「I was like ~」や「~ or something」が英語ネイティブの口癖って知ってる?英会話でよく使われるネイティブ表現

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I was like ~(~みたいな)、~ or something(~とか)といった言い方を聞いて、「どういう意味?」と、戸惑ってしまったことはないでしょうか。日本語の「みたいな」や「とか」があまり大きな意味を持たないのと同じように、英語でもネイティブがなんとなく使ってしまう口癖のような言い方があります。会話の中でよく使われる英語の口癖を覚えて、ネイティブの話をすんなり理解できるようになりましょう。

やわらかく表現するための口癖

はっきり言うのを避けるために、日本語で「みたいな」「なんか」とはさむことがありますが、英語では文の始めや間にlikeやkind ofといった言い方を入れることで、それを表現します。典型的に使われるものを覚えておきましょう。

~みたいな、なんか

like(~みたいな)

It’s like he’s not coming.(彼は来ないみたい)

likeは元々「~のような」という意味のある語ですが、会話の中では「~みたい」「~な感じ」という意味合いを出すために使われることがあります。

I was like ~(~って感じだった)

I was like, I don’t believe it!(信じられないって感じだった!)

likeの後に名詞を置いて「私は~のようだった」と表現するのが本来の言い方ですが、likeの後に文や副詞句など好きなものを入れて、「~って感じだった」と表現することができます。

kind of(なんか)

It was kind of weird.(なんか変だった)

本来a kind of ~で「一種の~」という言い方ですが、会話では「なんか」とあいまいさを出すためにkind ofが使われます。略してkindaと言うこともよくあります。

sort of(なんか)

Mike is sort of a nice person.(マイクってなんか、いい人)

使い方はkind ofと同じ。sortaと略されることもあります。

~とか

or something(~とか)

Let’s have a beer or something.(ビールとか飲もうか)

beer or somethingは直訳すると「ビールか何か」。1つのものに特定せず、ぼかしていいたいときに使います。

and everything(~とかなんでも)

We’ll take care of that and everything.(それとかなんでも面倒見ます)

文字通り「全部」というわけではなく、「なんでも」「あれこれ」と表現するためにand everythingをつけます。

冒頭につけてクッションにする口癖

話し始める前に、「つまり」「それで」「えっと」と言ったようになんとなく口にすることがありますが、英語では次のような言い方が、同じような役割を果たします。

つまり

I mean(つまり)

I mean, I’m not very sure.(つまり、よくわかりません)

I mean ~で「~を意味しています、本気で~と思っています」と言うこともありますが、会話の中では「つまり」「あの」と切り出すときによく使われます。

Which means(それってつまり)

Which means, it worked?(それってつまり、うまく行ったんですね?)

相手の言ったことを受けて、「それってつまり」と言うのがWhich means。whichが相手のセリフ全体を指しています。

The thing is(つまり)

The thing is, I forgot it.(つまり、忘れたんです)

The thing is, の後に文を続けます。「つまり」「要は」「言いたいことは」といったようなニュアンス。

それで

So(それで)

So, nothing happened.(それで、何もなかったんです)

soは「~なので」という接続詞としてよく使われますが、「それで」「だから」のようになんとなく言ってしまってかまわない便利な語です。

And(それで)

And we got it.(それで、手に入りました)

andは通常「そして」という意味の接続詞ですが、「それで」「それから」のようになんとなく話を続けるために使うことができます。

えっと

Well(えっと、あの)

Well, it’s time to go.(えっと、もう行かないと)

「えっと」「あの」「さて」のように、話を切り出すときに使える便利な言い方。

you know(えっと、あの、ねえ)

I was tired, you know.(疲れてたんだよねえ)

「えっと」「あのね」と、相手の注意を引いたり、なんとなく強調したりするための語。文の前、後、間と、どこに入れてもかまいません。

「~じゃない?」「だからさ」で話を言いやすくする

実際は確かなことでも「~じゃない?」とつけたり、「だからさ」とあえて前置きしてみたりすることで、話が言いやすくなることがあります。英語では例えば、次のような言い方を覚えておくと便利です。

~じゃない?

I guess(~じゃない?)

I guess he’s right.(彼が正しいんじゃない?)

文字通りには「彼が正しいと思う」ですが、guessはthink(思う、考える)より「推測する」という意味合いが強い語で、「~じゃない」「~だと思うけど」といったニュアンスで使えます。

I suppose(~じゃない?)

I suppose he’ happy.(彼は喜んでるんじゃない?)

supposeは「仮定する」という意味の動詞ですが、会話では「~じゃない?」「多分~でしょう」といった意味合いでよく使われます。

I wonder if ~(~かなあ)

I wonder if it’s raining.(雨が降ってるのかなあ)

I wonder if ~は「~かどうかと思う」という表現ですが、普段の会話では「~かなあ」といった言い方になります。

だからさ

I say(だからさ)

I say, everything is fine.(だからさ、全部大丈夫)

「私は全部大丈夫だと言った」という意味にもなりますが、I say,だけで「だから~なんだよ」「あのさあ」と強調する感じになります。

See(ほら)

See, I told you.(ほら、言ったじゃない)

日本語で「ほら、ご覧」というのに近い言い方。Look!だと「いいかい?」と相手の注意を引くのに使います。

ネイティブの口癖を使って会話をするには

これらの表現が実際に会話の中でどのように使われるのか、場面ごとの会話例で確認してみましょう。

乗り物を待つ

A: It’s like the bus is not coming.(バス来ないみたい)

B: Kind of late.(なんか遅いね)

A: So, what should we do?(それで、どうしよう?)

B: I guess we have to wait anyway.(待つしかないんじゃない)

天気の話をする

A: I wonder if it’s raining.(雨が降っているのかなあ)

B: See, I told you. We should have brought an umbrella.(ほら、言ったじゃない。傘を持ってくればよかった)

A: Well, it’s too late.(えっと、もう遅いよね)

英語ネイティブの口癖がわかったら

ここでご紹介した表現はたいてい、それを言わなくても意味が成り立ちます。でも、日本語で「みたいな」や「とか」と言わずに会話をするのが難しいように、普段何気なく口をついて出てきてしまうもの。ネイティブの口癖となっているこういった言い方が身につくと、会話をするのがグッと楽になるはず。実際に外国人との英語の会話の中で試してみたいと思ったら、ぜひ、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してください。

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