「レベチ」「タイパ」は英語で何て言う?英会話で流行りの日本語を使おう!

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「レベチ」や「タイパ」(もしくは「タムパ」)という言葉を最近よく聞くようになったと思いませんか?それぞれ「レベルが違う(くらいすごい)」、「タイムパフォーマンス(時間対効果)」の略で、テレビやインターネットで普通に使われるようになってきました。自分の中でふっと頭に浮かんできたとき、上手に英語に直して言えるよう、現代のはやり言葉の英語での表現方法を知っておきましょう。

会話の中で使える今どきのはやり言葉

「レベチ」はlevel、「タイパ/タムパ」はtime performanceと、英語を基にできた言葉です。果たして同じようなニュアンスで使えるのかどうか、確認してみましょう。

レベチ(レベルが違う)

He is in a different level of English.
(彼の英語はレベチですね)

日本語同様、英語でもbe in a different level(違うレベルにいる)と言うことで「他の人より優れている」と表現できます。ただしこの場合、単に「別のレベルにいる」という意味になることもあるので、注意してください。

タイパ/タムパ(時間対効果)

Cost and time performance are poor.
(コスパとタイパが悪いですね)

The flight has a good on-time performance.
(そのフライトはオンタイムパフォーマンスがいい)

「タイパ/タムパ」は「タイムパフォーマンス」(時間対効果)の略で、そのままtime performanceとして使えます。一方、飛行機に乗るときにはon-time performance(オンタイムパフォーマンス=定時運航率)という語が使われることも多いので、一緒に覚えておくといいでしょう。

ガチで(本気で)

I have to study deadly serious.
(ガチで勉強しないと)

This ramen is literally yummy.
(このラーメンはガチでうまい)

「ガチで」は一般に「本気で」という意味ですが、「真面目に、真剣に」というときと「冗談抜きで、ものすごく」という場合があり、「真面目に、真剣に」はdeadly serious、「冗談抜きで、ものすごく」はliterallyを使うとうまく表現できます。

deadlyは口語で「死ぬほど、ものすごく」。literallyは「文字通りに」ということですが、会話ではよく「マジで、ガチで」といった意味合いで使われています。

チルする(くつろぐ)

Let’s chill out on the beach.
(ビーチでチルしよう)

日本語の「チルする」は英語のchill out(落ち着く、くつろぐ)から来ていて、「チルする」は英語でchill outと表現できます。なお、chill outには「冷静になる」という意味もあることから、Chill out.は「落ち着いて」というフレーズにもなります。

新しい日本語を英語にしてみよう

「エゴサ」「〇〇ガチャ」といった新しい言葉が、会話の中で一般的に使われるようになってきました。英語で話をするときにはどのように表現すればいいのか、ポイントを押さえておきましょう。

エゴサ(エゴサーチ、自分を検索すること)

A: How did you know that?(どうしてわかったんですか?)
B: I egosearched.(エゴサしたんです)

「エゴサ」は「エゴサーチ」の略で、インターネットで自分のことを検索すること。これは英語のegosearchから来たカタカナ語で、egoは「自身、自己」という意味です。egosearchで「エゴサする」、egosearchingで「エゴサ」。egosurfingと表現することもあり、このsurfingは「ネットサーフィン」のこと。

〇〇ガチャ(〇〇についての運)

He says he lost the parent lottery.
(彼は親ガチャに外れたと言っています)

カプセルトイのマシン「ガチャガチャ」「ガチャポン」にちなみ、「運次第」「自分では選べない」ことを「〇〇ガチャ」と言うようになりました。英語でもこのマシンはGachapon / Gashaponと呼ばれていますが、「運次第」という意味合いを出すには、lottery(宝くじ)という言葉を使うといいでしょう。

parent lottery(親ガチャ)、boss lottery(上司ガチャ)など、英語圏でよく使われる言葉というわけではありませんが、言おうとしていることは通じるはずです。

〇〇構文(〇〇らしい言い方)

Do you think this is a writing style typically used by middle-aged men?
(これはおじさん構文だと思いますか?)

