一人で英会話を練習する「独り言英語」がスピーキング力を向上させる秘訣とは?

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英語が流ちょうに話せると、仕事やプライベートにおける世界も広がります。ただし、忙しいと外に英会話を習いにいく時間を持ちにくいものですよね。また、あまりお金をかけずに英会話を上達させる方法を探しているという人もいることでしょう。

本記事では、英会話を上達させてみたいけれど、「まずは一人で練習したい」「お金をかけたくない」と思っている人に向けて、一人で英会話を練習する方法について解説します。

英会話を上達させる方法とは?

はじめに、英会話を上達させるには、練習の過程で「インプット」と「アウトプット」を繰り返すことが大切です。インプットとアウトプットとは何なのか、また繰り返すことでどういう効果が得られるのかについて解説していきます。

インプットとは

英語学習におけるインプットとは、テキストを読んで語彙や文法知識を得たり、英会話を聞いてリスニングを訓練したりするトレーニングのことです。英語学習の方法と聞いて、最初にイメージするのがこのインプット式のトレーニングではないでしょうか。インプットによって、自らが持つ英語の知識や応用力、つまり英語の基礎力をアップさせられます。

一般的に、日本の英語教育はインプットが中心で、アウトプットが足りていないといわれています。模擬試験では満点を取れても、スピーキングはさっぱりという人も珍しくないのです。英会話を上達させるには、インプットだけではなく、アウトプットのトレーニングも必要です。また、インプットの量が多ければ多いほど、アウトプットできる量も多くなります。

アウトプットとは

英語学習におけるアウトプットとは、ライティングやスピーキングといった発信型のトレーニングのことです。アウトプットを繰り返すことで、インプットで得た知識や応用力を定着でき、意識しなくても正しい文法や発音で話せるようになってきます。また、実践を通じて自分の課題も把握できるため、知識として曖昧なところを確実にマスターしていくというように、効果的なインプットができるようになります。

独学での学習ではどうしてもインプットのほうに偏りがちですが、インプットで得た知識をしっかりとアウトプットしていくことも大事です。初心者の場合は、インプットとアウトプットのバランスは、7対3くらいがちょうどいいとされています。勉強を始めたばかりでは、アウトプットをするための知識のストックがさほど多くないためです。英会話の上達に効果的なアウトプット方法については、次の段落で詳しく紹介します。

一人で英会話を練習する「独り言英会話」の練習方法

アウトプット式の練習は相手がいないとできないと思うかもしれませんが、一人でもトレーニングは可能です。ここからは、一人でもできるアウトプット式の練習方法を紹介します。

動画コンテンツをシャドーイングする

動画コンテンツは、一人で気軽に使える素材の代表です。たとえば、YouTube上には、さまざまな英語コンテンツがアップされています。自分のレベルや興味に合うものを視聴しながら、シャドーイングしてみましょう。シャドーイングとは、音声を聞きながら、聞こえた内容をほぼ同時に繰り返して言うトレーニングです。リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えられます。最初は字幕を見ながら、耳や口を慣らしていくといいでしょう。

初心者向けのシャドーイング素材

初心者におすすめしたいのは、「子ども向け」の動画です。たとえば、子ども向けの英語学習チャンネルやディズニーなどのアニメで使用される単語や文法は単純なものが多く、会話も短めです。スラングなどの不適切な表現も少なく、初心者でも安心して視聴できます。

中級者以上向けのシャドーイング素材

子ども向けのコンテンツでは物足りなくなってきたら、洋画やハリウッドスターのインタビューなどのシャドーイングを行っていきましょう。自分が興味を持てる内容を選んで楽しく練習するのが、長続きさせるコツです。

英会話アプリを活用する

一人学習に最適な英会話アプリも数多く登場しています。英会話学習用のアプリの中にも、無料/有料、学生/社会人向け、旅行/日常会話と、さまざまな種類がありますので、自分のレベルに合わせて選ぶといいでしょう。英会話アプリを使うメリットは、次の3つです。

発音が改善される

発音チェック機能が搭載されているアプリでは、自身の発音を客観的に判定してくれます。間違った発音のまま覚えてしまうという失敗が減り、正しい発音を身に付けられるでしょう。

スキマ時間に使える

スマホひとつで手軽に英会話を練習でき、1回あたりのレッスンも5分程度と短いものが多いため、移動中などのちょっとした待ち時間を有効活用できます。

AIと会話できる

AI搭載型のアプリであれば、一人でも英会話スキルを効率良くアップできます。発音について、AIからフィードバックをもらえる場合もあります。

レアジョブ英会話であれば、AI相手ではなく、外国人講師によるマンツーマンレッスンを受けられます。詳しくはこちらからご覧ください。
「レアジョブ英会話」 (rarejob.com)

テーマを決めて、とにかく話してみる

テーマを決めて、とにかく話してみるという練習もおすすめです。いざというときに言葉が出てこないのは、普段から英語を話すことに口が慣れていないためでもあります。普段から意識して、英語を発する量を増やしていくことも英会話を上達させる近道のひとつです。具体的には、以下のステップに沿って実践していきましょう。

ステップ1.テーマを決める

まず、自分が話したいと思うテーマを決めます。仕事や趣味、ペットのことなど、なんでもかまいません。

ステップ2.時間を決めて話し続ける

制限時間を決めて、途切れずに話し続けます。文法や発音が曖昧なところがあっても気にせず、とにかく集中して話し続けるのがポイントです。最初は30秒から始め、1分→3分というように徐々に時間を延ばしていきます。録音もしましょう。

ステップ3.復習を行う

自信がないところや出てこなかった表現を辞書などで復習します。録音を聞き、発音もチェックしましょう。

「一人二役英会話練習法」で練習する

「一人二役英会話練習法」という方法もあります。「一人二役英会話練習法」とは、1対1の会話の場をイメージし、想定質問に対して英語で答えていくというものです。一人二役といっても、この練習法では回答のみに集中すればいいので、ハードルは高くありません。
実用性が高く、かつ幾通りの回答パターンがある想定質問にするのがポイントです。

たとえば、How are you?(調子はどうですか?)Where do you want to go?(どこに行きたいですか?)などが、初心者向けの想定質問の例です。練習を繰り返し、前回とは異なる回答を工夫しましょう。使える語彙や言い回しが増え、表現力が鍛えられます。さらに、実際の会話と同様に、補足情報を加えて話を広げていきましょう。

一人で練習した後は、英会話教室などで実践してみるのもおすすめ!

英会話の最終ゴールは、実際の相手と英語で意思疎通できるようになることです。独学のプラスアルファとして、英会話教室などの実践の場を持つのもおすすめです。実践の場で使用した語彙やフレーズは記憶に残りやすく、「きちんと伝わった」という喜びも味わえます。英会話教室に通う時間や費用を捻出しづらいという人には、レアジョブ英会話がおすすめです。オンラインで外国人講師によるマンツーマンレッスンを142円(税込)~受けられます。毎日朝6時~深夜1時まで開講しており、当日5分前まで予約可能です。

まとめ

英会話は一人でも練習可能です。本記事で紹介したポイントを参考にして、インプットとアウトプットを繰り返しながら、本当に使える英会話を身に付けていきましょう。一人での練習に慣れてきたら、外国人との会話や英会話教室で実践経験を積むことも大切です。実践の場で通用した経験は大きな自信となります。目標達成に向けて、さらに高いレベルに挑戦したいという気持ちにも弾みをつけてくれるでしょう。

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