what to、how toなどの「疑問詞+to不定詞」は日常会話や文章でもよく使われる形で、パッと使いこなせるようになると非常に便利です。知識があやふやな人はここでおさらいしておきましょう。
疑問詞+to不定詞の位置
疑問詞+to不定詞の位置は次の3つの位置で使われるのが一般的です。「〜すべき」という「I should」や「you should」はwhat toやhow toのに言い換えてもっと簡潔な文章にすることができます。
主語
主語として、例えば「どうやってお金を稼ぐかが問題だ」「何を知るべきかが大切だ」といった文章で文の冒頭に置くことができます。この使い方は会話ではほとんど使われることがないですが、文法知識として覚えておいてください。
How you/I should make money is the problem.
→How to make money is the problem.
(どうやってお金を稼ぐかが問題だ)
What you/I should know is important.
→What to know is important.
(何を知るべきかが大切だ)
目的語
おそらく一番よく使われる形で、英語では文の後半に置かれます。「彼は何をすべきかわからない」「彼女は私にどこで会ったらいいか言わなかった」のような文が考えられます。
He doesn’t know what he should do.
→He doesn’t know what to do.
(彼は何をすべきかわからない)
She didn’t tell me where we should meet up.
→She didn’t tell me where to meet up.
(彼女は私にどこで会ったらいいか言わなかった)
補語
補語として文の後半に置かれる形も比較的よく使われます。目的語と補語の大きな違いは、目的語はそれなしでも文として完成することは可能ですが、補語は文字通りその前の部分を補っており、「〜は〜」のように文章が補語なしでは成り立たないことです。
The problem is how you/I should make money.
→The problem is how to make money.
(問題はどうお金を稼ぐかだ)
The important thing is what you/I should know.
→The important thing is what to know.
(大切なのは何を知るかだ)
The question is where we should meet up.
→The question is where to meet up.
(問題はどこで会うかだ)
会話で使われる疑問詞+to不定詞
会話でよく使われる4つのパターン「what to」「how to」「when to」「where to」は目的語や補語として文の後半部分に使われることがほとんどです。いくつか練習問題を解きながらおさらいしましょう。
what to「何をすべきか」
次の文章を「what to」を使って言い換えてみましょう。
1.You have to think about what you should do next.
(次に何をすべきかを考えなければならない)
2.He’s still not sure what he should do after graduating from university.
(彼は大学を卒業した後、どうすればいいのかまだ迷っているようだ)
3.I don’t know what I should say about your situation.
(あなたの状況について、私は何と言えばいいのかわからない)
4.Every day she explains to her children what they should do when a stranger talks to them.
(彼女は毎日子どもたちに「知らない人に話しかけられたらどうすべきか」を説明している)
5.I don’t know what I should expect from him anymore.
(私はもう彼に何を期待したらいいのかわからない)
解答:
1.You have to think about what to do next.
(次に何をすべきかを考えなければならない)
2.He’s still not sure what to do after graduating from university.
(彼は大学を卒業した後、どうすればいいのかまだ迷っているようだ)
3.I don’t know what to say about your situation.
(あなたの状況について、私は何と言えばいいのかわからない)
4.Every day she explains to her children what to do when a stranger talks to them.
(彼女は毎日子どもたちに「知らない人に話しかけられたらどうすべきか」を説明している)
5.I don’t know what to expect from him anymore.
(私はもう彼に何を期待したらいいのかわからない)
how to「どう〜すべきか」
次の文章を「how to」を使って言い換えてみましょう。
1.He showed me how I should use the app.
(彼はアプリをどう使うべきか教えてくれた)
2.Do you know how I should fix a flat tire?
(パンクをどう直したらいいか知ってる?)
3.I don’t know how I should answer your questions.
(あなたの質問にどう答えたらいいのかわからない)
4.Teach me how I should learn English fast.
(どうすれば早く英語を習得できるか教えて)
5.She gave me good advice on how I should deal with stress.
(彼女はストレスとどう付き合うべきか、良いアドバイスをくれました)
解答:
1.He showed me how to use the app.
(彼はアプリをどう使うべきか教えてくれた)
2.Do you know how to fix a flat tire?
(パンクをどう直したらいいか知ってる?)
3.I don’t know how to answer your questions.
(あなたの質問にどう答えたらいいのかわからない)
4.Teach me how to learn English fast.
(どうすれば早く英語を習得できるか教えて)
5.She gave me good advice on how to deal with stress.
(彼女はストレスとどう付き合うべきか、良いアドバイスをくれました)
when to「いつ〜すべきか」
次の文章を「when to」を使って言い換えてみましょう。
1.I’ll call and let him know when he should expect us.
(彼に電話して、いつ僕たちが行くか知らせておくよ)
2.The examiner tells the candidates when they should start.
(試験官は受験生に始めるべき時を指示する)
3.She always gossips about other people. She doesn’t know when she should shut up!
(彼女はいつも他人のうわさ話をしてばかりで、黙るべき時がわかってない!)
4.Let me know when we should leave the house.
(いつ家を出たらいいのか教えて)
5.We haven’t decided when we should go on holiday.
(私たちはいつ休暇を取るか決めていない)
解答:
1.I’ll call and let him know when to expect us.
(彼に電話して、いつ僕たちが行くか知らせておくよ)
2.The examiner tells the candidates when to start.
(試験官は受験生に始めるべき時を指示する)
3.She always gossips about other people. She doesn’t know when to shut up!
(彼女はいつも他人のうわさ話をしてばかりで、黙るべき時がわかってない!)
4.Let me know when to leave the house.
(いつ家を出たらいいのか教えて)
5.We haven’t decided when to go on holiday.
(私たちはいつ休暇を取るか決めていない)
where to「どこへ〜すべきか
次の文章を「where to」を使って言い換えてみましょう。
1.Could you tell me where I should get off?
(どこで降りればいいのか教えてもらえますか?)
2.We can’t decide where I should go during spring break.
(春休みにどこに行こうか決めかねてるんだよね)
3.I have so many things to do. I don’t know where I should start!
(やることが山ほどあって、 何から手をつけたらいいのかわからない!)
4.I have so much to tell you. I don’t know where I should begin.
(話したいことがたくさんあるんだけど、どこから始めたらいいのかわからない)
5.It shouldn’t be too hard to find it if you know where you should look.
(どこを探せばいいのかが分かれば、見つけるのはそんなに難しくないはずだよ)
解答:
1.Could you tell me where to get off?
(どこで降りればいいのか教えてもらえますか?)
2.We can’t decide where to go during spring break.
(春休みにどこに行こうか決めかねてるんだよね)
3.I have so many things to do. I don’t know where to start!
(やることが山ほどあって、 何から手をつけたらいいのかわからない!)
4.I have so much to tell you. I don’t know where to begin.
(話したいことがたくさんあるんだけど、どこから始めたらいいのかわからない)
5.It shouldn’t be too hard to find it if you know where to look.
(どこを探せばいいのかが分かれば、見つけるのはそんなに難しくないはずだよ)
疑問詞+to不定詞の使い方がわかったら
パッと使えるようになるコツは、「疑問詞+to不定詞」に置き換えられる場合を見つけて何度も練習すること。慣れると考えずに言葉が出てくるようになります。
この記事に出てきた練習問題を使ったり、今まで「what I should」「how I shoud」などを使っていた部分をできるだけ「what to」「how to」に変えてみましょう。映画やドラマで、どのような会話でどんな風に使われているか気をつけて聞いてみるのもいいですね。
疑問詞+to不定詞の使い方を練習するなら、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してみましょう。
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