うす!」「うぇーい!」のようなニュアンスです。Sup? は「What’s up?」の短縮形で、発音は「サァプ」。

また、「Sup?」は1対1のときに使うあいさつで、男女どちらにも使います。若い女性には「Sup girl」、居合わせたみんなにあいさつするなら「sup guys」という感じ。「What’s new?」も同じ意味です。

What’s up?への答え

質問に深い意味がないので、答えもシンプルです。

Nothing. (何もないよ。)

Nothing much. (特に何もないよ。)

Nothing special. (特に何もないよ。)

Just usual. (いつもと同じだよ。)

Same as usual. (いつもと同じだよ。)

会話例

友達同士の会話例も示しておきます。

A: Hey Jack, long time no see! (よう、ジャック。久しぶり!)
B: What’s up? (よう、元気?)
A: Nothing much, just shopping. (特に何もないよ。買い物してるだけ。)
B: You? (お前は?)
A: Same as usual. (変わりないよ。)

短い英語フレーズ【会話を広げる】

あいさつの後は、会話を広げるために質問していきましょう。

シンプルな質問と答え

Bが2つある会話は、ポジティブとネガティブの答えを示しています。

A: Do you have a minute? (少し時間がありますか?)
B: Yes, is there something wrong? (ええ、どうかしましたか?)
B: Sorry, I have no time.(ごめんなさい、時間がありません。)

A: Can you say it again please? (もう一度言ってもらえますか?)
B: I’d like to buy a new camera. (新しいカメラを買いたいんです。)

A: What did you say? (何て言ったの?)
B: It seems like Ben is mad. (ベンは怒っている気がする。)
A: Really? (本当?)

A: Can you keep a secret? (秘密を守れる?)
B: Well, I’m not sure. (うーん、どうかな。)
B: Yeah, I can keep it. What? (うん、守れるよ。何?)

A: How about watching a movie? (映画を見るのはどう?)
B: Sounds good! (いいね!)
B: Sorry, I don’t feel like doing that. (ごめん、そういう気分じゃないんだ。)

* It seems like ~ は「 ~ な気がする」という意味
* feel like ~ は「 ~ のように感じる」という意味
* Sound + 形容詞は「(形容詞)のように思われる」という意味 → Sounds interesting. (面白そうだね。)のように使う

意見・近況を引き出す質問と答え

ちょっとした意見や状況を引き出す質問をするのも、話を広げるのに役立ちます。

A: How did you know that? (何で知っているの?)
B: I heard it from Lola. (ローラから聞いたんだ。)
A: She has a loose tongue. (彼女はおしゃべりだね。)

A: What do you think? (どう思う?)
B: I think you are right. (あなたが正しいと思うよ。)
B: I don’t know. (分からないよ。)

A: What happened to you? (どうしたの?)
B: I saw a terrible car accident. (ひどい車の事故を見たんだ。)
B: Nothing. Never mind. (何でもない。気にしないで。)

A: How was your weekend? (週末はどうだった?)
B: It was a great weekend. We enjoy a BBQ! How was yours? (とてもいい週末だったよ。BBQを楽しんだんだ!あなたは?)
B: I didn’t really do much. Just stayed at home. (特に何もしなかった。家にいただけ。)

A: Do you have any ideas? (何か考えがある?)
B: Yeah, I got it! How about asking Jacob for help? (うん、ひらめいた!ジェイコブに助けを求めるのはどう?)
B: I’m sorry, I have no idea. (こめんなさい。何も思い浮かばないよ。)

* have a loose tongueは「おしゃべりである」という意味

短い英語フレーズ【意見・感想を述べる】

相手の質問や話に意見や感想を述べれば、さらに会話が弾むでしょう。短いフレーズなので使ってみてください。

超短い表現

3語以内の超短い英語フレーズです。

Definitely! (間違いない!)

Obviously! (明らかだ!)

Exactly! (その通り!)

Terrific! (すごい!)

It’s amazing! (すごいですね!)

It sounds great! (よさそうだね!)

I’m afraid not. (残念ながら、そうではありません。)

I’m afraid so. (残念ながら、そのようです。)

I’m for it. (支持します。)

It’s not important. (重要ではありません。)

短い表現

4~5語の短い英語フレーズです。

It’s up to you. (あなた次第だ。)I feel the same way. (同感です。)

It’s out of the question. (それでは話にならない。)

I’ll try my best. (最善を尽くします。)

It’s a piece of cake. (お安いご用だ。)

Let me handle this. (私に任せて。)

That goes without saying. (言うまでもない。)

That’s the bottom line. (そこが重要だ。)

* out of the questionは「問題にならない」「とても無理」という意味
* It’s a piece of cakeは「そんなの朝飯前だ」「楽勝だ」という意味で、easy(易しい)に似た意味を持つフレーズ

短い英語フレーズ【気持ち・状況を述べる】

自分の気持ちや状況、他人への励ましなども覚えておくと便利です。

自分の気持ちを表現

さまざまな気持ちを表現する短いフレーズをマスターしましょう。

I’m so happy. (とても嬉しい。)

I’m flattered. (光栄だ。)

I’m so touched. (とても感動している。)

I’m comfortable. (心地いい。)

I’m excited. (ワクワクしている。)

I was very surprised. (とてもビックリした。)

I feel depressed. (落ち込んでいる。)

I’m not in the mood. (そういう気分ではない。)

It’s so boring. (とても退屈だ。)

I don’t care. (気にしない。)

I’m sorrowful. (切ないよ。)

It’s very frustrating. (とても悔しい。)

自分の状況を表現

短いフレーズでも状況をシンプルに伝えられます。難しく考えず、短いフレーズからどんどん使ってみましょう。

I’m used to it. (慣れた。)

I’m running late. (遅刻しそうだ。)

I’m starving. (とてもお腹がすいた。)

I never drink. (お酒は飲まない。)

I’m not available. (都合が悪い。)

I must be leaving now. (今すぐ出かけなければならない。)

I’ll be back soon. (すぐ戻るよ。)

I lost my job. (失業した。)

他人を励ます表現

つらそうな人や元気がない人に、明るくポジティブな励ましの声をかけたいものです。つたない英語でも気持ちは伝わるはず!勇気を出していたわりの気持ちを表現しましょう。

You can do it. (あなたならできます。)

Go for it! (頑張って!)

You did it! (よくやったね!)

Take your time. (あせらないで。)

Take it easy! (無理しないで!)

So far, so good. (ここまでは順調だね。)

Don’t be nervous. (緊張しないで。)

Don’t blame yourself. (自分を責めないで。)

状況を説明する表現

短いフレーズでは細かい状況はなかなか表現できませんが、簡潔に説明する表現も役に立ちます。

Everything is ready. (準備万端だ。)

Right over there. (すぐそこだ。)

He is on the way. (彼はこちらに向かっている。)

It will take a long time. (長い時間がかかるだろう。)

The line is busy. (電話は話し中だ。)

I lost my way. (道に迷った。)

I got a flat tire. (パンクした。)

まとめ

一口に「短い英語フレーズ」と言っても、いろいろなことが表現できますね。単語を暗記するだけではなかなか英語を使いこなせるようにはならないので、即効性がある短いフレーズを実践で使っていくのが一番です。場面や状況をイメージするとフレーズを覚えやすい上、記憶に留まりやすくなるので試してみてください。そして覚えたフレーズはどんどん使い、しっかり自分のものにしていきましょう!!

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