pamphletとbrochureの違いは?「冊子」「チラシ」を表す英語を使い分けよう

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ビジネスでは普段「パンフレット」のことをbrochureと呼びますが、英語のpamphletとbrochureの違いをよくわかっていない人も多いのではないでしょうか。この機会に、catalogとはいったい何を指すのか、booklet(冊子)、flyer(チラシ)とはどのような形のものを言うのかも覚え、仕事の現場で正しく使い分けられるようになりましょう。

pamphletとbrochure、catalogを使い分ける

Can I have a pamphlet?(パンフレットをもらえますか?)と尋ねてBrochure?と聞き返されたことはありませんか。英語のpamphlet、brochure、catalogはどのようなものを指すのかを整理しておきましょう。

特定の意見や情報を伝えるpamphlet

Let’s distribute a pamphlet on the issue.
(その問題についてのパンフレットを配布しましょう)

英語のpamphletには、次のような特徴があります。
・薄い冊子か、1枚の紙を折りたたんだもの
・特定の意見や情報を広く伝えるために作られたもの
・1つのpamphletで伝えたいことは1件、もしくはごく少数。
例えば企業がイベントの紹介用に作る案内、政府や自治体の広報用印刷物などはpamphletと言えます。

本や雑誌の形をした情報量の多いbrochure

Here’s our company brochure.
(こちらが弊社の会社案内です)

brochureと言うときは、次のようなものを指します。
・本や雑誌のように綴じた状態になっているもの
・写真や多くの文章があり、情報量が多め
例えば、会社案内や商品カタログなどが英語で言うbrochureです。

「目録」としてリスト化されているcatalog

Please choose from our product catalog.
(弊社の商品カタログからお選びください)

catalogは「目録」で、リスト化されている必要があります。通常、本や雑誌の形状をしていて、catalogはbrochureの一種だと言えます。なお、イギリス英語ではcatalogueというつづりになります。

紙ではなくウェブサイトでもcatalogを作ることができます。pamphletやbrochureは通常は紙に印刷したものですが、e-pamphlet(電子パンフレット)、digital brochure(デジタルパンフレット)のように、デジタルでも作られるようになりました。

bookletとleafletはどう違う?

bookletとleafletはそれぞれ「ブックレット」「リーフレット」とカタカナで呼ばれることもありますが、実際には何を指しているのかご存じでしょうか。単語の成り立ちからも考えてみましょう。

「小冊子」を表すbooklet

This booklet will give you a good idea of our new product.
(この小冊子を読めば、弊社の新商品のことがよくわかります)

薄い本の形をしたものがbookletで、日本語で言うと「小冊子」。-letは「小さい」を表す接尾辞で、bookletとはつまり「小さい本、薄い本」ということです。

1枚の紙を折りたたんだleaflet

How many copies of the leaflet do you need?
(リーフレットは何枚必要ですか?)

1枚の紙を2つまたは3つに折りたたんだものがleafletで、日本語でも「リーフレット」と呼ばれています。leafは「葉」ですが、「1枚の紙、1ページ」を表すこともあり、これに「小さい」を表す-letがついて、leafletで「小さい1枚の紙」といったような意味を表します。

ここで、pamphletとbooklet、leafletの違いが気になった人もいるかもしれません。例えば、以下のように覚えておくと便利です。

booklet小冊子の形状をしたもの
leaflet1枚の紙を折りたたんだもの
pamphletbookletかleafletの形をしていて、特定の意見や情報を広く伝えるために作られたもの

「チラシ」や「プリント」を英語で言うと

leafletは折りたたんだもので、折りたたんでいない1枚の紙「チラシ」は、flyerと言います。でも、会議などで使う資料の「プリント」は1枚でもflyerではなくhandout。この「1枚もの」を表す言葉を整理しておきましょう。

「1枚のチラシ」がflyer

Put out the flyers all over town.
(町中にチラシを貼り出しましょう)

flyは「飛ぶ」なので、flyerは「飛ぶもの」、すなわち「飛ぶようにあちこちに出回るもの」ということから、「チラシ」がflyerと呼ばれるようになりました。なお、put outは「(人目に触れるように)出す」ということです。

「資料」を表すhandout

Do you have a handout with you?
(お手元にプリントはありますか?)

handoutは会議などで渡す「資料」のことで、a sheet of paper(1枚の紙)でもstapled papers(紙をホチキスでとじたもの)でもよく、形状は問われません。「手渡す」ことからhandoutと呼ばれるようになったようです。

仕事の資料を表す英語を会話の中で使い分けよう

pamphletやbrochureという言葉を使うとき、ネイティブたちが頭の中にどのようなものを思い浮かべているか、イメージできてきたでしょうか。この違いがわかると、例えば次のような会話をすることができます。

パンフレットをもらう

A: Can I have a brochure?
(パンフレットをもらえますか?)
B: Sure. It’s a catalog of our products. Pick up the things that interest you.
(はい。弊社の商品の目録になっています。ご興味のあるものを選んでください)
A: Great. I’ll let you know when we need further information.
(いいですね。さらに情報が必要な場合はお知らせします)

販促物を作る

A: We need a good booklet for our sales promotion.
(販促のためにいい小冊子が必要ですね)
B: I’m afraid we have to cut the costs.
(あいにくコストを削減しないといけないんです)
A: Then a leaflet will be fine as well.
(ではリーフレットでもいいですよ)

コストを下げるため、brochure(パンフレット)よりbooklet(小冊子)、小冊子よりleaflet(リーフレット)、リーフレットよりflyer(チラシ)という選択肢を取らなければならない場合もあるわけです。

Pamphlet,brochure,leaflet,flyerの違いが分かったら

普段何気なく目にしているパンフレット類にも、実はこのような呼び方の違いがあります。「これはpamphlet?brochure?それともbooklet?」と迷うものがあったら、オンライン英会話レッスンで、外国人に見せながら英語で尋ねてみましょう。それにはぜひレアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してください。

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