人気マンガ/アニメ「ちいかわ」のキャラクターたちが話す「ちいかわ構文」など、「〇〇らしい言い方、話し方」を「〇〇構文」と呼びます。文法用語としての「構文」にはsentence structureやsyntaxを使いますが、これでは「〇〇構文」の持つ意味合いがうまく伝わらないので、writing style typically used by …(…によって典型的に使われる書き方)とするといいでしょう。

「書き方」ではなく「話し方」について言いたいのであれば、speech style typically used by the characters in the comic “Chiikawa”(マンガ「ちいかわ」のキャラによって典型的に使われる話し方)のようにするといいでしょう。

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)

I think this is what I accomplished in college.
(私のガクチカはこれだと思う)

「学生時代に力を入れたこと」を略して「ガクチカ」と呼び、学生や採用担当者の間で日常的に使われるようになりました。英語にするときは「力を入れた」の表現方法がポイントになりますが、例えばaccomplish(達成する、成し遂げる)を使ったwhat I accomplished in college(大学で成し遂げたこと)が、「ガクチカ」に近い表現となります。

思わず口から出てしまうこのひとこと

これまで使っていた語が少し形を変えたり、別の意味になっていたりということがあります。日本語の会話の中で何気なく出てくる表現を、英語ではどう言えばいいかを考えてみましょう。

ほぼほぼ(だいたい)

It’s pretty much done.
(ほぼほぼ、できています)

「ほぼ」を強調した言い方が「ほぼほぼ」。「ほぼ」よりは完成に近いけれど、まだ完全ではないといった状況で使われます。「ほぼ」も「ほぼほぼ」も英語ではalmostで表現できますが、口語的な言い方pretty muchを使うと、「完全にというわけではないけれど、だいぶいい線行っている」という感じが出せます。

一生(ずっと)

I was drinking with them the whole time.
(彼らと一生=ずっと飲んでました)

「一生」と言うと普通は「生まれてから死ぬまで」で英語ではlifetimeと表現できますが、最近は「ずっと」「延々と」という意味で使われることがあります。英語のthe whole timeは文字通りには「全部の時間」ですが、「初めから終わりまで」「ずっと」という意味であることから、「一生=ずっと」のニュアンスに近いと言えます。

それな

A: This is what you were talking about.(これのこと話していたんでしょ)
B: That’s it.(それな)

「それな」は「そうです」「その通り」といった意味で使われるあいづち。That’s it.は「それがそうです」という言い方で「そうです」を表し、「以上です、もう終わりです」という意味で使われることもあります。このほか、Right.(そう)やExactly.(まさに)、For sure.(確かに)も、「それな」に近い状況で使えます。

サイコーですね!

A: We finished earlier than expected.
(思ってたより早く終わりました)
B: Perfect!
(サイコーですね!)

「すごくいい」「よくできた」を「サイコーですね」と言うことがありますが、これは英語のperfectに近いと言えます。perfectは一般に「完全な、完ぺきな」ということですが、普段の会話ではgood、greatとほぼ同じ意味となり、Perfect!と言われたら「よかった、いい感じです」と言っているものだと考えていいでしょう。

新たに覚えた表現を英会話の中で活用しよう

ここでご紹介した表現を使うと、例えば以下のような会話をすることができます。いずれも親しい間柄で使うくだけたフレーズであることに注意してください。

職場で同僚と

A: We’re behind schedule. We have to do it deadly serious.
(予定より遅れてる。ガチでやらないと)
B: Time performance is poor. Maybe we should chill out a little.
(タイパ悪いよ。少しチルしたほうがいいかも)
A: That’s it.
(それな)

友人と

A: I think this is what I accomplished in college.
(私のガクチカはこれだと思う)
B: Perfect!
(サイコーだね!)
A: And you? Have you finished your resume?
(そっちは?履歴書、書いた?)
B: Pretty much.
(ほぼほぼ)

(まとめ)実践してみよう

新しく覚えた言葉は、実際に使ってみるとより早く身につきます。

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