about the meeting(会議について)のように「~について」と言うとき、いつもaboutを使ってはいないでしょうか。
実はonも「~について」という意味で使うことができ、regardingやconcerningという語もよく耳にします。「~について」を表すさまざまな英語表現を理解して、自分で使いこなせるようになりましょう。
1語で言えるシンプルな「~について」
「約」という意味でも使われるaboutは、「~の周辺」といったニュアンスです。そこで、「~について」と言うときに「~の周辺ではなく、もう少し狭く特定したい」と思ったら、別の語を使うことになります。まずは1語でシンプルに使える表現を見ていきましょう。
「~の周辺」のabout
What are you talking about?(何の話をしているんですか?)
talk about ~(~について話す)、be worried about ~(~のことが心配な)、How about ~?(~についてはどう?)など、「~の周辺の」を意味するaboutは、会話で「~について」「~のことを」と言うときに幅広く使えます。
特定のものを指すon
Do you have any comment on that?(それについて何かコメントがありますか?)
onは何かに「接触」していることを表し、aboutより範囲が狭くなることから、comment on ~(~についてのコメント)、book on~(~についての本)、information on ~(~についての情報)など、何か特定のことや専門性の高いことを指すのに向いています。
「~の方を向く」for
Please contact us for further details.(詳細についてはお問い合わせください)
「~のために」という意味のforには、「~の方を向く」と対象を指すイメージがあり、contact for ~(~について問い合わせる)、ask for ~(~について頼む)、thank you for ~(~について感謝する)のように使えます。
「~について考える」regarding
I’ll talk to her regarding the issue.(この問題について彼女に話をします)
regardは「~と見なす、~を考える」という動詞で、regardingのすぐ後に名詞を続け、「~について(考えると)」といった意味になります。ビジネスなどでよく使われる、やや改まった言い方です。
「関係している」concerning
Here’s the data concerning the market’s reaction.(こちらが市場の反応についてのデータです)
concernは「~に関係している」という意味の動詞で、concerningのすぐ後に名詞を続けると、「~に関係して、~について」という意味になります。これもやや改まった語です。また、concernには「心配させる」という意味もあり、It’s concerning.と言うと「それは心配だ」という意味になるので注意が必要です。
A: Can you tell me something more on this?(これについてもっと教えてもらえますか?)
B: Regarding the issue, I’m going to ask Mr. Johnson.(その件については、ジョンソンさんに聞いてみます)
A: Thank you for that. I appreciate it.(ありがとう。感謝します)
単語の意味を意識したい2語以上の「~について」
日本語では「~について」とシンプルに言えることを、英語では「~という条件につきましては」「~を尊重いたしますと」ともったいぶった調子で言うことがあります。
言いたいことを強調したり、話をいったん区切ったりするのに便利で、ビジネスの会話やスピーチ、インタビューなどでよく使われます。どういった表現が使われるのか、確認しておきましょう。
「~に関して言えば」のas for
As for clothing, I’m no expert.(服に関しては、私はよく知りません)
「~として」という意味のasと「~の方を向く」のforを合わせ、as for ~で「~の方を向くとして、~について」という意味になります。「~に関して言えば」といったニュアンスで、よく文頭で用いられます。
「扱う」のdealing with
I have a job dealing with finances.(金融についての仕事をしています)
deal with ~は「~を扱う」という意味で、名詞の後にdealing with ~を続けると、「~を扱う、~についての」という意味を表します。a job dealing with people(人相手の仕事)のように漠然と表現することができる、便利な言い方です。
「~の条件」を言うin terms of
Canada is the best country in terms of quality of life.(生活の質については、カナダが最高の国です)
termには「条件、期間、~用語」といった意味があり、in terms of ~は「~という条件については」といったニュアンスで一般に「~について、~に関して」といった意味で使うことができます。
「~のこと」を言うin the matter of
We should raise awareness in the matter of food safety.(食の安全についての意識を高めるべきです)
matterは「問題」という意味のほか、「~のこと、~の件」と物事を漠然と指すことができる語で、in the matter of ~は「~のことでは、~については」という意味になります。
「~を尊重」するwith respect to
With respect to your question, we don’t have the answer yet.(ご質問の件につきましては、まだ回答がございません)
respectは「尊敬、尊重」といった意味の語で、with respect to ~で「~を尊重しますと」といったニュアンスになりますが、実際には「~について、~に関して」を丁寧に言う場合の表現です。
A: Japan is the best country in terms of hygiene.(衛生に関しては、日本が最高の国です)
B: And we should raise awareness in the matter of healthy diet.(健康な食生活についての意識も高めなければ)
A: I agree. Let’s see what we can do on that.(その通りです。それについて何ができるか考えてみましょう)
「~について」を使いこなせるようになりたいと思ったら
「~について」と言うためのさまざまな言い方が理解できたら、自分で実際に使ってみましょう。
ここで覚えたフレーズを忘れないためには、実際に使ってみるのが大切です。会話をする場がないとお困りのひとは、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してみてください。
初回レッスンのレベルチェックをもとに日本人カウンセラーがあなたのためにアドバイスします。
Please SHARE this article.
英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう
英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。
無料登録しておくとお得な情報が届きます
今すぐ無料体験する最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結
※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます
レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。
利用者インタビュー
無料登録~7日以内なら初月半額
今すぐ無料体験する